主人公一家とその近辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:42 UTC 版)
「ケメコデラックス!」の記事における「主人公一家とその近辺」の解説
ケメコ 声 - 斎藤千和 突如、三平太の前に現れて、彼の「ヨメ」になると宣言した謎の人型ロボット。2頭身なコミカルな容姿をしている。中の人(パイロット)はエムエムだが、ケメコに乗ると人格が変わって強気かつ奔放な性格となる。 機能的にはパワードスーツに近いが、サイズ・形状的に人が入るには無理があり、エムエムがどんな状態で中に入っているのかは謎。口の部分が開いてエムエムが顔を覗かせたり、出入りを行なう。見かけによらず戦闘能力は高く、素手での格闘術に加えてガトリング砲や巨大カッターなどの武器を駆使する。デフォルトの形態は緑の髪に赤いボディスーツだが、色々なコスチューム・装備を着用して容姿を色々替えられる。おはぎが得意料理。元々ヴァニラが乗るキリコの試作機であり、ミシマ電機の製品である事を示すマークが付いている。使用するのには多大な力を使うらしく、超常の力を持つ早川ですら5分しか持たない。 対外的にはアケボノ高校の教育実習生として着任し、保健医から恋愛カウンセラーを経て、現在は校長代行と謎の出世を遂げている。やたら授業を潰して怪しいイベントを催したり、「敵」の襲撃に備えて勝手に校内を改造してあちこちに武器を収納している。 エムエム 声 - 戸松遥 ケメコの中の人である謎の美少女。ピンクの髪をしている。宇宙服としての機能も持つ白のボディスーツを着ており、5巻では新たなスーツに代わった。口調や態度はケメコ時と同じく強気に見えるが、素は恥ずかしがりやの性格で臆病な所もある。「ケメコに乗らないと私は何も出来ない」と語り、三平太からはケメコの中に引きこもってることからケメこもりと呼ばれている。三平太とリョーコ、ユキナなど裏事情に関わる人間を除いた普通の人々はエムエムの存在を知らず、ケメコが人間であると思い込んでいる。小林家の屋根には彼女の小型宇宙船が突き刺さっている。バニラアイスが好物。 ヴァニラ曰く、本名「三志摩命(みしま めい)」。ミシマ電機の創設者で初代社長の三志摩宗一郎の娘。詳細は不明だが父を殺して究極の発明ナノボールを奪い取ったとされており、エムエム本人も否定はしていない。だが、その話を聞いて尚も自分を信じてくれた三平太に対して惹かれていった。三平太の初恋の少女に似ているがエムエム本人は否定し続けていたが、実は真命が起こした事件により昔の記憶が欠損していた事が判明する。正体は宗一郎が作った人造生命体。 初恋の少女 10年前、三平太と共に遊んだ本名不明のワンピースの少女で、三平太にとっての初恋の少女。エムエムに似ているが、エムエム本人は別人だと語っていた。三平太との別れの際、「引越しをする」と言い残して、10年後に再会を約束する。その際、謎の物体を三平太に食べさせた。 イズミとも友人だったらしく、イズミからは「ミッちゃん」という愛称で呼ばれていた。出会った際にSFチックな服装から瞬時にワンピースに着替えるといった特殊能力も見せる。 小林三平太(こばやし さんぺいた) 声 - 喜多村英梨 本作の主人公。10年前に別れた初恋の少女を想っている少年。アケボノ高校に通う16歳。トラブルは極力避けていきたい平凡主義者だがケメコ=エムエムと出会い、彼の平凡な日常は脆くも崩れ去る。好きなことはごろ寝。 ミシマ電機が発明した究極の発明「ナノボール」を体に取り込んでおり、危機の際には圧倒的な力を発揮する事もある。 玉置浩二のファンらしくユキナにCDを薦めていた。 小林タマ子(こばやし タマこ) 声 - 後藤麻衣 三平太の妹。12歳。兄や母に似ずしっかりした性格で、働いている母に代わり家事全般をこなす。自分が小林家を支えるという使命感が強く、一方で家で唯一頼れる存在であるケメコの事を「お姉さま」と呼び慕っている。ケメコの影響で以前以上にハイテンションな性格になっており、フライパンを凶器として使用する。兄に対しては、ぞんざいな態度をとっているが、基本は礼儀正しく、年上の幼馴染ともいえるイズミに対しても"さん"付けしている。 小林ふみ子(こばやし ふみこ) 声 - 川澄綾子 三平太の母。眼鏡っ子。職業は漫画家。左利き。ノリがよく、おおざっぱでマイペースなナイスボディの女性。遅筆なのか締め切りをロクに守らず、担当の葵ちゃんの生活を侵食している。32歳を超えているのに、18歳と称してミスコンに出場するなど、とにかく仕事をしない。母親らしく鈍感な息子を気遣い、色々周囲に世話を焼くおせっかいな面もある。ケメコについては有能な漫画アシスタントでもある事もあって好意的。 単行本では番外編として彼女の高校時代が書かれており、当時から腐女子だった。また元は右利きだったが、交通事故で右手を骨折したため、左手描きをマスターしたらしい。 葵ちゃん(あおいちゃん) 声 - 千葉紗子 ふみ子の担当編集者。25歳。締め切りを守らないふみ子に仕事をしろとせかすのがお約束。作品開始当時は彼氏がいたのだが、ふみ子に振り回される日々のうちに別れている。ふみ子にはいい印象は抱いていないが、彼女の子供たちに対しては愛想よく接しており、特に娘のタマ子は可愛がっている。
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