主人公・並びに物語の中心人物とは? わかりやすく解説

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主人公・並びに物語の中心人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:12 UTC 版)

やすらぎの刻〜道」の記事における「主人公・並びに物語の中心人物」の解説

浅井根来)しの(あさい(ねごろ) しの) 演 - 思春期青年期昭和編):清野菜名晩年平成編):風吹ジュン 山梨県西部山間集落小野ケ沢」に生きる少女養蚕農家根来家の同業者娘。B型3歳時に実母死去6歳韮崎本家祖母宅に預けられるが、その祖母死去して居づらくなる。家出経て14歳時分、訳あって根来家に引き取られてきた。底抜け明るくお転婆細かいこと気にせず、どこか抜けている点がある。度胸満点特技薙刀県大会2位輝いたほどの腕前)。男子相手喧嘩にも怯まずに立ち向かい、度々騒動起こしてしまう。 やがて年頃になり、三平密かに文通し合う仲になる。 戦中昭和16年には国防婦人会大東亜戦争太平洋戦争〉の開戦後大日本婦人会へと改められる)からの依頼により、近隣女子たちに薙刀教える。 アヤ死後、公平がたまたま見つけた公次からの手紙によると、元々は公次の妻となるために根来家に引き取られとのこと成長するにつれ、道場剣道師範代務めていた良吉にも心惹かれてゆく。 当初戦争肯定的で、戦争に行くことを躊躇う三平や公平を「弱虫」と突き放すその後、「国のために働きたい」と根来家を離れ横須賀浦町にある海軍病院働き始める。しかし、そこに運ばれて来る傷病兵の姿を目の当たりにし、次第戦争へ恐怖感じるようになる。 公次と三平死去後海軍病院辞め、再び根来家で暮らし始める。 根来家で再び暮らし始めてから三平の子どもを妊娠していることが発覚当初1人育てるつもりだったが、公平と結婚する運びとなり、昭和18年10月無事に剛を出産昭和23年、公平との間にできた竜を出産平成元年に竜に招待され東京見物をするも馴染めずに早めに山梨へと戻る。このとき、孫の翔が気がかりとなり、公平のある作戦加担し連れ出すことに成功する山梨では四男家族同居していたが、新居建てるとのことで再び公平との2人暮らし戻ったまた、この頃から暇を見て裂き織り再開するうになる平成2年頃には縄を綯ったり保護用袋がもったいないとの理由新聞紙大量に作る生活を送っている。なお、公平からは「「ほらほら」が増えた」「ホラホラばあさん」とツッコまれていた。 預かったしのぶのことは「自分似ている」として気にかけている。なお、公平から「男が気になりだしたのはいつか」との問いには「14歳」とサラリ答え動揺させる。 公平とみどりの関係には勘づいていたものの、翔に「妬かないのか」と問われると「久々に青春をしている」「熱が冷めれば治る」「春になれば治る」などと余裕持って答える。 217話では翔の弟の昇になりすましたオレオレ詐欺遭ってしまうが、詩子機転によって未遂で終わる(この件に相当ショック受けたよう)。 公平が剛に三平の子であると告げたとされる件については「言わなくていいこと言った」と立腹気味で「ボケかけている」「頭脳明晰だから自分考えて」と厳しめなことを言う。 平成23年頃には87歳になっている地震後、翔からしのぶらと連絡つかないことを聞く加え、公平が家を出て道に迷ってしまう事態にも遭う地震後会った竜の姿には「どうしてああなってしまったのか」と嘆く。しのぶらの無事を公平と祈り239話にて里子とは再会する令和元年96歳で健在である(裂き織り続けている)。竜のことで警察訪ねて来たときには動揺するも、公平に智恵絞って国勢調査」とごまかした一方、「ときどき三平会っている」と言い出したときには公平を呆れさせる。 245時点で、圭夫婦によって勝手に自分らの土地借金返済充てられていた事実告げられ、その借金の額に愕然とする。 栄の当初の構想では、キャスティング昭和編のしのを演じるのはアザミ平成編のしのを演じるのは摂子であるが、のちに平成編のしのは律子演じることになった栄一によると、天国では『道』人気番組である一方でしのも人気があり、「しのちゃん会」なるファンクラブ結成されたという。 