カンタベリー地震 (2011年2月)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 07:49 UTC 版)
カンタベリー地震(カンタベリーじしん)は、2011年2月22日12時51分(現地時間[2])にニュージーランドのカンタベリー地方で発生したモーメントマグニチュード(Mw)6.1の地震である[3]。特に被害を受けた都市クライストチャーチの名を取って「クライストチャーチ地震」「リトルトン地震」[4]、また単に「ニュージーランド地震(NZ地震)」と呼称される場合もある。
- ^ a b c 『朝日新聞』2011年3月1日付1面
- ^ 通常はUTC+12であるがサマータイムを実施しているため、実際の時刻より1時間進んでいる。
- ^ a b Magnitude 6.1 - SOUTH ISLAND OF NEW ZEALAND 2011 February 21 23:51:43 UTC(2011年2月25日時点のアーカイブ) アメリカ地質調査所
- ^ ニュージーランド,Mw7.1ダーフィールド地震に伴った地表地震断層 活断層研究会
- ^ 主な余震については、「en:February 2011 Christchurch earthquake#Main aftershocks since 22 February 2011」参照。
- ^ Magnitude 6.1 - SOUTH ISLAND OF NEW ZEALAND 2011 February 21 23:51:42 UTC #Summary(2011年5月10日時点のアーカイブ) アメリカ地質調査所
- ^ 遠田 晋次:ニュージーランド南島クライストチャーチにおける2010年9月の本震と2011年2月の最大余震 第四紀研究 Vol. 50 (2011) No. P157-159
- ^ <NZ地震>震度6強に相当…940ガル「阪神」並みの揺れ 毎日新聞 2011年2月23日 事業継続(BCP)のための災害対策
- ^ “NZクライストチャーチで地震、M5.8が2回”. AFPBB News. (2011年12月23日) 2011年12月23日閲覧。
- ^ a b 遠田晋次:ニュージーランド南島クライストチャーチにおける2010年9月の本震と2011年2月の最大余震 第四紀研究 Vol. 50 (2011) No. 3 P 157-159
- ^ (2011/02/25) 2011年02月22日 ニュージーランド南島で発生した地震による強震動 防災科学技術研究所
- ^ 2011年クライストチャーチ地震の強震記録 京都大学 防災研究所
- ^ Rebecca Howard; Lucy Craymer (2011年2月22日). “ニュージーランドでM6.3の地震―日本人負傷者も”. ウォールストリート・ジャーナル 2011年2月22日閲覧。記事は現在表示されず。
- ^ “ニュージーランド南島でM6.3 複数死者と現地報道”. 共同通信. (2011年2月22日). オリジナルの2011年2月24日時点におけるアーカイブ。 2011年2月22日閲覧。
- ^ “NZ地震で最大規模の液状化…日本研究者ら確認”. 読売新聞[リンク切れ]
- ^ 在ニュージーランド日本大使館 (2011年2月23日). “クライストチャーチにおける地震の発生(2月24日)”. 2012年2月7日閲覧。
- ^ “NZ地震:ビル崩壊現場の捜索打ち切り 生存者なしと判断”. 毎日新聞. (2011年3月3日). オリジナルの2011年3月4日時点におけるアーカイブ。 2011年3月3日閲覧。
- ^ List of deceased – Christchurch earthquake New Zealand Police
- ^ “NZ地震:新たに2遺体をCTVビルで発見”. 毎日新聞[リンク切れ]
- ^ A fost găsit trupul româncei dispărute în timpul cutremurului din Noua Zeelandă Antena3 2011年3月22日
- ^ 全員、地震発生当時CTVビル内におり、崩壊後に発生した火災により遺体のDNA鑑定ができず身元特定に至らなかったため、現場の遺留品や当日の目撃証言、銀行口座や携帯電話の使用記録、パスポートの入出国記録など周辺情報を総合して検視官が死亡と認定した“Work to identify earthquake victims completed”. New Zealand Police (2011年9月8日). 2016年2月24日閲覧。
- ^ “'Extraordinary' Christchurch quake victim inquest”. New Zealand Police (2011年5月16日). 2016年2月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g CTVビル3階の2001年から入居していた語学学校は2010年12月20日か21日に移転していた。Royal Commission to inquire into the Canterbury Earthquakes Established 2011年3月14日
- ^ “How To Contact Us”. (2010年7月8日) 2015年12月4日閲覧。
- ^ Susan Selway Established 2011年2月26日
- ^ 児童保護部の女性職員が臨床心理学者を公務で訪問中に殉職した。“Officers and staff who died as a direct result of duty”. New Zealand Police (2012年12月29日). 2015年12月5日閲覧。
- ^ “「ねじれ無視」で全層崩壊、ビル設計者を断罪 NZ地震”. 日本経済新聞. (2012年12月29日) 2015年11月26日閲覧。
- ^ “【NZ地震】日本人被災のビル 前回の地震でひび”. テレビ朝日. (2011年2月27日) 2011年3月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “昨年の地震でビルにひび、市当局は「安全」NZ地震”. 朝日新聞. (2011年2月27日) 2011年3月5日閲覧。
- ^ “CTVビルの壁にドリルで穴=隣接建物の解体工事で-NZ地震前日”. 時事通信[リンク切れ]
- ^ “建築技師抜きで「安全」=昨秋の外観調査で当局-国の指針にも違反か・NZ大地震”. 時事通信. (2011年3月4日) 2011年3月5日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “被災したCTVビルについて現地メディア「前日に穴開けられた」”. フジテレビ. (2011年2月28日). オリジナルの2011年3月3日時点におけるアーカイブ。 2011年3月4日閲覧。
- ^ “市長「最後はビルのオーナーの責任」NZ地震ビル倒壊”. 朝日新聞. (2011年2月28日) 2011年3月5日閲覧。
- ^ “CTVビルの安全管理、現地市長が説明を二転三転”. 産経新聞. (2011年2月28日). オリジナルの2011年3月3日時点におけるアーカイブ。 2011年3月5日閲覧。
- ^ “NZ地震、王立委員会設置しビル崩壊原因を究明”. 読売新聞. (2011年3月3日). オリジナルの2011年3月7日時点におけるアーカイブ。 2011年3月4日閲覧。
- ^ “NZ首相「倒壊ビル、警察が捜査」刑事責任追及”. 朝日新聞. (2011年3月1日). オリジナルの2011年3月2日時点におけるアーカイブ。 2011年3月5日閲覧。
- ^ “NZビル倒壊「建築基準満たさず」調査結果、強度不足など指摘”. 日本経済新聞. (2012年2月9日) 2012年2月11日閲覧。
- ^ 最終報告書第6巻CTVビルディング第9節:結論と勧告の要旨 日本語訳 カンタベリー地震王立委員会
- ^ Final Report - Part Three (Volumes 6)me 6 Canterbury Television Building (CTV) The Canterbury Earthquakes RoyalCommission
- ^ NZ地震、市長が公式謝罪動画(2020年2月28日佐賀新聞LiVE)
- ^ “NZドル:米ドルと円に対し年初来安値-地震や中東情勢緊迫化で”. Bloomberg. (2011-0 2-22) 2012年2月6日閲覧。
- ^ “「情報収集を徹底」菅首相が対策会議緊急招集”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2011年2月22日). オリジナルの2011年2月27日時点におけるアーカイブ。 2011年2月22日閲覧。
- ^ “政府が調査チーム派遣、国際緊急援助隊派遣も検討”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2011年2月22日). オリジナルの2011年2月25日時点におけるアーカイブ。 2011年2月22日閲覧。
- ^ “菅首相:70名の緊急支援隊、あす未明現地に到着予定-NZ地震”. Bloomberg. オリジナルの2011年4月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c “各国救助隊が続々現地入り 日本も最新鋭機器で救出活動本格化”. 産経新聞. オリジナルの2011年3月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ (最終報)ニュージーランド南島地震被害報 消防庁 (PDF)
- ^ “ラグビーW杯への影響の判断は時期尚早 IRBが声明”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2011年2月23日). オリジナルの2011年3月3日時点におけるアーカイブ。 2011年2月23日閲覧。
- ^ “米国が緊急援助隊を派遣 現地時間の23日には到着”. MSN産経ニュース (産経新聞社). (2011年2月23日). オリジナルの2011年2月28日時点におけるアーカイブ。 2011年2月23日閲覧。
- ^ a b c “倒壊の語学学校ビルから数人の遺体 日本隊が救助開始”. 朝日新聞. (2011年2月24日). オリジナルの2011年2月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “NZ地震の死者、144人に 出火やガス漏れも”. 朝日新聞. (2011年2月26日). オリジナルの2011年2月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “Two reporters arrested in Christchurc”. MSN_NewZealand. (2011年2月24日). オリジナルの2011年2月27日時点におけるアーカイブ。 2011年2月24日閲覧。
- ^ “NZ大地震で日本人記者逮捕? 病院取材で不法侵入か”. J-CASTニュース. (2011年2月24日)
- ^ “Christchurch quake: five reporters kicked out”. Stuff.co.nz. (2011年3月2日) 2011年3月2日閲覧。
- ^ “NZ地震トラウマで家庭内暴力が急増”. ニューズウィーク日本版. (2011年3月1日)
- ^ “NZ地震:富山市長「語学研修で被災の学生は自己責任」”. 毎日新聞. (2011年7月2日). オリジナルの2011年7月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ ラグビーワールドカップ2011 「日本代表 vs ニュージーランド代表」試合前哀悼セレモニーについて ラグビー日本代表公式サイト 2011年9月11日
- 1 カンタベリー地震 (2011年2月)とは
- 2 カンタベリー地震 (2011年2月)の概要
- 3 概要
- 4 経済への影響
- 5 脚注
- カンタベリー地震_(2011年2月)のページへのリンク