テレビ宮崎 テレビ宮崎の概要

テレビ宮崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 13:53 UTC 版)

株式会社テレビ宮崎[2]
Miyazaki Telecasting Co., Ltd.
演奏所(スタジオ)。2008年撮影。2020年以降に左上のロゴマーク部分が「You & UMK」に変更されている[1]
種類 株式会社
略称 UMK
本社所在地 日本
880-8535[2]
宮崎県宮崎市祇園2丁目78番地[2]
設立 1969年(昭和44年)5月20日[2]
業種 情報・通信業
法人番号 7350001001113
事業内容 テレビジョンによる基幹放送事業[2]
代表者 代表取締役社長 寺村明之[3]
資本金 3億3000万円[2]
売上高 67億9432万5000円(2023年3月期)[4]
営業利益 3億8784万2000円(2023年3月期)[4]
経常利益 5億7374万2000円(2023年3月期)[4]
純利益 3億5998万1000円(2023年3月期)[4]
純資産 219億692万5000円(2023年3月期)[4]
総資産 243億6038万6000円(2023年3月期)[4]
従業員数 163名(2021年3月現在)
主要株主 関西テレビ放送株式会社(19.5%)
株式会社読売新聞グループ本社(17.2%)
株式会社
フジ・メディア・ホールディングス
(9.9%)
株式会社宮崎日日新聞社(6.6%)
主要子会社 株式会社エフエム宮崎
外部リンク http://www.umk.co.jp/
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テレビ宮崎
英名 Miyazaki Telecasting Co., Ltd.
放送対象地域 宮崎県
ニュース系列 FNNNNNANN
番組供給系列 FNS
略称 UMK
愛称 UMK、UMKテレビ宮崎
呼出符号 JODI-DTV
呼出名称 テレビみやざき
デジタルテレビジョン
開局日 1970年4月1日
本社 880-8535[2]
宮崎県宮崎市祇園
2丁目78番地[2]
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 3
デジタル親局 宮崎 16ch
アナログ親局 宮崎 35ch
ガイドチャンネル 35ch
主なデジタル中継局
主なアナログ中継局
公式サイト http://www.umk.co.jp/
特記事項:
日本のテレビ局で現在唯一、3つのニュースネットに加盟。
NNS非加盟局。
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略称はUMKUHF Miyazaki K.K.)。呼出符号JODI-DTV(宮崎 16ch / 1 kW)。FNNをメインに、NNNANNに加盟し、現在、日本国内で唯一3つのニュースネットワークに属したクロスネット局[注 1]である。

イメージキャラクターも兼ねるシンボルマークの愛称はみるるん地上デジタル放送PRキャラクターの名前は「デジみる」。マスコットキャラクターイルカゆっぴー

現在のキャッチフレーズは「You&UMK」。

概要

1970年4月1日、宮崎放送(MRT)に次ぐ宮崎県で2番目の民放テレビ局として開局し、2006年12月に地上デジタル放送とワンセグの本放送を開始した。宮崎県内では最後に開局したテレビ局である。

開局時にネット比率が6:2:2(左からフジテレビ日本テレビテレビ朝日)と定められている[5][注 2]。2008年時点の編成では5:3:1:1(左からフジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日・その他)[6] となり、フジテレビ系列を中心とした3系列のクロスネットである。プライムタイムにフジテレビ系以外の番組も放送する。

関連放送局にはエフエム宮崎があり、1984年の開局から2024年3月末までの演奏所(スタジオ)はUMK本社敷地内にある「UMKスポーツスタジオ」に置かれていた。また、宮崎日日新聞とも関係が深く、開局から5年間は宮崎日日新聞取材のニュース番組が放送されていた。これがUMKが開局当初、どのニュースネットワークにも正式加盟できなかった理由となった(運用自体は加盟局と変わりはなかった)[7]。 一方、UMKは朝日新聞との関係は薄い(2018年時点では30,000株保有)[8]。ただし、テレビ朝日と資本関係があり、アナログ放送を実施していた頃は九州の基幹局である九州朝日放送をキー局に文字多重放送を実施していた[9]

直接受信が可能な地域は、宮崎県のほとんどと鹿児島県大隅半島の東半分、種子島の一部、熊本県球磨地方四国西南地域愛媛県愛南町から高知県土佐清水市の一部(アナログ放送)[10]。アナログ放送のサービス放送時には鹿児島県開聞町(現・指宿市)や高知県大月町からの受信報告があった[11]。電波そのものはアナログ放送では広島県の放送局[注 3]に影響を及ぼす規模で[12]、デジタル放送では福岡県久留米市でワンセグ受信が常時可能なほど広範囲に届いている[13][注 4]