根来公平(ねごろ こうへい) 演 - 青年期昭和編):風間俊介晩年平成編):橋爪功 山梨県西部山間集落小野ケ沢」に暮らす、養蚕農家根来家の四男。大正13年1月1日生まれ家族共に暮らす住所は「山梨県西巨摩郡淵村小野ケ沢一二六」。O型小さい頃から“ついてない”ことばかり起きるため、13歳にして「うまくいかないのが人生」と達観し夢や希望持たず生きていた。そんな折、同業者の娘・しのが根来家に引き取られ来て家族加わった女に一瞬で恋をしてしまう。口癖は「ついてない…」。気が弱く、口は軽いほうである(祖父譲りらしい)。しのからは「弱虫と言われている。なお、老年期においても幽霊怪談話は苦手なようであり、よくチョボクレを歌うようになっている煙草吸っており、酒も好きなようである)。 人生うまくいかないとばかり同級生らからの、からかい対象になっている三平の死など紆余曲折経て1歳上の初恋相手・しのと結ばれ家族を築く。 平成編では竜に招待され東京見物するところから本編が始まる(ときどき本編ナレーション担当)。竜の東京での生活驚きつつ、引きこもりがちな翔に気が付く。そして「土に触れていないから」との独自の見解から、とある作戦思いつき、翔を東京から連れ出すことに成功する当初は四男家族同居していたが、四男家族新居建てるとのことで再びしのとの2人暮らし戻った(このことについては肯定的に受け取っていた)。なお、農家仕事大きくしていくことには反対の立場である。 平成2年頃には翔に続き里子の娘・しのぶのことも預かることとなり、ニキビ自慢する平成4年年末には孫らの顔を見ることができ、久々に賑やか正月を過ごす。 平成10年秋頃に、居酒屋ママのみどりと出会い格好つけるために「女房はいない、死んだんだ」「子どもは1人いたが行不明」などと嘘をつく(しのには申し訳なく思っていたが、欲望には勝てずに再び会い行った)。みどりと良いになっていたところ、突然やって来たみどりの兄との間にひと騒動起きる(当初本当に後悔していたが、翔から手助けされるうちに「若いうちには苦労したほうがいい」と心の声を漏らすようになっていた。この件を聞いた巌からは「どうにもならん」と言われていた)。また、測量やり直しによって土地を失うという憂き目にも遭ってしまう。一方、翔と詩子結婚決まり、翔が新たにブドウ栽培始めるという出来事には喜んでいた。 216話では長年親友であったハゲを失う。 平成12年時点ではとうとうニキビ小野ヶ沢を去り幼なじみ1人もいなくなってしまう。 剛に三平の子であると告げた件では、しのには「記憶にない」と発言する。が、自信がなく、みどりの居酒屋で剛に確認をする。 平成23年時点では86歳である。地震巻き込まれ、翔がしのぶを案じる様子を見るにつけ、若い頃空襲時にしのを探し回った自分重ね合わせる。そして、なぜだか、気が付くと子どもの時分から歩き慣れたはずの道を歩いており、そのうち帰り道も分からなくなって迷ってしまう。発見され直後泣き出し疲れ果てて眠るも1晩経つと平静保っていた。地震後にやって来た竜の言動には立腹し、竜を殴りつけた剛には同調していた。 令和元年95歳であり、足腰弱り独り言増えているが健在である(チョボクレ健在)。240話では夢か現実か、過去自分と対面を果たす。竜の逮捕報道番組知り愕然とする245時点では、とうとう先祖代々土地を失う憂き目遭い、剛に引き取られることとなる。 栄の構想では、平成編の公平を演じるのは六郎である。なお、栄が『道』作るにあたって最初に思い浮かべた光景は、ロクにとっての原風景である昭和19年ころの写真と全く同じ道を、ロクと同じ顔をした大人の公平が歩いている様子であったが、直後に栄は物語開始時点における公平について「彼はまだ大人ではない」と考え改め若々しい顔立ちの公平へと姿を変えた根来アヤ(ねごろ アヤ) 演 - 岸本加世子 公平の母。四男二女育てる、大らかな人柄であり、行き場なくなったしのを家族として温かく受け入れる。 46話にて、公次へ贈る裂き織り作るための機織り中に倒れそのまま帰らぬ人となる(冴次の死から1年ほどしか経っていなかった)。