改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 06:43 UTC 版)
改造車(かいぞうしゃ)とは、市販状態の自動車やオートバイなどに何らかの手を加え、市販そのものではない状態にした車両のこと。カスタムカー(カスタムバイク)あるいはカスタマイズカー(カスタマイズバイク)とも言われ、動力性能、制動力、運動性、走破性などの向上に特化した改造車はチューニングカーとも言われる。
注釈
- ^ 2004年に実施したフルモデルチェンジで、改造車扱いではなくなった。
- ^ 一部モデルは型式指定を受けている。
- ^ いすゞ・エルガノンステップtype-A(KL-LV280系)、日産ディーゼル・UAノンステップGタイプ(KC-UA460系・KL-UA452系)など。
- ^ 日産ディーゼル・UAノンステップのうちGタイプは車体架装メーカーの西日本車体工業が独自に製造した車両だが、後に日産ディーゼルから正式に発売されている。いすゞ・エルガtype-Aは当初からいすゞ自動車から正式発売されている。
- ^ 兵庫県(神戸ナンバーの地域)は神戸運輸監理部兵庫陸運部、沖縄県は沖縄総合事務局運輸部
- ^ 継続検査を受検する際にも、同一性を有しているとみなされる。
- ^ 同じ型式の車種でドラムブレーキとディスクブレーキのグレードが存在することがあり、この場合検査官の判断にもよるが改造申請が不要な場合がある(すでに強度試験・制動力の試験に合格していることが証明されるため)。全く異なる車種の場合、問答無用で申請が必要となる。
- ^ これらのガラスには実質的にフィルムを貼り付けることが不能。当然フルスモークは違法。
- ^ これを実際に行って、箱根駅伝の往路前半にてリアル「アンパンマン号」風に改造されたワゴン車が車道にて並走(2018年新春の94回大会)。車両改造の際に外されたナンバープレートも車内の助手席側に配置していたことから、その点も含め逮捕に至ったとされる。
- ^ トランスミッションやプロペラシャフト等の強度が証明されておらず、また自動車税の脱税になる。
- ^ ディーゼルエンジン車の一部については大気開放が容認されている。
出典
- ^ “軽トラを「カウンタック」、ロードスターを「マッハ号」に魔改造 56歳整備士の次なる夢は : トピックス : 車 : 趣味 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年9月21日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ 自動車検査・登録ガイド 構造等変更検査 - 国土交通省
- ^ “改造車の場合は、どのように見積りすればいいですか?”. チューリッヒ保険. 2012年5月31日閲覧。
- ^ わらしべ プリメーラ改 - オーテックバージョンの任意保険(2013年5月15日時点のアーカイブ)
- ^ 2003年12月19日 パワーアップは違法改造 石川県警がチューニング・ショップ摘発 - Response.
- ^ 2005年03月14日 車の窓に違法フィルム張る、業者ら2人初の逮捕 - 読売新聞の解説。
- ^ 【衝撃事件の核心】不正改造車「裏サロン」が激変! 街道から消えた「神のナンバー」 サンスポドットコム 2018年1月24日閲覧
- ^ 不正改造の罰則等 - 国土交通省
- ^ 2003年7月1日 その場しのぎで不正改造整備……大阪府警が業者に初の強制捜査 - Response.
