クリーム3号とは? わかりやすく解説

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クリーム3号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/11 05:48 UTC 版)

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クリーム3号(規定値)
 
16進表記 #E2A665
RGB (226, 166, 101)
マンセル値 7.5YR 7.3/7
出典 星 晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」
クリーム3号(測定値)
 
16進表記 #D39F68
RGB (211, 159, 104)
マンセル値 7.5YR 7/6
出典 星 晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」

クリーム3号(くりーむ3ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた名称の1つである。

概要

慣用色名称は 「大阪急電・阪和急行色」 で、マンセル値には規定値と測定値の2種類が存在した。他のクリーム色各号と比較すると、4・6・7号が同色相である。

本色は1950年10月1日から関西地区急行電車に充当された80系ぶどう色3号とともにお目見えし、1955年12月8日からは阪和線に投入された70系でも緑1号とともに用いられた。1956年の 「国鉄車両関係色見本帳(第1版)」 で 「クリーム3号」 として制定されたが、マンセル値は記されていなかった。上述の測定値は日本鉄道技術協会 (JREA) の 「色彩調節の車両への応用研究委員会」 によるもので、1959年の 「国鉄車両関係色見本帳(第2版)」 で正式に規定されている。

阪和線では当初、モハ61001 (1953年にモハ40001を改番) とクハ6210 (旧クタ601、1959年にクハ25200に改番)の2両も予備車として70系と同色に塗り分けられた。関西地区急行電車では1957年9月から湘南色黄かん色に、また阪和線では1967年から新スカ色のクリーム1号に塗り替えられ、廃止された。

使用車両

関連項目

参考文献

  • 星 晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」、鉄道ジャーナル通巻217号。
  • 関西国電50周年編集委員会編 『関西国電50周年』、鉄道史資料保存会。



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