なお、集落人々満蒙開拓団準備のために忙がしく、葬儀身内のみで行われた根来冴次(ねごろ さえじ) 演 - 佐戸井けん太 公平の父声を荒げることは少なく穏やかな物腰優秀な養蚕農家である。不況によって生糸の値が下がり、元に戻る当てのない状況にはどうにもならず、苦悩していた。 21話にて、公平と三平アヤやしのを連れて根来家の墓参りをした際、犬山旦那から国策による食糧増産のために桑畑潰してイモカボチャを作らねばならなくなると言われたことを明かし、かつて自身祖父としのの祖父小野ケ沢に新種である「一ノ瀬」を持ち込んで栽培始め小野ケ沢が「シルクの里」と持て囃される礎を作ったこと、公次が海軍航空隊志願する気でいることも話した上で三平墓参り最中でさえ絵に夢中になっているのを叱責し直後、突然心臓発作思しき態となり、しのと三平懸命に心臓マッサージ行い、公平は助け求め走ったものの、それから10もしない内に亡くなったアヤ葬儀駆け付けた親戚の内、母方伯母からの評判良くなかった根来公一(ねごろ こういち) 演 - 佐藤祐基 根来家長男。A型。父亡き後家長として、先祖代々土地を守るべく、一家をまとめる。口数少ないが、感情的になる一転して饒舌になる。 三平戦争行きたくないために兵と同じように山へ逃げと言った際には「そんなことをすれば絶対に捕まって拷問を受けることになり、根来の家も非国民と見なされて自分を含む全員捕まって拷問を受ける」と怒鳴って反対した。しかし、その果て三平自殺選んだに対しては、真っ先亡骸抱きしめて涙を流しその後自分言ったことが三平追い詰めたのを後悔するかのように無口となった。それから程なくして紀子亡くなったとの知らせ聞いた際には公平と共に水沼へと駆け付け鮫島家意向小屋ごと彼女の遺体焼こうとしていた村の住人達制して彼女を弔おうと試み、その姿勢感化され住人達の手助けもあって無事に人並に弔うことが出来た農家当主長男兵役免除事実上なっていたが、45歳までの成人男子対象とする「根こそぎ動員」が導入されて、昭和20年赤紙届き家の後の事を公平に託して6月出征する天津近く武装解除され、ナホトカラーゲリでの強制労働から帰還戦地恐怖心から人を殺めたことを悔い続け、ほとんど家に帰らず兵の窯で炭焼き没頭するうになる平成編では既に亡くなっており、その詳細作中では描かれていないが、仏壇飾られている遺影を見る限り中年おじさん」と呼ばれるような歳になるまでは健在であった模様根来公次(ねごろ こうじ) 演 - 宮田俊哉 根来次男。公平の兄(登場時は17歳)。生真面目人柄で、口下手だが、働き者家族思い生糸の値が下がったまま戻らず加えて日本取り巻情勢厳しくなるにつれ、海軍航空隊)へ志願し三平家族託す公平に対し自身海軍志すきっかけ一つが、在りし日の冴次から聞いた日本では見ることの出来ない南半球星空に浮かぶ南十字星」をこの目で見ようとの思いであることを示唆する発言をしている。 公平がアヤ死後発見した若き日の冴次がアヤ宛に送った手紙とは別にあった公次自らがアヤ送った手紙によると、しのが根来家に引き取られた際に「もしかしたら、将来自分の妻にしようとアヤや冴次が考えていたのでは」と察しており、加えて両親望み自分たち兄弟皆がそろって桑畑耕して穏やかに暮らすことであったのを分かってはいたが、先述状況故に海軍志し加えてしのとの結婚も「軍人ならいつ死ぬのかわからないから、彼女を悲しませてはいけない」と断っていたことが明かされた。 アヤ葬儀には間に合わなかったが、配属先の霞ヶ浦から無事に一時的ではあるが)小野ケ沢へ戻って来る。 第68話にて、再び小野ヶ沢へ戻って来る(その頃には気持ち落ち着けるために煙草を吸うようになっていた)。 第69話で根来家の墓参り済ませ家族それぞれとも言葉を交わしたその様子から、皆、口には出さなかったものの、公次なりの根来家への別れ挨拶であったことに気付いていた。また、本人の言によると「訓練生毛の生えた程度」ながらも零戦操縦士として外地ラバウルへの転属決まったとのこと。 ある夜、信子幸子飛行服姿の公次と思わしき人影を家の前で目撃し2人呼ばれた公平もこれを目の当たりにしたのに対して敬礼してさらに顔に笑み浮かべてから幽霊のごとく姿を消す。