JR各社とは? わかりやすく解説

JR

(JR各社 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 20:19 UTC 版)

JR(ジェイアール、Japan Railways)は、日本国有鉄道(国鉄)の分割民営化により1987年に発足した鉄道事業者の統一的総称。6つの旅客鉄道会社と1つの貨物鉄道会社などから構成される。全体としてJRグループJR-GROUP)とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ 一方で、JR東日本傘下にあった日本レストランエンタプライズ(現:JR東日本クロスステーション)の略称は「NRE(Nippon Restaurant Enterprise)」となっていた。
  2. ^ 一例を挙げると、羽田空港輸送を担う東京モノレールもJR東日本グループの一員である。
  3. ^ 岐阜県愛知県三重県伊賀地区を除く)・静岡県(東部の一部を除く)が該当。
  4. ^ 北陸富山県石川県福井県新潟県西部)と長野県北西部が該当。
  5. ^ 山陽新幹線小倉駅博多駅および博多南線博多南駅が該当。
  6. ^ 国鉄時代の名称から青22号ともいう。
  7. ^ 当初は灰色の「JR」ロゴを使用していた。日本テレコム→ソフトバンクの商標登録第3126644号だったが、2016年3月29日で権利が消滅した。
  8. ^ 日本で持株会社の設立が可能となったのはJR発足から10年後の1997年である。類似事例として、2005年に日本道路公団(JH)より民営化されて発足した高速道路会社主要3社を含むNEXCO各社間でも同じくグループ全体を統括する会社は存在していない。一方、NTTグループは1999年の再編成で持株会社の形式を採用した。
  9. ^ コーポレートカラーは黒色。
  10. ^ 会社登記上の文字は、いずれも「鉄」である。
  11. ^ 発足当初はJR四国も他のJR各社同様に金偏に矢の「鉃」を使用していた。
  12. ^ なお、発足当初は「○○線」「○○鉄道」「○○会社線」の呼称も存在した。
  13. ^ ただしJR FREIGHTのロゴやJRFマークは近年撤去が進んでいる。

出典

  1. ^ 「時刻表」はこうしてつくられるP.125 交通新聞社新書 ISBN 978-4-330-37713-1、2013年
  2. ^ “JR東・東海、トヨタ株 125億円分取得 交通問題の協業視野”. 日刊工業新聞. (2016年6月28日). https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00433637 
  3. ^ “JR上場4社、株式持ち合い拡大 九州への出資、3社1%超”. 日刊工業新聞. (2020年6月25日). https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00562300 
  4. ^ インフラ復旧 危機対応の物語(5)東日本旅客鉄道〔JR東日本〕過去の震災活かした鉄道員の一体感WEDGE REPORT(2011年5月20日)
  5. ^ JR発足30周年記念「JR7社共同企画 スペシャルツアー」の発売についてJR貨物プレスリリース(2017年10月17日)
  6. ^ “JRグループ、JR発足30周年記念「JR7社共同企画 スペシャルツアー」を発売”. 日本経済新聞. (2017-10-17日). オリジナルの2019年3月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190311104819/https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP460509_X11C17A0000000/ 2019年3月11日閲覧。 
  7. ^ 九州旅客鉄道株式会社株式の売出しの実施について』(PDF)(プレスリリース)鉄道・運輸機構、2016年9月15日http://www.jrtt.go.jp/08-2Press/pdf/H28/pressh280915.pdf2016年9月15日閲覧 
  8. ^ “JR九州が完全民営化へ 「三島会社」で初、改正法成立”. 産経新聞. (2015年6月3日). オリジナルの2015年6月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150603061648/http://www.sankei.com/west/news/150603/wst1506030043-n1.html 2015年6月3日閲覧。 
  9. ^ “JR九州の17年3月期、経常利益535億円 最高益で上場へ”. 日本経済新聞. (2016年5月27日). オリジナルの2016年5月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160520061648/http://www.nikkei.com/article/DGXLASJC20H3O_Q6A520C1000000/ 2016年5月20日閲覧。 
  10. ^ 朝日新聞(夕刊). (1987年1月21日) 
  11. ^ 参考リンク
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m 87 JRグループ CIデザイン”. 株式会社日本デザインセンター. 2011年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月6日閲覧。
  13. ^ a b [1]
  14. ^ 登録第4323175号 - 特許庁 商標出願・登録情報検索
  15. ^ 『国鉄清算事業団史 〜11年半のあゆみ〜』日本国有鉄道清算事業団、1998年10月21日、33頁。 



