チーム・5D's
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「遊☆戯☆王5D's WORLD CHAMPIONSHIP 2011 OVER THE NEXUS」の記事における「チーム・5D's」の解説
不動遊星(ふどう ゆうせい) チーム・5D'sのエース。どんな時でも諦めない強い心を持つ。メカニックとしても高い腕前で、サテライトで主人公と出会った際にはトオルが欲しがっていた物よりはるかに高性能なパーツを自作してみせた。主人公がシティに進出したことで再会し、お互いにWRGP優勝を目指す。シンクロ召喚を主軸としたウォリアーデッキを使用する。 ジャック・アトラス 遊星のライバル。一本気で高圧的ながらも正義感は強く、自分のD・ホイールを盗んだシドにも全力で立ち向かっていった。パワーを重視したドラゴンデッキを使用する。 クロウ・ホーガン 遊星のライバル。サテライトでリリを連れてきた主人公を誘拐犯と勘違いしたことが初めての出会いだった。シティ進出後はD・ホイーラー仲間として親しく接してくれる。BF(ブラックフェザー)デッキを使用する。 十六夜アキ(いざよい あき) 遊星の仲間で、つい最近D・ホイーラーになったばかり。スピードに魅せられ、ライディング・デュエルに挑む。植物族デッキを使用する。 龍亞(るあ) 遊星を慕う少年。デュエル・アカデミア小等部所属。デュエルが大好きで陽気な少年。D(ディフォーマー)デッキを使用する。 龍可(るか) 龍亞の双子の妹。龍亞とは対照的に真面目な性格。シモッチバーンデッキを使用する。 ブルーノ メカニックを務める記憶喪失の青年。とても明るい性格で、機械いじりが大好き。アニメからの設定の変更については後述。
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チーム・5D's(ファイブディーズ)
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「遊☆戯☆王5D's」の記事における「チーム・5D's(ファイブディーズ)」の解説
WRGPに出場するため、遊星達が結成したチーム。シグナー5人に龍亞・ブルーノを加えた7人で構成されている。それぞれの役割は選手の遊星、ジャック、クロウ、アキ。メカニックのブルーノ。サポートの龍亞、龍可。
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チーム・5D's
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「遊☆戯☆王5D'sの登場人物」の記事における「チーム・5D's」の解説
不動 遊星(ふどう ゆうせい) 声:宮下雄也(RUN&GUN) 本作の主人公。初登場時18歳。シグナーの1人で、初めは竜の尾の痣を持っていたが、後にドラゴンヘッド(竜の頭の痣)を受け継いだ。デッキは低レベルの戦士族と機械族を中心とし、多彩なシンクロモンスターを切り札とするジャンクデッキを使用する。エースカードは「スターダスト・ドラゴン」。仲間達の集めたジャンクパーツを組み上げ製作した、二輪の赤いハイブリッドタイプのD・ホイール「遊星号」に搭乗する。頭脳明晰で手先が器用。機械やコンピュータに関する技術はセキュリティの鑑識より優秀と評されるほど優れており、身体能力も高い。 普段は冷静沈着で寡黙な青年だが、その胸の奥には熱い心を秘めている。また、この世に存在する全ての人間やカードには価値があり、不要なものなど一切無いという信念を抱いている。その熱い心は人を惹きつけ、彼の周囲には常に絆で結ばれた仲間が集結している。 サテライトで育ったが生まれはトップス(イリアステルが改変する前の歴史ではサテライト出身となっている)。両親はモーメント技術の基礎を築いた科学者で、17年前のゼロリバースにより死亡。まだ赤ん坊だった遊星はマーサハウスに預けられた。