軍人・研究員・役人
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「コードギアスシリーズの登場人物」の記事における「軍人・研究員・役人」の解説
ジェレミア・ゴットバルト 声 - 成田剣 皇暦1989年8月2日生まれ(28-29歳)。血液型A型[要出典]。ブリタニアの名門であるゴットバルト家出身で、辺境伯の爵位を持つ男性。KMF操縦技量は高くブリタニア軍では指揮官を任されるほどの地位だったが、好戦的な性格ゆえ戦闘時には自らKMFを駆って出陣する。一人称は「私」。野心家ではあるがその行動原理は皇族への高い忠誠心が主であり、コーネリアに負けないほどにマリアンヌのことを敬愛していた。初任務がマリアンヌの住むアリエス宮の護衛であったことを何よりも誇りにしていたが、彼女を守り切れなかった過去を持つ。その後悔から皇族を守り抜くという決意を固め、純血派を結成しそれを率いている。 イレヴンを含むナンバーズをただ差別しているだけのブリタニア人とは異なり、彼の場合は皇族にとっての不穏分子となりうるナンバーズへの警戒心が根底にあり、後述のスザク処刑未遂の件もイレヴンが反乱の神輿に担ぎ得る彼を取り除くことでエリア11平定への障害を消そうという目論見を含んでいた。そのため、キューエル達に粛正されかかったところをスザクに助けられてからは彼への心証が変わり、その後は状況の変化によって敵味方に二転三転しつつも高く買っていた。 クロヴィスの暗殺を機に、名誉ブリタニア人のスザクにその罪を着せることで純血派による軍の掌握を謀ったが、「オレンジ」というハッタリにより汚職を示唆された上ギアスに掛かり、ゼロ達を逃がしてしまう。以後、周囲より「オレンジ」と蔑まれ、軍での階級は3階級降格処分となるなど威信は失墜し、ゼロに深い恨みを抱くようになる。ただし、ナイトメアフレームの操縦に関しては、ブリタニア軍にあっても元々の高い評価が覆ることはなかった。 ナリタ攻防戦で紅蓮弐式の輻射波動を受け、強制脱出するものの右目が失明した上に身体に深刻なダメージを受ける。MIA(戦闘中行方不明)となり、事実上の戦死として軍の戦死者リストにも名前が載った。 しかし、実際はバトレー傘下の研究員達に拾われており、C.C.(CODE-R)の特性を疑似的に再現するための実験適合生体として改造されるが、ブラックリベリオン時に未調整のまま覚醒し、ゼロのブリタニア軍への降伏通告を聞いてその情念が暴走。支離滅裂な言動でバトレーらの制止を振り切り、ジークフリートでゼロの搭乗するガウェインを討つべく追跡、猛攻を加える。最終的に神根島までしつこくゼロを追いかけるが、C.C.が操るガウェインによって海へと押し込まれ、共に海底へと沈んでいった。 その後、V.V.率いるギアス嚮団によりジークフリートと共に救出され、組織から度重なる再改造を施された結果、ギアスを無効にするギアスキャンセラーを手に入れ、サクラダイトを動力源とした完成体となるが、その特性上ゲフィオンディスターバーに弱い(後に対策が施された)。 V.V.の命により、ルルーシュ討伐のためエリア11へ派遣される。ところが、彼の目的はマリアンヌの遺児であるルルーシュが戦う真意を確かめることであり、彼の行動原理を知ってからはV.V.を裏切り、ルルーシュを主君と定め忠節を尽くし、懐刀として多大な戦果を挙げた。先述の事実無根の汚名であった「オレンジ」との蔑称も、本人は忠誠の証として受け入れている。ダモクレスを巡る戦いで、敵として出会ったアーニャがギアスによって記憶を失い絶望的になっていることに気付き、ギアスキャンセラーで彼女の記憶を蘇らせた。 