当局がフジテレビ系列中心のクロスネットであることなどから、同県内のケーブルテレビ局では他県のフジテレビ系列フルネット局(鹿児島テレビテレビくまもと)の再送信を行っていない(鹿児島県曽於市財部町の一部をサービスエリアとする、BTV都城局は除く)。しかし実際には上記のようにフジテレビ系列番組の放送比率は決して高いとはいえず、2008年にケーブルテレビの区域外再放送(当時は区域外再送信と呼称)に関する意見が総務省により募集された際、宮崎ケーブルテレビは「クロスネットで放送される系列全てを区域外再送信の対象とするべき」(フジテレビ系列局も含めるべきということを意味する)と回答した[14] ものの実現には至っていない。また、2010年から2015年まで実施されていた地デジ難視対策衛星放送の対象となる地域の場合、UMKはフジテレビ系列とみなされるため、フジテレビを受信することができる代わりに、日本テレビ・テレビ朝日は受信できなかった[15][16]。なお、鹿児島県以外の隣県(大分県熊本県高知県)の放送局が視聴できる地域は非常に限られるため、フジテレビ系列の非放送番組をそこで補完することはあまりできない。

事業所

宮崎本社
〒880-8535 宮崎県宮崎市祇園2丁目78番地
都城支社
〒885-0072 宮崎県都城市上町13街区18号 都城STビル5階
延岡支社
〒882-0035 宮崎県延岡市日の出町1丁目3番6号 UMK延岡ビル2階
日南通信部[17]
〒887-0005[18] 宮崎県日南市材木町2番25号 日南コスモビル内[19]
東京支社
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目8番5号 陽栄銀座ビル5階
大阪支社
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル13階
福岡支社
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目8番41号 福岡朝日会館7階
出典[2]

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[20][21][22][23]

2021年3月31日

資本金 発行済株式総数 株主数
330,000,000円 660,000株 19
株主 株式数 比率
関西テレビ放送 128,100株 19.40%
読売新聞グループ本社 113,220株 17.15%
フジ・メディア・ホールディングス 065,340株 09.90%
宮崎日日新聞 042,000株 06.36%
宮崎県経済農業協同組合連合会 039,000株 05.90%
全国共済農業協同組合連合会 036,000株 05.45%
宮崎県信用農業協同組合連合会 033,000株 05.00%