- ^ トラック視界妨げる装飾板黙認、運送会社を捜索 読売新聞 2013年1月23日
- ^ 軽トラ CUSTOM Magazine VOL.8 - p30 軽トラ CUSTOM Magazine編集部
- ^ “迷惑な「爆音改造車」の集会が激減! オレンジの秘策「かまぼこ」で見事解決した理由がすごかった”. くるまのニュース. 2022年6月2日閲覧。
- 1 改造車とは
- 2 改造車の概要
- 3 改造車の自動車保険
- 4 脚注
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/05 15:25 UTC 版)
「京浜電気鉄道の4輪電車」の記事における「改造車」の解説
前年導入の電動車1 - 4号の電機品、台車を利用して電動車7 - 10号が、電動車3・4号の車体を利用して付随車3・4号が作られた。付随車7・8号は電動車初代1・2号の車体を流用したとされるが導入年は定かではなく、1901年と推定される。
※この「改造車」の解説は、「京浜電気鉄道の4輪電車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「京浜電気鉄道の4輪電車」の記事については、「京浜電気鉄道の4輪電車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 07:58 UTC 版)
「国鉄キハ65形気動車」の記事における「改造車」の解説
前述のように国鉄時代末期から大規模な改造を受けた車両が多く存在する。本項では改造施工を行った会社別に解説を行う。
※この「改造車」の解説は、「国鉄キハ65形気動車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄キハ65形気動車」の記事については、「国鉄キハ65形気動車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 07:42 UTC 版)
「国鉄チキ6000形貨車」の記事における「改造車」の解説
ビレット(鋼片)輸送改造車(6900番台) ビレット(鋼片)輸送に使われていたチキ2800形・チキ2900形を置き換えるため、ビレット(鋼片)輸送用に1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)にかけて国鉄若松車両センターにてチキ6000 - チキ6021の22両が改造された。改造車は6900番台(元番号+900)に改番されている。 タンクローリーピギーバック輸送試験改造車 タンクローリーピギーバック輸送試験を行うため、1987年(昭和62年)、チキ6358・チキ6316の2両がJR貨物名古屋工場と日本車輌製造にて改造された。 JR貨物クキ900形貨車#背景も参照
※この「改造車」の解説は、「国鉄チキ6000形貨車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄チキ6000形貨車」の記事については、「国鉄チキ6000形貨車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 16:58 UTC 版)
「コライユ (鉄道車両)」の記事における「改造車」の解説
1990年代以降、一部の客車に対して改修工事が行われている。 1995年から1998年にかけて、710両(VTU型510両、VU型200両)が「コライユ・プリュ」(Corail Plus)に改造された。主な内容はトイレの真空吸引式への改造、車内通路のドアの自動化、車内のコーティングの改良などである。また塗装は濃淡2色の灰色にドア部分を一等車は赤、二等車は緑と改められた。 同じ時期にはさらに490両がコライユND(nouvelle décoration = 新装飾)に改造された。改造内容は「プリュ」と同様であるが、トイレのみは従来型のままである。 また1990年代には一部の客車が地域圏急行輸送(TER)向けに各地域圏に譲渡されたが、この際地域圏の事情に合わせて改造が行われている。短距離での運用の効率化のため運転台付きに改造されたものもある。運転台付き客車そのものはコライユの原型から存在するが、TER向けではより広く使われている。また塗装も各地域圏ごとに独特のものが用いられている。 2003年以降はさらに一部の客車が後述するコライユ・テオズやコライユ・ルネアの専用客車に改造された。またコライユ・アンテルシテ・ノルマンディーの専用客車はバス・ノルマンディー地域圏の補助により改造された。
※この「改造車」の解説は、「コライユ (鉄道車両)」の解説の一部です。
「改造車」を含む「コライユ (鉄道車両)」の記事については、「コライユ (鉄道車両)」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 01:08 UTC 版)