JR各社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 16:46 UTC 版)

多層建て列車」の記事における「JR各社」の解説

やまびこ・こまち はやて・こまち MaxときMaxたにがわ2021年10月1日E4系定期運行終了に伴い廃止。{上越新幹線 : 東京駅 - 越後湯沢駅間(越後湯沢駅分割併合臨時列車のみの設定)} 深浦2014年3月15日ダイヤ改正廃止下り列車のみ、深浦駅始発弘前駅行きの2両と鰺ケ沢駅始発青森駅行きの2両を鰺ケ沢駅併合し川部駅分割した雷鳥ゆぅトピア和倉 オランダ村特急有明 みずほ (寝台特急) さくら (寝台特急)・はやぶさ 丹後 (急行) なは・あかつき 富士・はやぶさ ムーンライト山陽ムーンライト高知ムーンライト松山 草津水上 サンダーバード2011年3月ダイヤ改正までは、富山発着車両和倉温泉発着車両併結した列車があり、金沢分割・併合していた。 しらさぎ2015年3月ダイヤ改正までは、富山発着車両和倉温泉発着車両併結した列車があり、金沢分割・併合していた。 ひだ・北アルプス1999年12月ダイヤ改正以前は「ひだ」の臨時列車それ以降定期列車併結。特に1996 - 1999年は「ひだ」の大阪発と名古屋発の併結列車に「北アルプス」が併結される3階建て列車見られた。なお、「北アルプス」は名鉄特急なので、JR民鉄という珍しいパターンでの多層建てである。 ホリデー快速ピクニック号 しおさい・あやめ 有明・かもめ

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JR各社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:59 UTC 版)

運賃」の記事における「JR各社」の解説

JR各社の場合基本的には、各社ごとの乗車するキロ数(営業キロ換算キロ擬制キロ3種類。小数点切り上げ)を計算しキロ数から運賃表当てはめて算出することができる(後述のような例外あり)。 JR発足時には旧国鉄残した旅客営業規則略して旅規」という)をそのまま引き継ぎ、以下のように運賃改訂実施している。 1989年4月1日 - 消費税導入による 1996年1月10日 - JR北海道・JR四国JR九州いわゆる三島会社)の運賃改定 1997年4月1日 - 消費税率3%→5%への改定による 2014年4月1日 - 消費税率5%→8%への改定よる。JR東日本ICカード使用時IC運賃新規導入 2019年10月1日 - 消費税率8%→10%への改定による 当初全国一律運賃体系であったが、1996年1月10日三島会社運賃改定全国一律形態崩れている。一方東日本旅客鉄道東海旅客鉄道西日本旅客鉄道本州三社は、賃率とは別に定めている10km以下区間除き、税抜運賃自体値上げ行われていない。また2014年4月1日消費税率改定時にJR東日本はきっぷ・定期券の新運賃について電車特定区間山手線内を除きJR東海JR西日本の新運賃揃えているが、ICカード利用時にはきっぷ・定期券運賃異なIC運賃新規に導入し二重運賃となっている。

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JR各社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:55 UTC 版)