過去の資本構成

沿革

旧ロゴ(1969年~2019年)
  • 1968年昭和43年)
    • 7月16日 - 宮崎県にUHF民放局への第2次チャンネルプラン割当が決定される[26]
    • 8月5日 - 同年6月19日までに12社が放送局の開設申請を行っていたことから、免許申請の一局化(一本化)調整を開始[26]
  • 1969年(昭和44年)
    • 2月13日 - 一局化調整が完了[27]
    • 2月28日 - 株式会社テレビ宮崎として放送局の設置を再申請[27]
    • 3月14日 - 予備免許交付。
    • 5月15日 - 会社の創立総会を開催[27]
    • 5月20日 - 会社設立。
    • 5月24日 - 仮本社を宮崎県たばこ会館に開設[27]
    • 8月23日 - 本社・演奏所の起工式を開催(当時の住所は宮崎市祇園町241番地、現社屋とUMKスポーツスタジオ・エフエム宮崎本社の間の駐車場部分にあたる)[27]
    • 9月13日 - 略称を「UMK」(UHF Miyazaki K.K.)と決定。最終候補として他に「KTM」(K.K. Television Miyazaki)があったが、当局より1年早く開局したテレビ長崎の略称「KTN」( - Nagasaki)と混同するとして不採用[27]
  • 1970年(昭和45年)
  • 1971年(昭和46年)
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - フジテレビ系の番組供給ネットワーク、FNSの業務協定を調印、正式加盟[30]
  • 1973年(昭和48年)1月26日 - フジテレビ系のニュースネットワーク、FNNに正式加盟[31]
  • 1975年(昭和50年)
    • 3月31日 - UMK初の報道番組『UMKニュース6:45』開始。宮崎日日新聞は事実上ニュース番組の単独製作から撤退したが、形式上は共同製作とした[32]。全国ニュース『FNNニュース6:30』の枠拡大に伴い半年で終了するが、後番組『UMKニュース』も自社製作で継続した。
    • 10月1日 - 本社増築工事が完成[33]
  • 1976年(昭和51年)
    • 4月1日 - テレビ朝日(当時はNETテレビ)系のニュースネットワーク、ANNに正式加盟[34][35]
    • 11月30日 - ENGシステムを導入[34]
  • 1977年(昭和52年)
  • 1979年(昭和54年)
  • 1980年(昭和55年)
    • 3月7日 - 開局10周年を記念して「UMKスポーツスタジオ」が完成[38]
    • 4月21日 - 延岡市西階(にししな)の移動動物園からコブラが脱走、これを捕獲した瞬間を2度捉える。この報道によりFNN・NNN・ANN3系列の月間賞を受賞する[39]
  • 1982年(昭和57年)4月 - 開局以来初の視聴率三冠を獲得する[40]
  • 1983年(昭和58年)
  • 1984年(昭和59年)12月1日 - エフエム宮崎開局。本社はUMKスポーツスタジオを増床するかたちで設けられた[42]
  • 1986年(昭和61年)6月18日 - UMK初の営業放送システム (EDPS) を導入[43]
  • 1989年平成元年)11月16日 - 初の衛星中継を実施。これに先駆け同年10月17日に本社にSNG受信アンテナを設置し、11月10日にはSNG車が配属された[44]
  • 1990年(平成2年)5月30日 - 音声多重放送開始[45]
  • 1993年(平成5年)4月1日 - 営業放送システムを第2世代に更新(NEC製)[46]
  • 1996年(平成8年)4月 - 韓国・大田放送SBS系列局)と友好関係を調印。
  • 1997年(平成9年)
    • 『JAGAJAGA天国』で放送した「田泥ピック自転車競走」がFNN・NNN・ANN3系列のNG大賞を獲得する[47]
    • 11月1日 - 文字多重放送開始(九州朝日放送をキー局として開始。他テレビ朝日系列局で開始したADAMSは未実施)[9]
  • 1999年(平成11年)4月 - 中国・大連電視台と友好関係を調印。
  • 2000年(平成12年)
    • 3月15日 - 現社屋の起工式を開催[48]
    • 8月19日 - シンボルマーク「みるるん」制定[49]
  • 2001年(平成13年)
    • 8月1日 - 現社屋の定礎式・建物引渡式を開催[50]
    • 12月10日 - 現社屋のニューススタジオの運用を開始。最初の番組は昼のANNニュース(ローカル枠)[50]
  • 2002年(平成14年)2月1日 - 現社屋へ移転。旧社屋は同年3月から5月にかけて解体された[51]
  • 2003年(平成15年)4月24日 - 地上デジタル放送のリモコンIDが3chに決定される[52]
  • 2006年(平成18年)
    • 2月1日 - マスター(主調整室)をデジタル放送に対応したものへ更新[53](NEC製)。
    • 5月29日 - 地上デジタル放送PRキャラクターを「デジみる」に決定[54]
    • 11月1日 - 地上デジタル放送の試験放送(サービス放送)を開始。同時にデジタル放送対応のニュースサブの運用も開始[55]
    • 12月1日 - 地上デジタル放送およびワンセグの本放送を開始[54]
  • 2007年(平成19年)10月3日 - 副調整室の放送機器がデジタル放送に対応[55]。『JAGAJAGA天国』など自社制作番組のほとんどがハイビジョン制作となる。10月6日に記念番組『HOT JAGA』を放送[56]
  • 2008年(平成20年)2月24日 - この年から延岡西日本マラソンの完全生中継を開始[57](録画中継は1994年より実施[58])。
  • 2009年(平成21年) - マスコットキャラクター「ゆっぴー」登場。名前が似ているお笑い芸人のゆってぃとコラボしたステーションジングルも作られる。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - アナログテレビ放送終了、23時55分に停波[59]。デジタル中継局が設置されなかった野地(延岡市)・飫肥(日南市)・福島(宮崎市)の3中継局は完全廃局となった[28]
  • 2019年令和元年)5月7日 - UMK初のゴールデンタイム自社制作番組『火曜ゴールデン よかばん!!』開始[60]
  • 2020年(令和2年)
    • 1月1日 - 開局50周年を機に新CIを導入。新しいロゴマークおよび和文ロゴの使用を開始(当初は開局50周年記念サイトのみ使用。同年4月1日より新ロゴに移行完了。テレビ放送時、画面右上に表示されるウォーターマークも「You&UMK」ロゴに変更された)。
    • 6月1日 - UMK初の自社制作ドラマ番組『ひまわりっ 〜宮崎レジェンド〜』開始(同月12日まで全10話放送)[61]
  • 2021年(令和3年)