1983年6月の最終増備まで冷房改造などを除き車種間改造などは施工されなかったが、それ以降多くの改造車が登場している。なお改造車は分割民営化後の会社ごとで解説する。 短編成化ならびに列車増発の観点から改造が施工されたが、以下の制約があった。 種車と改造後の配転が広域 両数が多いうえに工事期間短縮の要求 長期入場が困難 種車の余命を考慮して工程簡素化・工事費低減に主眼を置くこと 当時の国鉄の財産事情を考慮して、種車の車端部を切断してあらかじめ製造しておいたユニット運転台を溶接して組立てる工法が採用された。当初は簡略化のため切妻形状も検討されたが、上述工法では工程短縮に結びつかないことや既存の図面が流用できることから、運転取扱上の便宜を考慮して従来からの形状を採用した。また、同様の改造は分割民営化後も継続した。 クハ115形の改造車は方向転換改造車を除き500番台(偶数向の車両は600番台)とし、種車が1000番台の場合は1500・1600番台に区分される。これはクハ111形からの改造車も同一である。また同じ運転台取付車両でもモハ115・114形を電装解除してクハ115形化した車両は550番台・650番台に区分され種車の判別が容易である。これは台車が付随車用のTR62形台車でなく電動車用のDT21形台車を付随車用に改造したDT21T形を装着しているのを車両番号で判別できるようにしたためである。
※この「改造車」の解説は、「国鉄115系電車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄115系電車」の記事については、「国鉄115系電車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 22:09 UTC 版)
本系列は、長きにわたり大量に製造されたほか、JR各社へ移行後も使用されていることから、地域や時代のニーズに合わせた改造工事が多数施されている。
※この「改造車」の解説は、「国鉄113系電車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄113系電車」の記事については、「国鉄113系電車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 17:17 UTC 版)
本項では形式内改造車および他系列からの編入改造車について述べる。本形式では運用上の都合などから他系列への編入改造を受けた車両が多数あるが、それらは編入後の系列の記事を参照されたい。
※この「改造車」の解説は、「国鉄24系客車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄24系客車」の記事については、「国鉄24系客車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/10 08:20 UTC 版)
「レーティッシュ鉄道EW I系客車」の記事における「改造車」の解説
WR 3822形A 1243号車を1993年に食堂車に改造したもので、片側のデッキと手荷物置場、トイレを撤去して冷蔵庫と簡易キッチンを設けているほか、車体側面に"RESTAURANT"とレタリングがされている。 本形式は車両内では調理をせず、ケータリングによるサービスを提供している。 Bt 1703形 BD 2481形 As 1171形クール・アローザ線は1997年に電気方式が直流2400Vから本線系統と同じ11kV16 2/3Hzに変更されたが、この際に用意されたアローザ急行用の客車であり、これらの改造車と塗装と座席モケットのみ変更したB2315、2319号車とAB1570号車およびGe4/4II形電気機関車で専用の編成を組んでいる。 Bt 1703形はABt 1703号車を改造したもので、運転室をBDt 1751-1758形と同じ新形のものに交換しており、前面はくの字型の2枚窓で、運転台はGe4/4III形649-651号機と同じ機関車用の新しいものとなっている。 客室は2等室は座席が専用デザインのものに交換され、旧1等室部分にはコの字形にソファが設置され、旧1/2等室間の仕切は撤去され、反運転室側の扉も撤去されている。 BD 2481形はDZ 4233号車を改造したもので、旧郵便室部分を2等室に改造し、片側にクロスシートを5席、反対側に立席テーブルを設けている。 As 1171形はA 1256号車を改造したもので、客室は両端の1ボックスずつを残してその他の部分をサロンとして円形に座席を並べている。また、サロン部分の窓は従来の窓2つ分をつなげた大形の固定窓としている。 このほか、これらの客車は青色をベースに"Arosa"のレタリングと花をあしらった専用の塗装となっている。 As 1256形1998年にAB 1546号車を改造したサロン車であり、フィリップ・スタルクによってデザインされ、アルネ・ヤコブセンのアームチェア、喜多俊之のリクライニングチェアとテーブルのセット、ヴィコ・マジストレッティのランプ、ル・コルビュジエの椅子、1870年製のアンティークのテーブルと椅子のセット、バーカウンターなどが設置されている。 外観は赤と黒と白をベースに椅子などがデザインされたものとなっており、"Star[c]kes Stück"、"die SESSEL bahn"のレタリングが入っている。 