ゼロレクイエムの際はスザク扮するゼロをあえて見逃し、計画の完遂を見届けた後、軍を除隊。その際に、アーニャの身柄を引き取った。その後は、アーニャと共に蜜柑農園を経営している。 『復活のルルーシュ』では、民間の立場でアーニャと共にナナリー救出作戦に参加。ルルーシュへの忠誠心は変わっておらず、KMFサザーランド・ローヤルに乗って戦う。【ドラマCD「オレンジ・ピール」】帝立コルチェスター学院で監督生を務めていた折、同寮だったロイドに随分と手を焼かされていた。また、自分が冤罪を被せたスザクに助けられた件で責任を感じ、謝罪に出向こうとするがギルフォードに身柄を拘束され、それどころではなくなってしまう。 【ピクチャードラマ DVD5巻】スザク処刑前夜。クロヴィスも含めて2度もすぐ傍で皇族を殺されたことを悔やみ、マリアンヌの遺児が命を落とした地でもあるエリア11でのこれ以上の失態を侵すまいと誓っている。リリーシャという妹がいる。 【イラストドラマ・R2 DVD9巻】生徒会のメンバー達に掛けられたシャルルのギアスを解いており、そしてルルーシュから、みんなでアッシュフォード学園で花火をする約束のことを頼まれており、最後の使命を果たすためにみんな揃った学園に密かに赴き、屋上でアーニャと約束の花火を打ち上げた。 【Asuka版】アニメ版と同様、ゼロの罠にかかりオレンジ疑惑により下降。VTOLの爆撃で気を失ったゼロを捕獲するが、シャーリーに銃撃される。 【反攻のスザク】オレンジ事件がなく、一時はゼロを射殺寸前まで追い詰めた。スザクの実力を認めつつある。 【ナイトメア・オブ・ナナリー】ギアスに覚醒したナナリーに挑むが、手も足も出ずに敗北。その後、ホテルジャック事件で突入作戦を決行するが、日本解放戦線の雷光の前に敗北。 【DS版】2周目以降、パラックスやキャスタールの「ブレス」によって洗脳され、クロヴィスやコーネリアを射殺する。 【その他】第1回の人気投票では5位にランクインし、成田剣は「あれだけのキャラの中で5位になるとは意外」とコメントしている。 ヴィレッタ・ヌゥ 声 - 渡辺明乃 皇暦1991年6月1日生まれ(26-27歳)。純血派メンバーで、階級は騎士侯の女性。プライドが高く、強気な性格だが、冷静さと洞察力も備えている。一人称は「私」。生まれの低さから、貴族への憧れを持ち、純血派に入った理由も出世の踏み台の為であり、頭の中は自分の立身出世のことしかない。特技は料理。 ジェレミアへの忠誠心は高いが、彼がナリタの戦いで消息を絶った際には、明日は我が身という焦りから呼び捨てにしていた。 シンジュク事変で自身のサザーランドを奪われたときにルルーシュにギアスを掛けられている。ギアスで操られた者達の不可解な行動やその際の記憶がないことを疑問に思い、記憶に残っていたルルーシュをシャーリーを使って調べようとした。その過程でゼロの正体を知るも、シャーリーの銃撃で負傷して記憶喪失となる。気を失っていたところを扇に発見され、その際、ゼロの名を口にしたことから、扇に保護されることになる。記憶喪失時は繊細・温厚な性格へと変わり、扇から「千草(ちぐさ)」という仮の名前を与えられ、互いに惹かれあう。 虐殺皇女ユーフェミアの起こした式典後の暴動にて、扇の部屋で暴徒に襲われたことから本来の記憶を取り戻し、アッシュフォード学園へ向かう。そこにいた扇を銃で撃ったが、扇への想いが残っていたことから、[要出典]とどめは刺さずに逃亡した。 ブラックリベリオン後はゼロの正体を突き止めた功績として、男爵位を得て中佐に昇進。機密情報局に配置されルルーシュの監視およびC.C.の捕獲の任を受け、アッシュフォード学園の体育教師兼水泳部顧問となる。