赤2号とは? わかりやすく解説

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赤2号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 02:12 UTC 版)

赤2号
慣用色名称「えんじ」
 
16進表記 #852B32
RGB (132, 43, 50)
HSV (355°, 67%, 52%)
マンセル値 4.5R 3.1/8.6
出典 鉄道ジャーナル通巻217号 特集「鉄道車両 色彩の美学」
国鉄特急形電車では、窓周りやライトケースに赤2号を使用している。
赤2号を地色とした711系電車(復元)。
赤2号を地色とした身延線115系電車

赤2号(あか2ごう)は、日本国有鉄道(国鉄)が定めた名称の1つである。

概要

深い色で、「えんじ」「ワインレッド」とも呼ばれる。

1954年にキハ01形レールバスの裾色として制定されたのが最初である。その後、交流電気機関車と交流電車の地色にも採用されたほか、1958年に登場した151系特急形電車など、いわゆる「特急色」の窓周りにも使用された。1960年代には、信越本線の新潟地区に投入された70系電車に、いわゆる「新潟色」として降雪時の視認性向上のため、黄5号との組み合わせで使用された。

また、1977年には50系客車の塗装として採用された。さらに1981年には身延線115系電車の地色にも採用され、1985年に登場した北陸本線向けの419系471系、475系413系でも採用されたが、50系以外は国鉄分割民営化後に塗装変更が行われ消滅している。

交流電気機関車以外では、EF81形の塗装でも採用されており、関門トンネル通過用の400番台のうち6両がこの塗装で登場したが、1年ほどで本来の交直流電源対応機関車標準色である赤13号に戻されている。その後JR東日本保有車両では退色防止の観点から一部の車両を除き、保有するEF81がこの色に変更されている。

JR西日本北陸地区では七尾線の電車において、2010年以降の新塗装で用いられる色(赤一色塗装)も、この色に近い色合いである。

使用車両

近似色

関連項目




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