ABt 1701、1702形 クール・アローザ線の電気方式の変更に伴い、ABDt 1701、1702号車を改造したもので、基本的にBt 1703号車と同一の運転室交換工事を実施し、反運転室側の扉を撤去したものである。 引き続きクール・アローザ線で使用されるほか、フェライナトンネルを通る列車フェリーの制御車としても使用できるようになっており、Ge4/4III形と空気ブレーキ式の自動車輸送用の貨車を制御することができ、最高速度も100km/h対応となっている。 A 1243II-1250形 B 2290-2297形フェライナトンネルの開通に伴い、クールやラントクアルトとエンガディン線方面の列車は"NEVA Retica"と呼ばれるシャトルトレインとなったが、この列車用に1999年にAB 1519-1534形を改造したもので、1/2等車を2分割して1等室同士、2等室同士を結合する改造により、16両の1/2等車を8両ずつの1等車と2等車に組み替えたもので、最高速度は100km/hとなっている。 NEVA ReticaはBDt 1751-1758形制御客車と本形式数両などの中間車、Ge4/4II形とで編成を組んでいる。
※この「改造車」の解説は、「レーティッシュ鉄道EW I系客車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「レーティッシュ鉄道EW I系客車」の記事については、「レーティッシュ鉄道EW I系客車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 16:25 UTC 版)
デハ400グループ6両が1979年(昭和54年)、事業用貨車デワ40形に改造された。改造されたのは、401・404・409〜412の6両であり、それぞれデワ41〜46に改番された。外見上の改造は貫通路がふさがれ、作業照明が取り付けられ、ナンバーが変更され、内装面ではドアエンジンと吊革、網棚が撤去された程度である。主にデワ40形2両の間にホッパー車のホ50形、レール運搬車のチ60形を挟んで使用され、旧客室は作業員輸送・休憩用として使用されたが、1986年(昭和61年)にホ50形とともにデワ45・46が廃車され、以後デト11・12形、デチ15・16形に置き換えられ、連結使用されたチ60形(レール運搬貨車)共々1988年(昭和63年)にデワ41・42が、1989年にはデワ43・44が廃車され、形式消滅した。
※この「改造車」の解説は、「京急300形電車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「京急300形電車」の記事については、「京急300形電車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 12:20 UTC 版)
違法改造車では加入自体ができず、車種区分、用途等が合法的に変更されている公認改造車であっても加入できないか、割高な保険料となる場合がある。契約後に合法または違法な改造をした場合、保険金が支払われない場合がある。
※この「改造車」の解説は、「自動車保険」の解説の一部です。
「改造車」を含む「自動車保険」の記事については、「自動車保険」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:25 UTC 版)
クモハ381形 クモハ381-5 クモハ381-2車内 1986年11月1日のダイヤ改正で「やくも」の基本編成をサロ381形を連結したままで6両編成に短縮、捻出した車両を「くろしお」全列車の381系化用に転用するためモハ381形を先頭車化改造した車両である。改造施工は吹田工場と後藤車両所。本形式は国鉄のアルミ車両では初の先頭車化改造車である。種車の前位寄に運転台ユニットを接合し、多客期の増結を考慮してクハ480形に準じた構造の貫通扉が設置された。 モハ381-78・81・76・90・88・75・66・84・72→クモハ381-1 - 9 クロ381形(0番台) 「しなの」用で、1987年(昭和62年)から実施された「しなの」の短編成化に伴ってサロ381形を先頭車化改造したものである。改造施工は10番台・50番台ともに名古屋工場。運転台はクモハ381形と同様、前位寄の車販準備室を撤去して簡易構造の貫通扉が設置された運転台ユニットを新製して取付けている。 1・2の落成日が国鉄最後の日である1987年3月31日で、国鉄最後の新形式となった。末期には連結作業省力化のために、前面貫通幌を装着したままで運用された。 サロ381-8・9・5・3・1・2・4 → クロ381-1 - 7 クロ381形(50番台) 「しなの」用で、1988年(昭和63年)の改正に伴う「しなの」短編成化に合わせて準備された車両である。1987年にクハ381形0番台を格上げ改造したもので、座席は10番台の展望室と同様の1列2人+2人掛のフリーストップリクライニングシートとしている。 クハ381-7・13・11・17・5 → クロ381-51 - 55 クロ381形(10番台) 「しなの」用で、1988年にサロ381形を先頭車化改造したパノラマグリーン車である。前部約1/3は展望室で、前頭部は前面展望を考慮し傾斜した構造となり、側面窓も拡大されている。