彼の名は父親が発見した遊星歯車に似た性質を持つ「遊星粒子」からとっており、他人同士を結び付け、絆を大事にして欲しいという願いが込められている。両親がゼロリバースの発端を作ったことがトラウマとなっており、それにも関わらず慕ってくれる仲間に対して責任を感じている。ジャック、クロウとはマーサハウスで育った幼馴染で共にチーム・サティスファクションの一員だった。 2年前に「スターダスト・ドラゴン」を奪いシティへ出奔したジャックを追ううちに、シグナーの覚醒を促すゴドウィンの計画に巻き込まれていく。ジャックとの対決後、シティへの不法侵入によりセキュリティに逮捕され、左頬にマーカーを刻印されるが、「収容所にいてはシグナーとしての覚醒が望めない」と判断したゴドウィンの指示により出所する。その後、龍亞、龍可、十六夜アキといった後に仲間となるシグナーと出会う。ラリー達を人質に取られて出場した「フォーチュンカップ」でシグナーとして完全な覚醒を果たし、ジャックとの因縁の戦いに勝利し新たなキングとなる。 ゴドウィンからダークシグナーの存在と、彼らが冥界の扉を開き世界を滅ぼそうとしていることを伝えられると、その野望を阻止するべくダークシグナーの戦いに身を投じていく。かつての友である鬼柳との戦いは、地縛神への恐怖と彼に対する後悔から厳しいものになったが、2度の戦いの末に和解を果たす。その後も、ダークシグナーの主犯格のルドガーや、その力を引き継いだゴドウィンを倒し、冥界の王による世界の崩壊を防いだ。同時に新たなダイダロスブリッジを架けシティとサテライトを繋げることに成功した。この戦いではシグナーの痣の力によってデッキから発現した「救世竜セイヴァー・ドラゴン」によりシンクロ召喚できる「セイヴァー・スター・ドラゴン」が切り札となった。 1年後、仲間と共にライディング・デュエルのチームトーナメント「WRGP」への出場を目指す。イリアステルの三皇帝が操る相手のシンクロモンスターを吸収(装備)する「機皇帝」に対抗するため、謎のD・ホイーラー(ブルーノ)から示されたシンクロ召喚の新たな可能性である「アクセルシンクロ」を模索するようになる。遊星はプラシドとの戦いで「クリアマインド」の境地に至ることでアクセルシンクロを完成させ、新たな切り札「シューティング・スター・ドラゴン」を手に入れた。 ラスト・ホイーラーとして出場したWRGPを勝ち進んでいくうちに、イリアステルが破滅する未来を救うためネオ童実野シティを消滅させようとしていることを知り、戦いの動機はWRGPから町を守るものへと変化していく。シティを滅ぼすべく出現した巨大都市アーク・クレイドルでの決戦では、アクセルシンクロをさらに進化させた「リミットオーバー・アクセルシンクロ」によりシンクロ召喚した「シューティング・クェーサー・ドラゴン」などにより、現代を崩壊させようとしていた未来人の支柱であるゾーンを倒し、ネオ童実野シティを救った英雄となった。 ゾーンとの戦いの後、モーメントの新たな制御システム「フォーチュン」を完成させ都市機能の正常化に成功する。自分の将来について悩んでいたが、互いに全力を出し切ったジャックとのデュエルの中でその答えを見出し、仲間達の絆を繋ぎ、皆で守ったネオ童実野シティを素晴らしいものにするため、ネオ童実野シティに残るという道を選んだ。 イリアステルの改竄がなかった本来の未来ではダークシグナーとの戦いに勝利した英雄、及びアクセルシンクロ・デルタアクセルシンクロ(「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」を使用)の開拓者として知られている。さらに、「ペガサス・J・クロフォード杯トリニダード・ライディング・デュエル・グランプリ優勝 (ムクロ、アキとのチーム)」「アメリカ横断ゴールデン・タッグ・トーナメント優勝(ジャックとのペア)」「ライディング・イン・ザ・バトルシティ優勝」「レジェンド・オブ・デュエリストキングダム優勝」など大会においても輝かしい戦績を残していた。 