これに対して根来家では南方戦死した公次が霊となって家に帰って来たのではとの憶測生じるが、それから程なくして公次からの手紙が届いたことで一同安堵したものの、それは例によって軍による検閲入ったあちこち塗り潰されたものであった。しかし、その文面から一同はしのが公次にお国のため働くにはどうすればいいのか?」という内容の手紙を送っていたことを察する。それから年が明けた昭和18年ある日先年8月7日ガダルカナル島戦死したことが死亡通知によって根来家に伝えられた。奇しくも戦死した日付人影見た日と同じであったまた、戦死時の階級飛行兵であった根来三平ねごろ さんぺい) 演 - 風間晋之介 根来三男大正11年4月6日生まれA型口数少ないが、成績は優秀で絵が得意。喧嘩には弱い。室井先生慕っている。 室井先生特高連行された件では、彼と親交があることに目をつけられガキ大将犬山からいじめられる一幕もあった。 美大へ行く夢を持っていたが、家に進学するだけの経済的余裕無かったことから諦め農業従事する年頃になると、しのと文通し合う仲になるが、次第戦争肯定的なしのとの間には摩擦生まれ文通途絶え会話少なくなってしまう。 軍事教練前にしての軍より同世代男子一同呼び出された場においてはお国のために命を捨てる覚悟の無い理由を「死ぬのが怖いから」と正直に言ったことがきっかけで、教官らから目を付けられ苛烈扱いを受けるが、それでも戦争反対の立場変えず本心曲げなかった。「俺より年上なのに要領が悪いよ」と評した公平には「お前は賢いよ。でも、それは卑怯者だ」と言った。 第98話の昭和18年1月初旬時点にて戦争激化し同月10日甲府第四十九連隊への入営が迫る中、家族の前で改め戦争に行くことを拒否する公一から猛反対される。そして、第99話1月7日にて家の屋根の上服毒自殺遂げ物言わぬ遺体となった姿を公平や公一目の当たりにする。しかし、徴兵拒否理由での自殺戦時下においては大罪に当たる行為であるため、公一提案により表向き前々から手掛けていた雨漏りのする屋根修理中に足を滑らせ転落死した「ただの事故死」であるかのように偽装された。偽装工作成功はさせたものの、本心では誰もがあの時山へ逃げるのを反対さえしなければ三平は今も山の中のどこかを生きて自分の足で歩いているだろう」と罪悪感を抱くことになる。 平成編では、しのに姿を目撃されたり、公平の夢に登場する根来信子(ねごろ のぶこ) 演 - 幼少期栗本有規井上希美 根来家長女。しっかり者三平家族の前で戦争に行くことを拒否する中、泣きながら生きて帰ってと言った平成編では兵がしのや公平と再会するより10年ほど前に亡くなっている。 根来幸子(ねごろ さちこ) 演 - 幼少期遠藤璃菜木下愛華 根来次女甘えん坊な面があり、公平曰く変わったところがある」。 幼少から歌が得意だったが、成長するにつれ、1度聴いた曲を諳じられるようになる平成編では結婚しており、長崎県暮らしている。 238話における公平の言によると、平成23年時点においても健在である。 根来剛(ねごろ たける) 演 - 原田野路大熊大貴平・しのの長男実際父親三平)。昭和18年10月生まれ命名者はしの。通称は「ゴウ」。 根来竜(ねごろ りゅう) 演 - 長橋玄弥 公平・しのの次男昭和23年生まれ根来兵(ねごろ てっぺい) 演 - (昭和編):平山浩行→(平成編):藤竜也 公平たち根来家の本家一人息子本家と言っても現在は没落しており、彼自身年老いた母との2人暮らし)。炭焼き猟師生業としている。硬派ケンカ強く暴れん坊として界隈の町にもその名を轟かせている。このため、公平たちにとっては頼りになる兄貴分のような存在。なお、死別した父親鉄郎と冴次が兄弟である関係で、公平ら6人兄弟姉妹にとっては父方従兄弟同士でもある。 第18話にて母と死別通夜の時も葬儀の時も一滴も涙を見せず落ち着いて振舞っていた。しかし、アヤ亡くなった際には単に「アヤ倒れた」とだけ伝えられていたのか彼女に迫るや「死んだらいかん!」と叫びながら手を握るが、そこでようやく彼女が既に亡くなっているのに気付き枕元号泣していた。 戦況激化に伴い召集令状が届くが破り捨ててしまう。