送信所

鰐塚送信所(親局、2016年撮影)
飯野中継局(2008年撮影)

親局は鰐塚送信所、中継局は全て『○○中継局』と称する。アナログ放送では飯野中継局(えびの市)の補間波のみVHF帯で送信されていた。

デジタル放送

リモコンキーID3

地上デジタル放送の親局・中継局について開局順で記載[66]空中線電力が1W以上のものについては太字で表記してある。

物理チャンネル 空中線電力 所在地
鰐塚
(宮崎親局)

[67]
16ch
周波数:491.142857MHz
1kW 宮崎市(鰐塚山)
延岡 43ch 100W 延岡市(愛宕山)
串間 38ch 3W 串間市(第二高畑山)
日向 43ch 1W 日向市(米ノ山)
高千穂 21ch 10W 高千穂町(烏帽子岳)
真幸 31ch 3W えびの市(山神隧道上)
飯野 31ch 3W えびの市(八幡ヶ丘)
日南 40ch 0.3W 日南市(鼓ヶ嶽)
北五ヶ瀬 22ch 1W 五ヶ瀬町(桝形山)
入郷 32ch 1W 美郷町(清水岳)
東郷 20ch 1W 日向市(熊山)
日向西郷 41ch 1W 美郷町(造次郎山)
青島 24ch 0.3W 宮崎市(城山)
串間本城 38ch 0.1W 串間市(高尾城山)
五ヶ瀬 20ch 1W 五ヶ瀬町(鏡山)
北浦 51ch 0.3W 延岡市(森山)
酒谷 27ch 0.3W 日南市(男鈴山中腹)
日南細田 16ch 0.3W 日南市(滝ヶ平山)
日之影 32ch 0.1W 日之影町(東方高地)
須木 32ch 0.3W 小林市(鳥巣山)
日向八戸 31ch 0.3W 日之影町(星山)
岩戸 31ch 0.3W 高千穂町(城山)
日南南郷 31ch 0.1W 日南市(目井津港西側の山)
串間市木 24ch 0.3W 串間市(高畑山)
日向北川 31ch 0.1W 延岡市(宮原の上)
北諸塚 24ch 0.3W 諸塚村(星の久保)
南諸塚 40ch 0.3W 美郷町(尾佐渡)
椎葉 40ch 1W 椎葉村(上椎葉ダム北方の山)
宮崎内海 32ch 0.05W 宮崎市(内海駅西側山)
郷之原 32ch 0.05W 日南市(北郷町東方の山)
浦城 24ch 0.01W 延岡市(浦城東方の山)
北延岡 32ch 0.3W 延岡市(延商グラウンド上)
油津 49ch 0.01W 日南市(油津港東方の山)
折生迫 24ch 0.01W 宮崎市(生田山)
杉安 24ch 0.01W 西都市(杉安南方の丘)
高岡 24ch 0.01W 宮崎市(中央簡水配水池近)
日向草場 34ch 0.01W 日向市(翁神社の上)
門川 34ch 0.01W 門川町(城山団地側)
大王谷 34ch 0.01W 日向市(大王谷団地南)
佐土原 24ch 0.05W 宮崎市(弁天山)
美々津 24ch 0.01W 日向市(余瀬南方山斜面)
神門 24ch 0.01W[68]
(0.03W)[69]
美郷町(恋人の丘東方)
北島浦 29ch 0.01W 延岡市(宇津木)
南島浦 28ch 0.01W 延岡市(白浜地区)
平和が丘 32ch 0.01W 宮崎市(池内小学校校門)
えびの 49ch 0.01W えびの市(えびの高原)
高鍋 32ch 0.05W 高鍋町(舞鶴公園)