記憶の戻ったルルーシュに扇との関係について脅され、従わされることになった。 ブリタニア軍に捕まっていた扇がゼロにより解放された際には、ホッとした表情を見せていた。騎士団との繋がりを断つべく、中華連邦で扇と対面した際に咲世子に捕まり斑鳩に拘束され、自分への変わらぬ愛情を示した扇に「ゼロの正体」や「ギアス」について伝え、彼のゼロに対する不信を決定的にした。 以後は騎士団に残り、扇との間に子供を授かったことで蓬莱島に残され、ダモクレスでの戦いには不参加だった。そのため、ブリタニア勝利後はコーネリアらと共に地下に潜伏し、囚われた扇たちを救出すべく行動していた。ゼロレクエイムの後、晴れて扇と結婚し、『復活のルルーシュ』ではナオトという男の子を出産している。 教師活動に関しては不服ではあったものの、扇が元は教師だったからか、満更でもない様子も見せていた。顧問を務める水泳部ではスザク復学の歓迎会の際、シャーリーの策で部の宣伝にやむなく参加したこともあったが、過去に撃たれたことへの遺恨もあり、彼女への指導態度は他の生徒に比べ厳しめだった。【ピクチャードラマ R2 DVD9巻】再建した学園に訪れて昔を懐かしむ様を見て、咲世子から教師へ復帰してはと訪ねられた際、満更でもない様子だった。また咲世子は密かに彼女が扇に告白を強要したことを知っていて、その現場にあった木を移植した。今では恋が実る木として、伝説になっている。 【ナイトメア・オブ・ナナリー】ジェレミアらと共にナナリーに挑むが、ギアス能力とナナリー操縦のKMFの圧倒的な性能の前に敗れる。ホテルジャック事件においても、ジェレミアと共に雷光に挑むが敗れる。 【DS版】2周目以降はキャスタールの騎士となる。 キューエル・ソレイシィ 声 - 加瀬康之 純血派メンバー。生真面目な性格で、祖国への忠誠心は高い若い男性。一人称は「私」。枢木スザク強奪事件以降、ジェレミアを「オレンジ」と軽蔑し、純血派のためにジェレミアの粛清を謀るが失敗。その後、ナリタ攻防戦でカレンが駆る紅蓮弐式の攻撃を受け、戦死する。 マリーカ・ソレイシィという妹がおり、彼女は『R2』ではグラウサム・ヴァルキリエ隊に所属していたが、第二次トウキョウ決戦の折にカレンに撃墜された。【Asuka版】日本解放戦線を追跡する作戦でゼロの策に陥り、サクラダイトの爆発に巻き込まれ死亡した。 アンドレアス・ダールトン 声 - 梁田清之 コーネリア率いる軍の将軍で、彼女への忠誠心も高い。藤堂と戦闘経験があるベテラン将校で、日本占領作戦にも参加していた中年の男性。一人称は「私」。軍務以外でも、抜群の働きを見る。 有能ならば出自を問わない懐の広さを持つ実力主義者で、スザクの能力も認めている。戦災孤児を養子として引き取って育てており、彼らからの信頼も厚い。グラストンナイツは、その中のエリート騎士である。 行政特区日本の設立のためユーフェミアの補佐を命じられ、式典場では虐殺命令を下したユーフェミアに撃たれて重傷を負う。その後、ルルーシュに「コーネリアを生きたまま差し出せ」というギアスをかけられ、その命令を実行した後、用済みと判断されガウェインのハドロン砲を受け戦死した。【ナイトメア・オブ・ナナリー】KMFによる決闘で、スザクを叩きのめそうとする。そのことをスザクに見抜かれて逆上するが、ユーフェミアによって諌められた。 ギルバート・G・P・ギルフォード 声 - 幸野善之 皇暦1990年10月19日生まれ(27-28歳)。コーネリア親衛隊隊長で、彼女の騎士。眼鏡を掛けた、オールバックの長髪の男。一人称は「私」。コーネリアに対する忠義を第一としている。「帝国の先槍」の異名を持つ。生真面目で筋の通った男で人望もあり、スザクの能力を評価し、騎士の先輩としてアドバイスを行っていた。 ブラックリベリオン後もグラストンナイツと共にエリア11に客将として留まっており、総督のカラレスが戦死した際には総督代行を勤め、藤堂達の処刑を餌にゼロをおびき出し葬ろうとするが、失敗に終わる。その後はヴィンセントに搭乗し、ゼロに立ち向かう。 超合集国建国後、ルルーシュに「ルルーシュをコーネリアと認識する」ギアスをかけられ、祖国に敵対することになる。第二次トウキョウ決戦では、ルルーシュを庇ってフレイヤの爆発に巻き込まれ生死不明となるが一命を取り留め、後に生還したコーネリアと再会し、彼女を「姫様」と呼びながら感極まって涙を流した。ルルーシュが世界を支配した後も、拘束を逃れてゼロレクイエムまでコーネリアやヴィレッタたちと行動を共にしていた。 『復活のルルーシュ』でも、引き続きコーネリアと行動を共にしており、黒の騎士団に所属している。ジルクスタンと超合集国との国境地帯でルルーシュたちと合流し、コーネリアたちと共にクインローゼスに搭乗してナナリーの救出作戦に参加する。 グラストンナイツ アンドレアス・ダールトンが引き取り育てた養子達の中で、軍人となった5人で構成されるエリート騎士集団。ブラックリベリオン後は、ギルフォードの補佐としてエリア11に留まる。最初の乗機は改良型グロースターだったが、第二次トウキョウ決戦に参加した3人はガレスの先行量産型に乗り換えた。クラウディオ・S・ダールトン 声 - 加瀬康之 / 近藤隆(新劇場版) グラストンナイツのメンバーで、リーダー格にあたる茶髪の男。メンバーで唯一生き残り、最終決戦では、蓬莱島にギルフォードやヴィレッタ等と共に残る。『復活のルルーシュ』では、コーネリアやギルフォードと共に扇とヴィレッタの結婚式に出席している。 エドガー・N・ダールトン 声 - 田中伸幸 他 銀色の短髪で、サングラスをかけている男。第二次トウキョウ決戦で、藤堂に機体を破壊され死亡した。 デヴィッド・T・ダールトン 声 - 私市淳 他 赤髪で、鋭い目つきの男。黒の騎士団幹部の公開処刑の場にてルルーシュにギアスをかけられ、ロロのヴィンセントを狙撃した。第二次トウキョウ決戦で、千葉に機体を破壊され死亡した。 アルフレッド・G・ダールトン 声 - 蓮池龍三 / 高梨謙吾(新劇場版) セミロングの金髪の男。黒の騎士団幹部の公開処刑の場で、カレンに機体を破壊され死亡した。 バート・L・ダールトン 声 - 杉山紀彰 左目の隠れた黒髪の男。黒の騎士団幹部の公開処刑の場で、落下してきたG-1ベースに機体を押し潰され死亡した。メンバーで最初の戦死者である。 バトレー・アスプリウス 声 - 宝亀克寿 クロヴィスの命でC.C.の研究を行っていた禿頭の将軍。一人称は「私」。クロヴィス殺害を防げなかったため失脚し、処分されるところをシュナイゼルの計らいにより復帰。その後はジェレミアを実験体として「CODE-R」の研究を引き続き行っていた。 ブラックリベリオン後は本国に戻っていたが、シャルルの命令でギアス嚮団に赴き、ジェレミアの最終調整を行う。しかしその後、ある仮説の元で自分達が世界を滅ぼしかねない事態に荷担したことを知り、ルルーシュの嚮団殲滅作戦の巻き添えで死亡した。ジェレミアからは生体改造を施したことで恨まれてはいたが、死後に皇族への忠義を尽くしていたとして「君を尊敬する」と称された。【ナイトメア・オブ・ナナリー】「ギアスユーザー」の少数精鋭部隊「特殊名誉外人部隊(イレギュラーズ)」を統括していた。 ロイド・アスプルンド 声 - 白鳥哲 皇暦1989年2月2日生まれ(29-30歳)。伯爵にして、特別派遣嚮導技術部(特派)の主任を務める技術者の男性。