日除けは横引きカーテンに変更された。展望室内には1列2人+2人掛のフリーストップリクライニングシートを3列配置し、床高さも従来より 150 mm かさ上げされた。後位は従来のグリーン室のままである。展望室の後方に車掌室を設け、展望室と従来のグリーン室を区切る形で車両中央部にデッキと出入口を設けている。先頭の運転台部分のみ鋼製となっており、車体との結合は特殊ボルトを用いている。愛称表示器はLED方式が採用された。この車体構造は後継の383系にも引き継がれた。 サロ381-6・7・20 → クロ381-11 - 13 クロ380形 クロ380-1 車内 運転室 「スーパーくろしお」「スーパーやくも」用で、サロ381形を先頭車化改造車したパノラマグリーン車である。改造は1989年(平成元年)に「スーパーくろしお」用の1 - 5が吹田工場で、1994年(平成6年)に「スーパーやくも」用の6・7が後藤車両所で施工された。 クロ381形と異なり、車体長を400 mm延長し、種車の後位寄に前面展望を考慮して傾斜した構造の前頭部が取付けられている。その形状は傾斜角度は異なるが、1988年に瀬戸大橋線用として投入されたクロ212形を基とした。同時に車掌室を車販準備室に、車販準備室を洋式トイレ・洗面所に改造した。座席は1列2人+2人掛のフリーストップリクライニングシートに交換され、展望を考慮して座席の枕の部分が少し小さくなっているのが特徴である。落成時の定員は44人。 1 - 5 は1996年に座席を新幹線0系発生品で1列2人+1人掛け(最後尾のみ1人+1人掛け)に交換したため6・7とは室内設備と定員(32人)は異なっていたが、6・7も2007年から2008年にかけて座席を新品に交換などがなされ、改造当初の座席はすべて撤去された。 サロ381-10・14・18・21・15・26・27→クロ380-1 - 7 モハ380形500番台(初代) 「スーパーくろしお」の白浜駅における増解結の効率化のため、増結編成の新宮側編成端部に連結する車両として改造されたもので、1990年(平成2年)・1991年(平成3年)に吹田工場で3両が改造された。非ユニット側の貫通扉をふさぎ、自動解結装置・電気連結器を装備した。増結編成単独で運行することはなく、運転台は設けられていない。 モハ380-34・36・43→モハ380-501 - 503 クハ381形500番台 「スーパーくろしお」の増解結の効率化のため、「くろしお」用のクハ381形100番台に自動解結装置・電気連結器を装備した車両で、吹田工場で5両が改造された。モハ380形500番台と同一の装備である。 クハ381-101・102・105・117・118→クハ381-501 - 505 クロ381形100番台 クハ381形100番台からの格上げ改造車である。「くろしお」用は1998年(平成10年)、「やくも」用は2007年(平成19年)から実施されたリニューアルにより登場した。座席は1列1人+2人掛となっている。「くろしお」用は新幹線0系グリーン車の発生品を改造の上使用している。番号は改造元となったクハ381形の番号を踏襲している。 クハ381-104・106・110・114・120・124・126・128 - 130・132・134・139・141・144 → クロ381-同番号 サハ381形0番台 1998年から実施されたリニューアルにより登場した。グリーン車 → 普通車格下げ工事を行い、車両番号は種車と同じである。 サロ381-11 - 13・16・17・19・22→サハ381-11 - 13・16・17・19・22 モハ380形200番台 2007年から登場した「やくも」用のリニューアル改造車(通称ゆったりやくも)で、洋式トイレの女性専用化、男性小用トイレと喫煙室が新設されたが、2009年6月1日から全車禁煙となったため、喫煙室が使用中止になった。定員56名。基本編成の2号車(2011年3月改正までは4号車)に連結される。車両番号は種車+200である。 モハ380-68・83・87→モハ380-268・283・287 サハ381形200番台 2007年から実施のリニューアルによって登場した改造区分。「やくも」全席禁煙化により喫煙室が設置されたが、2009年6月1日からは廃止となった。岡山寄りにクモハ381形を連結する編成の2号車(2011年3月改正までは4号車)に連結される。車両番号は種車の元番号+200となる。 サロ381-23 - 25・28 - 31→サハ381-223 - 225・228 - 231 クモハ381形500番台 「やくも」用の自動解結装置取付工事施工車。2016年(平成28年)3月より導入された。 クモハ381-1 - 3・6 - 9→クモハ381-501 - 503・506 - 509 モハ380形500番台(2代) 「やくも」用の自動解結装置取付工事施工車。2016年3月より導入された。 モハ380-69・73・77・80・86・92→モハ380-569・573・577・580・586・592
