曲げモーメント
物体を曲げる方向に作用するモーメントのこと。モーメントとは、物体に作用する力によって、ある点、あるいは軸を中心にその物体を回転方向に変位させる能力で、作用する力と回転の中心となる点、あるいは軸からの距離との積である。車両を構成するほとんどの部品、ユニットは必ず1点以上で支持または固定されており、それ自体の質量による慣性力や、その部品やユニットが機能を果たすために加わる外力によって、その部品やユニットに曲げモーメントが加わる。トランクルームに荷物を積めば、懸架位置を支点として車体に曲げモーメントが加わる。路面の凹凸などによる懸架系からの力で、車体に加わる曲げモーメントは時間的に変化し、シェイクと呼ばれる車体振動を発生させる。
まげモーメント 曲げモーメント
曲げモーメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 15:34 UTC 版)
細長い一本の船体である船舶は大波によって縦方向に折り曲げられる力(曲げモーメント)が働くため、縦方向での強度が十分に確保されていないと船体が真っ二つに折れて大事故になる。
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曲げモーメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 19:06 UTC 版)
部材の折れ曲がりに抵抗する力を曲げモーメントといい、M で書く。 曲げモーメントは、断面が変形しないように抵抗する力と認識できる。
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