ジャック・アトラス 声:星野貴紀 遊星の友であり、ライバルでもあるデュエリスト。初登場時19歳。シグナーの1人で、生まれながらに竜の翼の痣を持つ。低レベルの悪魔族と高攻撃力のドラゴン族を中心としたパワー重視のデッキを使う。エースカードは「レッド・デーモンズ・ドラゴン」。モノサイクル(一輪)タイプの白いハイブリッドタイプのD・ホイール「ホイール・オブ・フォーチュン」に搭乗する。プライドが高く傲慢で自信家かつ野心家であるため、協調性に欠ける性格。また金銭感覚に疎く浪費癖がある。深影、カーリー、ステファニーの3人の女性から熱烈な好意を受け続けるなど女性人気が高い。 チーム・サティスファクション解散から1年後、キングになるという夢を叶えるため「スターダスト・ドラゴン」を奪うという誘いを受け、仲間達を裏切りサテライトを出奔する(直前に遊星にだけは真実を話している)。本人としては故郷も仲間も全て捨ててキングとなったため、何も捨てずに頂点に立とうとする遊星に対しては嫉妬心を抱いていた。 キングになると常勝不敗を誇り、そのカリスマ性により絶大な人気と名声を得る。この頃のジャックは自分が頂点であると考えており、事ある毎に自分がキングであることを誇示するような発言をしていた。巧みな戦略と話術で相手を翻弄する戦術を用い、敗者に対しては冷淡で他者に対する思いやりは皆無に等しかった。 サテライトを脱出した遊星とライディング・デュエルを繰り広げるが、赤き竜の出現により、そのデュエルは中断する。後にデュエルが中断されていなければ、遊星に敗北していたことを知り愕然とする。しばらくして収容所を出所した遊星に「スターダスト・ドラゴン」を返還した。遊星とのフォーチュンカップ最終戦は、デュエルの衝撃が自身に実際に降りかかる「真のシグナー同士の闘い」となり、壮絶な勝負の末に敗北し、入院を余儀なくされる。敗北によってキングの座を追われ、さらに表向きはトップス出身とされていたが、真の出自はサテライトであることが暴露されてしまう。 偶然傍にいたカーリーの手を借り病院を抜け出し、一時彼女の家に身を寄せるうちに、心の奥底で本当に自分を支えていたものに気付き、迷いを完全に捨てて生き直す決意をする。 ダークシグナーとの戦いにカーリーを戦いに巻き込まないため一方的に別れを告げるが、これが引き金となり、彼女はダークシグナーとなってしまう。ハチドリの制御装置でのカーリー戦において、「真に愛する者」と彼女に対する愛を打ち明け、相討ちを狙うが、ダークシグナーの意識から解放されたカーリーが自ら敗北を選び勝利する。この戦いではシグナーの痣の力によってデッキから発現した「救世竜セイヴァー・ドラゴン」によりシンクロ召喚できる「セイヴァー・デモン・ドラゴン」が切り札となった。 WRGPの準備期間中には主に試作エンジンの試運転を担当する。誰にでも強気な態度は相変わらずだが、今までに比べてコミカルな面も見せるようになった。チームのメンバーとは時々衝突することもあったが、共に行動するうちに結束を深めていった。WRGPでは主にファースト・ホイーラーとして出場し、ナスカの地で荒ぶる魂バーニングソウルに目覚めたことで手に入れた切り札「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」で活躍した。 ゾーンとの戦いの後はプロリーグでキングとなるため、武者修行を行い格段に実力を上げた。そして、最も倒すべき相手である遊星と戦い、負けはしたが互いの全力を出し切ったことに満足しシティを後にした。8年後の未来ではプロリーグのキングとなっている。 『遊☆戯☆王ARC-V』における彼についてはこちらを参照。 クロウ・ホーガン 声:浅沼晋太郎 遊星やジャックの古くからの友人で「鉄砲玉のクロウ」の異名を持つ。 使用デッキは【BF(ブラックフェザー)】。相手の意表をつく変幻自在のデュエルを得意とする。恩人であるピアスンから受け継いだD・ホイール「ブラック・バード」に搭乗する。