一人称は「僕」で、眼鏡と白衣を愛用している。「おめでとう」「残念でした」が口癖。上下関係や社会的タブーに無頓着で、彼の意向によって研究施設内では階級・爵位といったものは不問とされている。スザクのことを「パーツ」と発言したり、非人間的であるような振舞いが目立つが、スザクやセシルを気にかけるような一面も見せており、時折彼らに味わい深い助言や忠告を送ることもある。また、ラクシャータとは大学時代のゼミの同輩であり、幅広い分野において非凡な才能を発揮する彼女の技術力には強いライバル心を抱いている。なお、ミレイとは婚約関係にあり、彼女のことは気にいっていたが、自立を決意したミレイによって破局した。 ランスロットやフロートシステムといった、最新KMF用技術を手がけている。スザクの才能を見出し彼をランスロットのデヴァイサーとして迎え入れ、後にスザクのナイトオブセブン就任に伴い、彼の後見人になるとともにナイトオブセブン直属開発機関・キャメロットの主任となった。ルルーシュが神聖ブリタニア帝国第99代皇帝に就いてからは、彼やスザクの下に身を寄せる。ゼロレクイエムについても全貌を知らされた上で協力しており、最終決戦においてはアヴァロンにてニーナの作業を補佐した。 『復活のルルーシュ』では、カレンや咲世子と共に、ナナリーとゼロの捜索任務でジルクスタンに潜入。以降は復活したルルーシュの指揮下で、セシルやニーナと共にナナリー救出作戦に参加する。【Asuka版】学園の教師という表の顔を持つ。裏では特派に所属しており、スザクに対して親身に接する(KMFが存在しないため、特派は戦闘機や陸戦艇のメンテナンスを主任務とする)。 【反攻のスザク】ある目的の元、強化歩兵スーツを開発していた。戦後は行方不明になる。 【ナイトメア・オブ・ナナリー】サクラダイトを使ったギアス伝導回路を開発しており、先行して実用化していたマッドにシュナイゼルの威を借りて圧力をかけ、データを供出させる。 セシル・クルーミー 声 - 井上喜久子 皇暦1993年9月7日生まれ(24-25歳)。ランスロット開発メンバーの一員で、ロイドの補佐を務めるオペレーターの女性。ロイドやラクシャータの大学のゼミ時代の後輩でもあり、庶務全般での活動をしている。一人称は「私」。自身も優秀な技術者であり、フロートユニット・エナジーウイングの考案者である。 優しい性格だが、怒らせると怖い。上司であるロイドの言動には日頃からかなりの不満があり、学園祭のモグラ叩きを模したゲームではロイドと似た生徒を集中攻撃した。スザクには人一倍優しいが、その様子はロイドに「何者かと重ねて見ている節がある」と評されている。 料理が好きでよく他人にふるまっているが、自覚のないかなりの味覚音痴。その奇抜な創作料理の味は、ロイドさえも青ざめさせてしまう程である。 ルルーシュが神聖ブリタニア帝国第99代皇帝に就いてからは、ロイドと共に彼やスザクの元に身を寄せる。ゼロレクイエムについても知らされた上で協力しており、最終決戦においてはアヴァロンのブリッジでルルーシュの補佐をした。 『復活のルルーシュ』では、ルルーシュがコーネリアと協力関係になってから、ロイドやニーナと共にナナリー救出作戦に参加する。しかし、作戦中にクジャパットに銃撃されて重傷を負ってしまい、ロイドの救命処置と咲世子とニーナが守ってくれたおかげで、一命を取り留める。【ピクチャードラマ DVD3巻】ロイドに気があることが示唆されるが、無神経なロイドの態度に腹を立てている。特派の庶務全般を仕切っている。 【ピクチャードラマ R2 DVD8巻】C.C.との会話でセシルは、スザクをかつて帰らぬ人となった男性と重ねていること、惹かれていることを明かしたが、愛しているかに関しては言葉の定義によると言って明確にはしなかった。