アナログ放送

2011年7月24日停波時点
物理チャンネル 空中線電力 所在地
鰐塚
(宮崎親局)
35ch
映像周波数:603.26MHz・音声周波数:607.76MHz
映像出力:10kW
音声出力:2.5kW
宮崎市(鰐塚山)
延岡 39ch 1kW 延岡市(愛宕山)
串間 40ch 30W 串間市(第二高畑山)
日向 29ch・55ch 10W 日向市(米ノ山)
高千穂 40ch 100W 高千穂町(烏帽子岳)
真幸 42ch 3W えびの市(山神隧道上)
飯野 58ch・1ch 30W えびの市(八幡ヶ丘)
日南 42ch 3W 日南市(鼓ヶ嶽)
北五ヶ瀬 27ch 10W 五ヶ瀬町(桝形山)
入郷 59ch 10W 美郷町(清水岳)
東郷 37ch 10W 日向市(熊山)
日向西郷 54ch 10W 美郷町(造次郎山)
青島 57ch 3W 宮崎市(城山)
串間本城 59ch 1W 串間市(高尾城山)
五ヶ瀬 29ch 10W 五ヶ瀬町(鏡山)
北浦 53ch 3W 延岡市(森山)
酒谷 53ch 3W 日南市(男鈴山中腹)
日南細田 54ch 3W 日南市(滝ヶ平山)
日之影 20ch 1W 日之影町(東方高地)
須木 55ch 1W 小林市(鳥巣山)
日向八戸 56ch 3W 日之影町(星山)
岩戸 56ch 3W 高千穂町(城山)
日南南郷 33ch 1W 日南市(目井津港西側の山)
串間市木 43ch 3W 串間市(高畑山)
日向北川 53ch 1W 延岡市(宮原の上)
北諸塚 58ch 3W 諸塚村(星の久保)
南諸塚 44ch 3W 美郷町(尾佐渡)
椎葉 53ch 10W 椎葉村(上椎葉ダム北方の山)
宮崎内海 57ch 0.5W 宮崎市(内海駅西側山)
郷之原 57ch 0.5W 日南市(北郷町東方の山)
浦城 62ch 0.1W 延岡市(浦城東方の山)
北延岡 53ch 3W 延岡市(延商グラウンド上)
油津 62ch 0.1W 日南市(油津港東方の山)
折生迫 49ch 0.1W 宮崎市(生田山)
杉安 62ch 0.1W 西都市(杉安南方の丘)
高岡 62ch 0.1W 宮崎市(中央簡水配水池近)
日向草場 62ch 0.1W 日向市(翁神社の上)
門川 62ch 0.1W 門川町(城山団地側)
大王谷 59ch 0.1W 日向市(大王谷団地南)
佐土原 62ch 0.1W 宮崎市(弁天山)
美々津 56ch 0.1W 日向市(余瀬南方山斜面)
神門 55ch 0.1W 美郷町(恋人の丘東方)
北島浦 44ch 0.1W 延岡市(宇津木)
南島浦 62ch 0.1W 延岡市(白浜地区)
平和が丘 61ch 0.1W 宮崎市(池内小学校校門)
えびの 62ch 0.1W えびの市(えびの高原)
福島 62ch 0.1W 宮崎市(天神山公園)
飫肥 56ch 0.1W 日南市(飛ヶ峯)

ケーブルテレビ再送信局

下記の地域では、ケーブルテレビ局による区域外再放送が行われている。

クロスネット

上述の通り、UMKはフジテレビ系列を中心に日本テレビ系列やテレビ朝日系列の番組を織り交ぜた編成を実施している。プライムタイムの編成は2022年10月改編時点で以下の通り。

このうち月曜日の21・22時台、火曜日の20時台と22時台は時差ネットとなる。なお、火曜日の19時台と20時台は元々フジテレビの番組編成であるが、フジテレビがローカルセールス枠に設定しているため、19時台は自社制作番組、20時台は時差ネット番組を編成している。ただし、フジテレビがこの時間にネットワークセールス枠に設定した場合は、UMKも同時ネットで放送する。なお、緊急時のニュース等が発生した場合、月曜21時・22時台・火曜22時台の時差ネットをフジテレビ制作の報道特別番組に差し替える場合がある[71]

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
19時台 フジテレビ系 ローカル番組
(フジテレビ系のローカルセールス枠)
フジテレビ系 フジテレビ系 日本テレビ系
(ローカルセールス枠)
フジテレビ系 日本テレビ系
20時台 フジテレビ系 日本テレビ系
(フジテレビ系のローカルセールス枠)
[注 5]
フジテレビ系 フジテレビ系 日本テレビ系 フジテレビ系 日本テレビ系
21時台 テレビ朝日系
(時差ネット)
フジテレビ系 フジテレビ系 フジテレビ系 日本テレビ系 フジテレビ系 日本テレビ系
22時台 テレビ朝日系
(時差ネット)
テレビ朝日系(時差ネット) フジテレビ系 フジテレビ系 日本テレビ系

フジテレビ系の番組配給ネットワークであるFNSには加盟し、FNS業務協定にも正式参加している一方、日本テレビ系の同様の組織NNSには加盟していない。また、テレビ朝日系については、ANNニュース協定とネットワーク業務協定には参加しているが、日本テレビ系に比べても消極的であり、昼の『ANNニュース』など一部番組の同時ネットをしているものの、包括的番組供給(テレビ朝日ネットワーク)の対象からは外れ、スポーツニュース制作協定にも参加していない[72]。このため、編成から外れた日本テレビ系とテレビ朝日系の番組の一部(特に後者)はMRTでも放映されている。

クロスネット局ではあるものの、ニュース取材はフジテレビ系のニュースを主力に行っており、日本テレビ系の宮崎県のニュース取材はキー局である日本テレビか九州の基幹局である福岡放送、隣県の熊本県民テレビ鹿児島読売テレビが行う場合がある。テレビ朝日系についても同様で、九州朝日放送熊本朝日放送鹿児島放送大分朝日放送が取材をする場合がある。反対に『FNN Live News days』・『news every.』・『報道ステーション』などUMKで放映されていない報道番組でUMKの取材映像が使用される事例も台風報道を中心にみられ、中にはUMKのアナウンサーが中継する場合もあり、1人で3系列の中継に同時ネット・裏送り問わず個別で登場することも珍しくない。

かつてFNS番組対抗NG名珍場面大賞などのネットワーク部門では、秋田テレビと並んでほぼ常連のテレビ局であった。特に過去の看板番組だった『さんさんサタデー』や『JAGAJAGA天国』内で発生するアナウンサーのNGが多かった。さらに、クロスネット局であるため、同じNG-VTRを日本テレビ、テレビ朝日系列のNG系の番組で放送し、様々な賞を総なめにした局でもある。

長時間編成番組である『FNS27時間テレビ』は全編を通して放送しているが1987年のスタート時から2009年まで日本テレビの『NNNきょうの出来事』、後の『NNNニュース&スポーツ』(『Going!sports&News』の前身)、2010年までテレビ朝日の正午前の『ANNニュース』については放送し日曜19時台以降の日本テレビ系の番組は休止し当番組を優先した。

同じく長時間編成番組である『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ系列)では、土曜日19:00~23:10(フジテレビ系同時ネット)、日曜日6:45~7:00(『FNNニュース』、ただし遅れネット)、7:00~7:30(フジテレビ系同時ネット)、11:50~12:00(『ANNニュース』)、17:30~19:00(フジテレビ系列同時ネット)に同時ネットを行わない時間帯が発生する。またこれ以外にも同時ネットが行われない時間帯やローカルパートを放送する時間もある。なお、スペシャルドラマや一部の内容は遅れネットで放送する。さらに、『北海道マラソン』と日時が重なった場合は[注 6]、北海道マラソンの同時ネットが組み込まれていた[注 7]。なお、2024年は、フジサンケイクラシックの最終日と日時が重なったため。同中継の同時ネットが組み込まれることになった。

2023年8月25日に開幕したFIBAバスケットボール・ワールドカップは日本テレビとテレビ朝日が放映権を獲得し日本テレビが放映権を持つ8月25日の開幕戦1次ラウンドグループE「ドイツ対日本」は当局では中継出来たが8月31日の17位 - 31位決定戦グループO「日本対ベネズエラ」は当局では中継出来なかった。これはフジテレビのネット枠だったためである。なお、9月8日の『バスケットボールW杯特番「歴史を変えた男たち 緊急生出演SP」』と9月10日の決勝戦「ドイツ対セルビア」は放送した。またテレビ朝日が放映権を持つすべての試合も当局では中継しない。これは当局がテレビ朝日の完全系列局(フルネット局)でないためである。当局では録画中継は行っていない。今大会はフィリピンをメイン会場に日本とインドネシアで行われておりこのうち日本では沖縄県で開催されている。同県には日本テレビ系列局はないためNHK沖縄放送局制作でNHK総合テレビが沖縄ローカルで放送しているがNHK宮崎放送局にはネットしない。そのため近隣の日本テレビ、テレビ朝日系列局または動画配信サイトのTVerで視聴する必要があった。