それを咎めにやって来た公平や公一別れ告げ1人で山に消えていった。なお、徴兵拒否当時の時代背景からすれば重罪にあたるとされ、警察ばかりか町の青年団加えて、軍による多く兵員軍用犬をも投入した大規模な山狩りが行われたものの、誰も彼を見つけることは出来なかった。 第98話の公一三平対する山おじの話によると、山中三日三晩説得試みた応じず、自ら果てたかのように偽装し、切り落とした自分の髪にの血をたっぷりとつけたものを山おじに手渡して役所にこれを証として死んだ届けてくれ」と頼み、さらに山の奥の方に逃げて行ったとのこと平成編にて、約50年の時を経て存命であることが分かる根来家が物置として使っている廃屋住み、再び炭焼き始めるが、翔いわく「身体弱っている」状態であった。翔からは「鉄じいちゃん」と呼ばれる。 翔のことを気に入ったらしく、冬には一緒に山に籠るが、その頃から体調悪化していたようで、160話にて、翔に洞窟の中で亡くなっているところを発見される医師見立てによると、死後10日ほどが経過していた。 根来ギン(ねごろ ギン) 演 - 大澤洋子 兵の母。長らく連れ添った夫の鉄郎日清戦争亡くしてからは腰が曲がり老い深くなっていた。が、それでも若い時分同じよう大酒飲みで、兵と一緒に野良仕事精を出したりしていた。 民謡がとても上手く、その歌声は「小野ケ沢の住人恐れている牝熊ハナコでさえもじっと聞いていた」という逸話持ち主だった。 しかし、昭和11年時点では体調悪化して寝たきりとなっており、18話にて亡くなった(なお、ギン亡骸を目にした公平の心情描写する際、栄は律子亡くした際の自身心情重ねていた)。 ハゲ 演 - 青年期昭和編):両角周→晩年平成編):ミッキー・カーチス 小野ケ沢の住人若松家の息子。公平の親友で、「結」で結ばれた関係性のため、一家同士農作業手伝い合う仲である。仲間内からは頭の一角丸型ハゲがあることから「ハゲ」の愛称呼ばれている。のちに家族共々満蒙開拓団参加し小野ケ沢を離れる。 ある秋の日ラーゲリでの強制労働経てニキビ一緒に帰還する昭和25年正月密かに惚れ続けていた幸子を嫁に欲しいと根来家を訪ねて来るが、幸子ジョーのことが好きだ知って諦めた平成編でも健在。公平・ニキビ集まって日頃の不満を解消している。 215話では町の診療所閉鎖されたことを嘆いていた(運転免許所有していないことが分かる)。なお、この回で救急搬送されてしまう(ニキビ発言から、妻は認知症傾向があり、寝たきりであることが判明する)。また、生存可能性は五分五分であるといわれていた。 216話にて搬送され病院死去ニキビ / 甲田正之 演 - 青年期昭和編):関口アナム晩年平成編):山本圭 小野ケ沢の住人甲田家の息子。公平の親友で、家族同士も「結」で結ばれている。仲間内からはニキビ面であることから「ニキビ」の愛称呼ばれている。のちに家族共々満蒙開拓団参加し小野ケ沢を離れるその後、公平へ送った手紙で、戦局悪化による「根こそぎ徴兵」で赤紙が来たことを告げるが、その手紙は検閲によって満州での戦況についての部分全て塗り潰されていた。 ラーゲリでの強制労働経て帰還平成編でも健在。公平・ハゲ同じく近代化には反対の立場であり、集まって世の中への不満を漏らしている。 翔に対するしのぶの想いには気が付いている節があった(翔・しのぶ・詩子対面したところを目撃しており、「三角関係と言っていた)。 公平を居酒屋オモチャ」に誘い、それが間接的ながらも騒動原因となってしまう。 平成12年時、公平に、娘に言われたために小野ヶ沢を離れて埼玉引っ込むことを告げる。公平によると別れるときには大泣きした、とのこと青っ洟あおっぱな) / 村山大助 演 - 若林元太 小野ケ沢の住人村山家息子。公平の親友で、仲間内からはいつも鼻から青っぽい汁を垂らしていることから「青っ洟」の愛称呼ばれている。のちに家族共々満蒙開拓団参加し小野ケ沢を離れるラーゲリでの強制労働倒れてしまい、現地凍死した

※この「主人公・並びに物語の中心人物」の解説は、「やすらぎの刻〜道」の解説の一部です。
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