また、ロイドのセリフから酒豪であることが判明している。 【ナイトメア・オブ・ナナリー】ロイドの補佐として登場。スザクを気遣うが、あまり気にかけられていない。 ジョセフ・フェネット 声 - 成田剣 シャーリーの父で、サクラダイト関連の地質調査を行う役人。ホテルジャック事件でシャーリーが人質にされたときは、彼女のことを心配していた。ナリタ連山で黒の騎士団の作戦の巻き添えとなり、死亡した。【小説版】地質調査を行う役人とは表向きの役職で、裏では重要な研究を行っており、それの後片付けをしていた。 【Asuka版】日本解放戦線の囮作戦に巻き込まれて死亡した。 カノン・マルディーニ 声 - 三戸耕三 皇暦1990年6月1日生まれ(27-28歳)。シュナイゼル直属の士官で側近を務めている伯爵で、オネエ口調で話す自称「変わり者」の男性。一人称は「私」。ニーナやロイドとも親しい。シュナイゼルの気質を知り抜いており、彼によく軽口を叩いているが、それは互いの絶対的な信頼関係の裏返しでもある。最終決戦でも、側近としてシュナイゼルに付き従ったが、拘束されながらシュナイゼルがルルーシュに「ゼロに仕えよ」というギアスをかけられてしまうのを目撃する。しかし、ゼロレクイエム後も引き続きシュナイゼルに仕えており、『復活のルルーシュ』では次官としてナナリー救出作戦に必要なナイトメアフレームを空路で送ると咲世子に伝達した。その他の詳細は『双貌のオズ』を参照。【小説版】ナナリーのエリア11総督就任には反対であり、ナナリーのことを「怖い」と評価している。 アリシア・ローマイヤ 声 - 渡辺明乃 エリア11総督に就任したナナリーの補佐兼お目付け役を務める若い女性。ナンバーズに対する差別意識が強く、ナンバーズ出身であるスザクやイレヴンに慈悲をもたらそうとするナナリーには非協力的。第二次トウキョウ決戦にてシュナイゼルの指示によりナナリーが脱出するための囮とされ、その結果フレイヤの爆発に巻き込まれ死亡した。 カラレス 声 - 幹本雄之 ブラックリベリオン後に、エリア11の新総督に就任した公爵の男性。イレヴンに対し厳しい圧政と弾圧を行っていた。中華連邦の星刻と高亥を出迎えていた際に黒の騎士団によるバベルタワー襲撃事件に遭遇、自らG-1ベースに乗り前線で指揮を執るが、黒の騎士団の脱出ルートを絞ってバベルタワーの正面入口に陣取ったことが仇となり、位置を特定したゼロの策略で倒壊したバベルタワーの下敷きになって死亡した。 『双貌のオズ』では総督就任の経緯が描写され、クロヴィスとユーフェミアが命を落とし、コーネリアも行方不明となった忌むべき土地となったエリア11の総督に就任を拒んだため、異例として第一皇女ギネヴィアの推挙を受けて総督に就任した。【小説版】アーニャから残忍と称されており、反ブリタニア活動を行なったイレヴンを処刑していたが、本当の反乱者は十人の中で二人もいないとされるなど、性格面の問題はブリタニア国内でも有名だった模様。 アプソン 声 - 五王四郎 ブリタニア軍の将軍の男性。カラレスの死後に、エリア11の新総督になったナナリーを護送する空中艦隊の指揮官。艦隊が黒の騎士団の襲撃に遭った際、ナイトオブラウンズやギルフォード達の救援に手柄を横取りされると焦り、自ら銃座に陣取って藤堂の月下を攻撃するが、反撃を受けて死亡した。 『双貌のオズ』でも「タレイランの翼」の迎撃を行うが、こちらでもしてやられており、後にゼロと藤堂も「愚か者」と無能の烙印を圧している。
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