この機体は両脇に翼を広げる「フライングモード」に変形することで、通常よりジャンプ時の飛距離を伸ばすことができる。通常のD・ホイールより出力が高く、行動範囲を広げることを前提とした作りとなっている。この翼は彼が人生の目標とする伝説のD・ホイーラーへの憧れからつけられている(伝説のD・ホイーラーのD・ホイールに翼がついていた為)。 頭の回転が速く、売られた喧嘩は律儀に必ず買う血気溢れる性格。また自分にはない家族への想いを大切にする相手にはわざと負けたりと、情に脆い一面がある。何度もセキュリティ押収物保管所への不法侵入しているため、額と両頬にそれぞれ特徴的なマーカーをつけられている。ゼロリバースにより両親と死別しており、満足な教育も受けていないが、カードを通して言葉の読み書きを学んでいた。生まれてから一度も嘘をついたことがないと自称しているが、その言葉とは裏腹に計算されつくした戦略を用意している。 チーム・サティスファクション解散後はピアスンらと共に初のサテライト製D・ホイール開発のために活動するが、ピアスンの死亡により活動は停止する。その後はB.A.D地区で子供達の面倒を見ながら、子供達のためにセキュリティからカードを盗む義賊となっていた。 ダークシグナーのせいで、世話をしていた子供達がその犠牲になったことを知り、復讐を誓い戦いに加わった。ゴドウィンとの最終決戦では、遊星がドラゴンヘッドを受け継いだことに伴い、竜の尾の痣を受け継ぎ5人目のシグナーとなった。本人から伝説のD・ホイーラーに関する真実を明かされ衝撃を受けるが、彼のかつての志を受け継ぎ奮闘した。 WRGPでは、D・ホイールの新エンジン製作と、その資金調達のために宅配の仕事をしている。チームの資金管理を担当しており、ジャックの浪費癖には頭を抱えている。恩人ピアスンの死の真相に彼の友人であるボルガーが関わっていることを突き止め、彼との決死のデュエルの最中に「ブラックフェザー・ドラゴン」をシグナーの竜として覚醒させた。 WRGPでは主にセカンド・ホイーラーとして出場し、子供達の期待と応援に応えるべく戦った。 ゾーンとの戦いの後は、遊星とジャックのデュエルを通してプロデュエリストになる道を選んだ。8年後の未来では新たにチームを組んで世界チャンピオンになるが、ジャックと戦うためシングルリーグへの参戦を表明した。 『遊☆戯☆王ARC-V』における彼についてはこちらを参照。 十六夜 アキ(いざよい アキ) 声:木下あゆ美 本作のヒロイン。初登場時16歳。シグナーの1人で、竜の足の痣を持つ。 使用デッキは【植物族】。エースカードは「ブラック・ローズ・ドラゴン」。デュエルでの行為を現実世界に具現化する超能力(サイコパワー)を持つサイコデュエリストであり、その力は彼女の心の凶暴性によって変化する。頭に付けている髪飾りは能力を制御する装置だが、彼女の感情が昂ぶり力を強く発動させると外れてしまう。 5歳の誕生日を迎えてすぐ、父との初めてのデュエルで超能力に目覚め、同時に「竜の痣」が右腕に発現する。13歳でデュエル・アカデミアに入学するが、人を傷つけてしまう超能力によって周りから孤立する。救いを求めて実家に戻るも、自分がいないにもかかわらず談笑している両親の姿を見てしまい、自分は捨てられたと認識してしまう。その後、ダイモンエリアで仮面で素顔を隠した「黒薔薇の魔女」として父へのあてつけのため破壊を繰り返していたが、ディヴァインに救いの手を差し伸べられ「アルカディアムーブメント」に身を寄せた。 本来は素直で理性的な性格だが、幼少期の経験から他者に対し過度に攻撃的になっていた。自分の力は右腕の「竜の痣」のせいであると考え、「忌むべき印」と呼び憎んでいたが、最も憎んでいたのは能力で人を傷つけることに愉悦を感じるようになった自分自身であり、破壊を愉しむもう一人の自分を「魔女」としての仮面を被ることでしか保てなかった。そのため、一人の人間としてそのままの自分を受け入れてくれたディヴァインに強く依存していた。ディヴァイン以外の人間には頑なに心を閉ざしていたが、自分と同じ境遇の龍可にはかつての自分を重ねたこともある。 シグナーと疑われていたため招待を受け出場したフォーチュンカップの決勝戦では、遊星に自分の苦しみと悲しみを見抜かれ、力を暴走させるが、敗北し涙とともに本当の救いを求める言葉を呟いた。 フォーチュンカップの後、アルカディアムーブメント本部ビルにてダークシグナーの襲撃を受け、意識を失い病院へと運ばれる。昏睡状態から目覚めた時に、ディヴァインを失ったことを知り自暴自棄になるが、デュエルの最中に交わした遊星の言葉によって両親への想いを自覚すると共に、初めて力の制御に成功し、両親と和解する。また、これ以降遊星に好意を持つようになる。 トカゲの制御装置で戦ったダークシグナーのミスティは、弟が自分のサイコデュエルに巻き込まれて死亡したと主張し怒りの矛先をアキに向けるが、デュエル中にトビーを殺したのはディヴァインだったという事実が明らかにされており、戦いを通じてミスティと和解した。 ダークシグナー戦後はデュエル・アカデミアの高等部に復学し、トップクラスの成績を治めている。またサイコデュエリストとしての力も完全に制御できるようになった。遊星とシェリーのライディング・デュエルをD・ホイールの後部座席から見たことで、ライディング・デュエルの世界に魅了され、試験に合格し搭乗資格を得た。尚、通常のデュエルにおいては遊星達と並ぶ実力者であるが、ライディング・デュエルにおいては初心者であり、その戦術や搭乗技術は未熟である。所有するD・ホイールは遊星達がジャンクパーツから作り上げた「ブラッディー・キッス」。 WRGPではベンチウォーマーとして参加し、予選第一試合では事故に遭ったクロウに代わって出場した。予選第二試合を前にした練習中にチーム・カタストロフのせいでクラッシュしてしまう。サイコパワーでD・ホイールの転倒を防ごうとするが、何故か力は発動せず全身打撲の重傷を負い病院に運ばれた。療養中に入院患者の少女ハルカ(声:福田日里)を助けることで、サイコパワーを完全に捨て去ることを決意する。 アーク・クレイドルでの決戦中、クロウとシェリーを守ろうとしたことで失われていたサイコパワーが復活し、今までのものとは異なる治癒の力を発現させた。 デュエルアカデミア卒業を控え、プロデュエリストになるか医者になるか悩んでいたが、遊星とジャックのデュエルを通して進路を決め医者となった。 龍亞(るあ) 声:洞内愛 龍可の双子の兄。初登場時11歳。 使用デッキは【D(ディフォーマー)】。エースカードは「パワー・ツール・ドラゴン」。モンスターに指示を出す際に「シャキーン」などの擬音語を叫ぶ。 仕事に多忙な両親は家に帰ってくることはほとんどなく、トップスに妹の龍可と2人で住んでいる。妹とそっくりの中性的な容姿をしており、劇中では龍可の体調が悪化してデュエルに出られなくなった際に、彼女に変装して代役を務めたこともある(ただしデッキは龍可のものではなく、自分のものを使用した)。 3歳の頃、龍可が精霊世界を守る使命を帯びたことで、自分が強くなって龍可を守らなければという気持ちを抱くようになる。D・ホイーラーになることを夢見ており、遊星やジャックなど強いデュエリストに憧れている。 シティの住民にしては珍しく、サテライトやマーカーに対する偏見を持っていない。明るく活発な性格で裏表が無く正直者だが、少々自分勝手で間の抜けた面がある。トップス育ちであることが災いし、善意の発言にも関わらず反感を買ってしまうことも度々ある。 セキュリティに追走され自宅に逃げ込んで来た遊星とのデュエルをし、独り善がりなデュエルを行うと欠点を指摘される。龍可に代わり変装して挑んだフォーチュンカップでも、対戦相手のボマーから同様の指摘を受け1回戦で敗退した。龍可とフランクのデュエル中に、龍可が精霊世界の出来事を思い出すのと前後して精霊世界に行くと、龍可の精神を支え精霊世界を守ることを決心させた。ただし龍亞自体は意識を失っており、精霊界に行った記憶は無い。 