同じことは2022年のFIFAワールドカップにもいえた。2022年大会ジャパンコンソーシアムから外れ、NHK、フジテレビ、テレビ朝日が放送権を獲得したが、当局ではフジテレビ、テレビ朝日が放送権を持つ試合の一部が中継出来なかった。ノックアウトステージ(決勝ラウンド)を例にすると2022年12月5日に開催された「日本対クロアチア戦」はフジテレビが中継したが、当該時間帯のUMKは日本テレビ系列の同時ネット枠であり放送されなかった。ただし、翌12月6日の同時刻に開催された「モロッコ対スペイン戦」は日本テレビ系列の番組を休止した上で同時ネットで中継した。上記のとおり、宮崎県内のケーブルテレビ局では他県フジテレビ系列局の区域外再放送が行われていないため、UMKが放送しないフジテレビ担当の試合の視聴手段は動画配信サイトのABEMAに限られることとなった。

1989年の昭和天皇崩御の放送では昭和最後の日になった1月7日、平成最初の日になった8日ともフジテレビ系列に一本化してネットした[73]

データ放送は、3系列クロスネットという事情から、フルセグ放送ではキー局のフォーマットを利用せず、独自に製作したものを使用しているが、同時ネット番組の連動データ放送には対応している[65]。独自のシステムであることを生かして、大雨警報や避難情報が発表されると自動的にデータ放送が立ち上がるなど、防災情報を充実させている。一方、ワンセグ放送ではフジテレビのシステムをベースに一部改変したものを使用している。

主な放送番組

自社制作番組

現在放送中の番組

  • UMKニュース(随時)
  • 4時どき!(水曜を除く月曜 - 金曜 15:45 - 16:50、水曜 15:45 - 16:35)
  • #Link(月曜 - 金曜 18:09 - 19:00)
  • Uコレ(月曜 - 木曜 9:50 - 9:55、金曜 9:50 - 9:54)
  • You & Live Smile(月曜 - 木曜 11:25 - 11:45、金曜 11:20 - 11:45、2021年1月12日放送開始)
  • 火曜ゴールデン よかばん!!(火曜 19:04 - 20:00、再放送:金曜 9:54 - 10:50)
  • KICK OFF! MIYAZAKI(水曜 16:35 - 16:50、再放送:土曜 11:30 - 11:45)
  • Mスポーツ(土曜 5:45 - 6:00)
  • Mama talk TV ママテレ(毎月第1 - 第3土曜 11:05 - 11:30)
  • 土曜なのにぶら金(土曜 12:00 - 12:30)
  • U-doki(土曜 17:56 - 19:00、特番により18:30終了の場合あり)
  • Oh!宮崎大地のチカラ(日曜 8:55 - 9:05、特番により土曜日放送の場合あり)
  • みやざきゲンキTV(日曜 9:35 - 9:50、特番により土曜日放送の場合あり)
  • のびよ!みやざきっ子(日曜 9:50 - 10:00)
  • UMKドキュメンタリー(不定期放送)
  • 延岡西日本マラソン(フジテレビ系扱い。毎年2月第2日曜8:30 - 11:00、FNS九州7局+BSフジ[注 8]ネット)

全国ネット番組

プライムタイム・同時ネット

(2024年8月現在)

  • 月曜 19:00 - 21:00、火曜 21:00 - 22:00、水曜、木曜、土曜はフジテレビ系列
  • 金曜、日曜は日本テレビ系列

主な同時ネット番組

※◇はローカルセールス枠。

フジテレビ系

帯番組

月曜日

火曜日

  • アンタッチャブルの早速行ってみた(特番により内容差し替えの場合あり、関西テレビ制作)

水曜日

木曜日

土曜日

日曜日

特別番組

※『トークィーンズ』は木曜日深夜に不定期ネットだが、スペシャル番組が22時台から放送の場合は同時ネット。
※『千鳥の鬼レンチャン』は通常未放送だが、単発で週末の昼間に遅れネットの実績がある。同番組がベースとなった2023年のFNS27時間テレビやFNS鬼レンチャン歌謡祭2024は同時ネットした。
※『日曜報道 THE PRIME』は通常未放送だが、2022年1月16日、2023年5月21日に限り同時ネット[75][注 9][76]
日本テレビ系

帯番組

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

土曜日

日曜日

特別番組

24時間テレビのネット



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