緑1号とは? わかりやすく解説

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緑1号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/31 08:51 UTC 版)

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緑1号 (規定値)
 
16進表記 #005E54
RGB (0, 94, 84)
マンセル値 3BG 3.5/5.5
出典 星晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」
緑1号 (測定値)
 
16進表記 #005D53
RGB (0, 94, 84)
マンセル値 2.5BG 3.5/5
出典 星晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」

緑1号 (みとり1ごう) は、日本国有鉄道 (国鉄) が定めた名称の1つである。

概要

慣用色名称は 「阪和急行色」 で、マンセル値には規定値と測定値の2種類が存在した。「緑」 の冠称があるが青緑系であるので、青緑1号青緑6号灰緑色3号京阪青緑色と同系で、南海ダークグリーンとは色相が異なっている。

本色は1955年12月8日から阪和線で営業開始した70系クリーム3号とともに用いられたもので、1954年10月1日から使用されていた南海11001・12001系に対抗するためであったといわれている。1956年の 「国鉄車両関係色見本帳 (第1版)」 で 「緑1号」 として制定されたが、マンセル値は記されていなかった。上述の測定値は日本鉄道技術協会 (JREA) の 「色彩調節の車両への応用研究委員会」 によるもので、1959年の 「国鉄車両関係色見本帳 (第2版)」 で正式に規定されている。

当初、モハ61001 (1953年にモハ40001を改番) とクハ6210 (旧クタ601、1959年にクハ25200に改番) の2両も予備車として70系と同色に塗り分けられた。1967年から新スカ色青15号に塗り替えられ、廃止された。

使用車両

近似色

関連項目

参考文献

  • 星晃 「国鉄車両の色 〝あのころ〟の話」、鉄道ジャーナル通巻217号。
  • 関西国電50周年編集委員会編 『関西国電50周年』、鉄道史資料保存会。



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