ダークシグナーとの戦いが激化する事を懸念し、アキに協力を求めるためアルカディアムーブメントを訪れるが、ディヴァインの邪な思惑から軟禁状態となる。ディヴァインに強制させられたサイコデュエルによって、自分がシグナーではないことを認めるようになり落胆する。足手まといになることを恐れ戦いに参加することを嫌がったが、龍可から今まで通りに自分を守って欲しいと頼まれ、龍可と共にダークシグナーのディマクと戦った。 その後、龍可と共にデュエル・アカデミア小等部に通っているが、成績は芳しくない。WRGPでは、龍可と共にピットクルーとしてチーム5D'sに参加した。 アーク・クレイドルの決戦では、愛する者のためにその身を犠牲にして戦う姿に赤き龍が反応し、竜の心臓の痣を持つ6人目のシグナーとして覚醒した。そして、「パワー・ツール・ドラゴン」が赤き龍の力を受け進化したシグナーの竜「ライフ・ストリーム・ドラゴン」を手に入れた。 ゾーンとの戦いの後、両親から「一緒に住まないか」と誘われ迷っていたが、遊星とジャックのデュエルを通して両親と住むことを決意した。8年後の未来ではDホイーラーになっており、クロウから自分の後任として推薦される程の実力者に成長している。 龍可(るか) 声:寺崎裕香 龍亞の双子の妹。初登場時11歳。シグナーの1人で、竜の手の痣を持つ。 使用デッキは【妖精】。エースカードは「エンシェント・フェアリードラゴン」。幼くしてハイレベルな実力を持つ天才少女。 トップスに龍亞と2人で住んでいる。落ち着いた性格のしっかり者で、龍亞のドジにも呆れながら突っ込みを入れているが、龍亞のことは「自分を守ってくれる存在」として信頼しておりシグナーになることを望んでいた。 3歳で出場したデュエルキッズ大会決勝中に突如昏睡状態に陥り、一ヶ月間デュエルモンスターズの精霊世界を訪れる。エンシェント・フェアリードラゴンから精霊世界を「悪なる者の意思(ダークシグナー)」から守るよう頼まれるが、龍亞の懸命の呼びかけを理由に現実世界に戻った。そして精霊世界を一人で守ることに恐れを抱き、意図せずこの時の誓いを忘れるようになる。 この出来事以降、龍可はクリボンなどのカードの精霊の声が聞こえるようになり、デュエルを行ったりカードの精霊の声を聞いたりすると非常に体力を消耗するようになる。また、自分の力を恐れて人々が遠ざかるのを怖がり、外出を控えるようになる。 セキュリティから逃れてきた遊星が自宅の庭で倒れているのを発見し、龍亞と共に介抱し匿う。当初はマーカーが付いている遊星を警戒していたが、黙って去った彼の言葉のない気遣いと優しさに触れて考えを改める。招待されたフォーチュンカップには出場する気が無く、龍亞に代わりを任せたが、意図的に仕組まれた敗者復活戦を行うことになる。その最中に再び精霊世界を訪れ、エンシェント・フェアリー・ドラゴンとの誓いを思い出した。 ダークシグナーからエンシェント・フェアリー・ドラゴンを助けることを望み、戦いに参加。ゴドウィン邸で龍亞のコンプレックスを聞き入れ、それでも一緒にいたいと想いを打ち明け龍亞と共にサテライトに行くことを決めた。道中、精霊世界に危機が迫っていることを知り、向かった精霊世界で「猿魔王ゼーマン」を倒した後、現実世界に帰還して龍亞と共にディマクを倒し、「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」を救い出した。 その後、龍亞と共にデュエル・アカデミア小等部に通う。本来の実力を意図的に隠しているため、学校での成績はそれほど良くない。WRGPでは、龍亞と共にピットクルーとしてチーム5D'sに参加した。 ゾーンとの戦いの後は、龍亞と共に両親と住むことになった。 ゲーム化作品『遊☆戯☆王ファイブディーズ タッグフォース6』では、何年後(作中では明言されていないが)の未来で主人公の恋人となっている。 ブルーノ チーム・5D'sのメカニック。#未来人参照。
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