えきじょう‐か〔エキジヤウクワ〕【液状化】
液状化
液状化
液状化
液状化現象
(液状化 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 08:52 UTC 版)
液状化現象(えきじょうかげんしょう)は、地震の際に、地下水位の高い砂地盤が振動により液体状になる現象。単に液状化(えきじょうか、英: liquefaction)[1]ともいう。
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- ^ “電柱や家傾く・・・高岡市伏木で液状化現象 能登半島地震 (北日本放送)”. Yahoo!ニュース. 2024年1月2日閲覧。
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液状化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 06:15 UTC 版)
「千葉県東方沖地震 (2012年)」の記事における「液状化」の解説
1年前の東日本大震災で発生した液状化現象が再び発生する「再液状化現象」が神栖市や銚子市で確認された。
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液状化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 05:02 UTC 版)
液状化とは地震等の繰り返し荷重により地盤が支持力を失う現象である。
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液状化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 00:50 UTC 版)
「2018年スラウェシ島地震」の記事における「液状化」の解説
パル市サウスパルのペトボ地区(地図)など3地域で、液状化現象による大規模な泥流が発生した。これによる被害地域は計5平方キロ以上で、いずれも傾きが1度程度のなだらかな斜面であり、場所によっては1キロ以上も地面が水平に移動、幅1キロ、長さ3キロにわたって流動した。この現象は地下水圧が高い地層(被圧帯水層)が影響しているとみられ、地震前から棒を刺すと水が出たこともあったという。現地を調査した東京大学准教授の清田隆は、水圧の高い地層の上を普段は粘土層が蓋をする形となっているが、地震によりこれが崩れ、地下水の上昇が続いて液状化が止まらなかった可能性を指摘した。なお日本で同様の大規模な地盤流動が発生した記録はない。
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「液状化」の例文・使い方・用例・文例
- 液状化できる
- 塗布として回転するボールのある(例えば脱臭薬のような)液状化粧品のディスペンサー
- 液状化しないで個体から直接気化する変化
- 水と融和しない、物を滑らせやすいまたは粘性のある液体あるいは液状化する物質
- 液状化現象を起こす地盤
- 震度6から7の地震が東海地方を襲うと,18万5800から23万1400棟が,直接に地震によって,または地盤液状化によって全壊する,と政府の中央防災会議は言う。
- 温室は倒壊し,地震に付随して起こる地盤の液状化現象が多くの水田に影響を及ぼした。
- 日本の震度7段階のうち5以上の地震によって液状化が引き起こされると砂が地面から噴出する。
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