※この「改造車」の解説は、「国鉄381系電車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄381系電車」の記事については、「国鉄381系電車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:50 UTC 版)
※この「改造車」の解説は、「国鉄20系客車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄20系客車」の記事については、「国鉄20系客車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/30 18:57 UTC 版)
「EMD SD40-2形ディーゼル機関車」の記事における「改造車」の解説
多数の車両が他形式へと改造された。ブラジルのFerrovia Central Atlantico(FCA、1,000mm軌間)で使用するために、8動軸のBB40-2に改造されたものもある。 逆に、SD40から本形式へと改造されたものもある。
※この「改造車」の解説は、「EMD SD40-2形ディーゼル機関車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「EMD SD40-2形ディーゼル機関車」の記事については、「EMD SD40-2形ディーゼル機関車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/08 15:13 UTC 版)
「東京市電気局400形電車」の記事における「改造車」の解説
改造車として、有蓋電動貨車化されたものが2形式存在した。 甲1形 1944年、戦時下のガソリン不足から稼動不能になったトラックに代わる形で、10両が側窓を閉鎖し、大型の貨物扉を新設する改造を経て有蓋電動貨車甲1形(「甲」は「有蓋貨車」を示す称号)となった。これらのうち5両は戦災に遭い、更生復旧されることもなく廃車となった。 戦後は主に築地市場から都内各地へ鮮魚や青果等の輸送に使用された。しかし、トラック輸送が復活してきた1953年、貨物輸送が廃止され、甲1形はこれに伴い廃車となった。 甲400形 戦後の1947年、引き続き本形式から31両が同じく有蓋電動貨車甲400形とされた。こちらは座席や側窓等の撤去程度の簡易改造であった。 甲1形と同様に鮮魚や青果等の輸送に運用されていたが、1953年の貨物輸送廃止以降は、各車庫に分散配備され車庫 - 工場間の資材輸送車として運用された。 しかし、ブレーキがハンドブレーキのみで、ハンドブレーキのみの車両を扱える乗務員の確保が年々困難になっていったため、程なく全車廃車となった。 甲1形・甲400形とも、塗装は濃緑色であった。
※この「改造車」の解説は、「東京市電気局400形電車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「東京市電気局400形電車」の記事については、「東京市電気局400形電車」の概要を参照ください。
改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 05:07 UTC 版)
「国鉄タキ35000形貨車」の記事における「改造車」の解説
タキ10000形 外部加熱方式試験車 35 t 積石油類(除ガソリン)専用車で、1979年(昭和54年)2月19日にタキ35000形(タキ36104)から1両(タキ10084)が改造された。既に存在した 35 t 積石油類専用車タキ10000形に編入され、最終番号の続番を付したが、両者に仕様上の関連はない。 石油類専用タンク車の内部に設置する加熱用の高圧蒸気管を、点検整備に有利なタンク体外部に設置する方式を検証するための車両である。 タンク体は両端を斜円錐形状とした新規製作品に交換した。加熱管はタンク体側面下部の表面に設置し、遮熱用の覆い板を設ける。種車の台車は枕ばねにコイルばねを用い、オイルダンパを併設した TR41E 形であったが、積車重量増加に伴い改造を施した TR41ES-13 形とされた。台枠・ブレーキ装置は種車のものを流用する。外部塗色は黒色である。 タキ15800形 詳細は「国鉄タキ15800形貨車」を参照 35 t 積エチレングリコール専用車で、1983年(昭和58年)にタキ45000形から5両(コタキ15819 - コタキ15823)が改造された。車両番号は既に存在したタキ15800形新製車の続番である。タンク体をステンレス製の新規製作品に更新し、台枠・台車・ブレーキ装置は種車のものを流用する。外部塗色は銀色である。 タキ46000形 詳細は「国鉄タキ46000形貨車」を参照 38 t 積濃硫酸専用車で、1985年(昭和60年)から1990年(平成2年)にかけてタキ45000形から71両(コタキ46000 - コタキ46070)が改造された。タンク体を普通鋼製の新規製作品に更新し、台枠・台車・ブレーキ装置は種車のものを流用する。外部塗色は黒色である。
※この「改造車」の解説は、「国鉄タキ35000形貨車」の解説の一部です。
「改造車」を含む「国鉄タキ35000形貨車」の記事については、「国鉄タキ35000形貨車」の概要を参照ください。
- 改造車のページへのリンク