列車種別」の記事における「JR各社」の解説

JRグループ全国的には以下のパターン採用 特急/急行/快速:赤、各停/普通:黒 東京・大阪・名古屋福岡などの大都市では以下の様な配色採用しているケースがある。 JR東日本 東海道線伊東線宇都宮線東北本線)・高崎線上野東京ライン湘南新宿ライン沼津伊東熱海小田原国府津平塚 - 東京新宿 - 大宮小金井宇都宮黒磯籠原深谷高崎前橋通勤快速(廃止):紫、特別快速水色快速アクティーラビットアーバン含む):、普通:緑 京浜東北線・根岸線横浜線京浜東北線快速:赤、横浜線快速ピンク京浜東北線各駅停車水色横浜線各駅停車黄緑 中央線快速青梅線五日市線八高線富士急行線東京新宿 - 高尾大月河口湖青梅奥多摩武蔵五日市高麗川通勤特快:赤、中央特快:青、青梅特快:緑、ホリデー快速上部ピンク下部は「おくたま」が水色・「あきがわ」が通勤快速:紫、快速各駅停車東京 - 三鷹 中央線各駅停車):黄色、※特別快速 : 水色(異常時障害時に使用する場合あり) 埼京線・川越線相鉄・JR直通線りんかい線相鉄線直通新木場羽沢横浜国大 - 大崎 - 大宮 - 川越)通勤快速ピンク快速:青、各駅停車/普通:緑 横須賀・総武快速線久里浜 - 東京 - 千葉内房線外房線総武本線成田線直通通勤快速(廃止):紫、快速:赤、各駅停車/普通:緑(久里浜-東京間及び、総武本線直通成東行き佐倉-成東間とその折返し始発成東-佐倉間はそれぞれ各駅停車/普通扱い京葉線東京 - 西船橋蘇我外房線内房線東金線直通通勤快速:赤、快速:緑、各駅停車/普通:青 常磐線快速常磐線各駅停車品川 - 上野 - 取手土浦特急/特別快速:赤、普通(中距離電車上野 - 取手快速扱い):青、快速上野 - 取手間・我孫子 - 成田間普通):エメラルド(緑)、各駅停車東京メトロ千代田線小田急直通):灰(車両ではメトロ車は灰色JR小田急車はエメラルド綾瀬から直通先の表示切り替え実施南武線快速ピンク各駅停車黄色 仙石東北ライン特別快速/快速:赤、快速仙台 - 高城町各駅停車):緑 JR東海 全社以下の通り統一されている。特急/ホームライナー:赤、特別快速:黄、新快速/快速『みえ』:快速:青、区間快速黄緑、普通:黒 例外東京経由東北本線直通普通(東海道本線静岡地区JR東日本からの直通列車):緑 JR西日本(アーバンネットワークエリア) JR西日本ではアーバンネットワークエリア全体で以下のパターン採用している。特急/通勤特急:赤、新快速/関空快速:青、直通快速おおさか東線経由):ブルーグレー、 紀州路快速/快速/直通快速阪和線)/みやこ路快速区間快速:緑、普通:白 ただし、以下のような例外がある。関空特急「はるか」:紫、大和路快速/快速大和路線)/区間快速大和路線):緑(エメラルドグリーン区間快速奈良線): JR九州福岡近郊区間鹿児島本線門司港 - 荒尾特急:赤、(青)快速:青、(緑)快速:緑、準快速、普通:黒 ※(青)快速門司港 - 荒尾快速、(緑)快速博多駅を境に門司方面または荒尾方面どちらか区間各駅停車になる。

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JR各社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:12 UTC 版)

乗り継ぎ料金制度」の記事における「JR各社」の解説

日本国有鉄道国鉄)及びその事業を継承したJR各社においては特急・急行料金は1個の列車対し、1個の料金特別急行券急行券)を適用することを原則としている。すなわち、途中で乗り換えて複数特急・急行列車乗車する場合各々列車対し各々料金適用することが原則である。しかし、新幹線開業に当たり、並行する在来線特急・急行列車新幹線代替される形となり、以前在来線であれば直通利用できた区間であっても複数列車乗車せざるを得なくなるケース発生したこのようなケース料金個別適用すれば実質的な料金値上げ解されることから、各々列車対し各々料金適用するという原則維持しつつも、激変緩和のため新幹線接続する在来線料金減免する措置として導入されたのが、乗継割引制度である。この趣旨により、そもそも在来線時代より直通列車のなかった東京・大宮・高崎での別系統への新幹線乗継や、東京等での新幹線在来線相互乗継には適用されないのが原則である。その他、在来線同士乗継において、運行系統直通列車なくなり分断余儀なくされた、あるいは営業戦略同一ネットワークとして扱うなどのケースにおいては乗継割引設定なされることがある。 このほか、新幹線のみを利用する場合において、停車駅パターンの関係で、目的地到着するためにどうしても複数新幹線乗り継ぎ必要なケースや、途中駅速達列車乗り換えたほうが所要時間短縮できるケースがある。このようなケースでも料金不当に高額とならないよう、料金通算制度設けられている。料金通算制度適用下り同士または上り同士同一方向)に限定され下り上り、またはその逆は適用対象外である。

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