青22号とは? わかりやすく解説

青22号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 13:33 UTC 版)

青22号
慣用色名称「みず色」
 
16進表記 #00859E
RGB (0, 133, 158)
マンセル値 3.2B 5/8
出典 鉄道ジャーナル通巻217号 特集「鉄道車両 色彩の美学」
青22号を地色とした103系
左は青22号通常色の103系。113系の帯色の方が濃い。
青22号を地色としたC36形コンテナ
JR貨物のマーク

青22号(あお22ごう、Blue No. 22)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた名称の1つである。

概要

「スカイブルー」や「コンテナブルー」とも呼ばれる。国鉄部内での慣用色名称は「みず色」である。マンセル値は「3.2B 5/8」。

1965年京浜東北線に投入された103系電車に対して、ラインカラーとして採用されたのが始まりである。基本的には通勤形電車の地色としての採用例が多く、旧形国電においても大糸線富山港線などで使用された。1989年中央・総武緩行線への205系投入に伴い、識別のため、同線から当時の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線に乗り入れる301系の塗装が、灰色8号の地色に黄5号の帯から、同地色に本色の帯へと変更された。

なお、関西地区において、阪和線および東海道山陽線で運行された新快速において、当初灰色9号の地色に対する帯色として本色が採用されたことがあるが、実際には吹田工場で独自に調色した色が使用されている。正規な制定色ではなかったため、色名称は「青22号帯用特色」と称されている。この色は日根野電車区所属の113系の帯に使用されていた。

貨車では、冷延コイル輸送用のワキ9000形や、特にC35形コンテナの地色であることから「コンテナブルー」とも称され、JR発足時にはJR貨物のコーポレートカラーとされた。

また、JR西日本北陸地区七尾線を除く)の電車において、2010年以降の新塗装で用いられる青一色の塗装も、この色を若干濃くしたような色合いとなっている。

使用車両

近似色

関連項目


青22号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:08 UTC 版)

国鉄80系電車」の記事における「青22号」の解説

大糸線転出車のクモユニ81003に施工された。「海坊主」という愛称親しまれた。

※この「青22号」の解説は、「国鉄80系電車」の解説の一部です。
「青22号」を含む「国鉄80系電車」の記事については、「国鉄80系電車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「青22号」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「青22号」の関連用語

青22号のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



青22号のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青22号 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国鉄80系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS