福田組とは? わかりやすく解説

福田組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 02:57 UTC 版)

株式会社福田組
FUKUDA CORPORATION
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 1899
1975年12月19日上場
本社所在地 日本
951-8668
新潟県新潟市中央区一番堀通町3番地10
設立 1927年12月29日
業種 建設業
法人番号 9110001004880
事業内容 総合建設業
代表者 代表取締役会長執行役員会長
福田勝之
代表取締役社長兼執行役員社長
荒明正紀
資本金 51億5,840万8,496円
発行済株式総数 8,367,811株
(自己株式620,300株を除く、2024年12月31日現在)
売上高 連結:1,665億8,900万円
単独:984億2,200万円
(2024年12月期)
営業利益 連結:76億6,500万円
単独:39億9,000万円
(2024年12月期)
経常利益 連結:79億5,700万円
単独:46億3,200万円
(2024年12月期)
純利益 連結:53億7,100万円
単独:33億5,300万円
(2024年12月期)
純資産 連結:854億700万円
単独:527億7,300万円
(2024年12月期)
総資産 連結:1,428億1,400万円
単独:888億1,000万円
(2024年12月期)
従業員数 連結:2,215名
単独:850名
(2024年12月現在)
決算期 12月31日
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行 8.5%
福田育英会 8.2%
福田直美 5.2%
第四北越銀行 4.5%
小沢和子 3.8%
福田石材 3.4%
福田組共栄会 3.4%
福田勝之 2.8%
福田浩士 2.8%
本庄裕子 2.1%
(上位10名、2024年12月31日現在)
主要子会社 福田道路 100%
興和 100%
フクダハウジング 100%
レックス 100%
福田アセット&サービス 100%
新潟造園土木 100%
福田リニューアル 100%
サイドー 98.5%
北日本建材リース 70%
関係する人物 福田藤吉(創業者)
太田豊彦(元社長)
高坂謙一(元副社長)
藤山秀章(副社長)
外部リンク https://www.fkd.co.jp/
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株式会社福田組(ふくだぐみ)は、新潟県を地盤とし全国展開をする建設会社ゼネコン)である。

沿革

歴代社長

  • 初代:福田藤吉(1902年1月 - 1927年12月) - 創業者
  • 2代:福田賢吉(1927年12月 - 1936年)
  • 3代:福田絅次(1936年 - 1953年4月)
  • 4代:福田正(1953年4月 - 1992年3月) - 福田組名誉会長小沢一郎竹下亘の義父
  • 5代:福田実(1992年3月 - 2003年3月)
  • 6代:福田勝之(2003年3月 - 2009年3月) - 福田実の実弟
  • 7代:伊東修之助(2009年3月 - 2012年3月)
  • 8代:太田豊彦(2012年3月 -2019年3月)
  • 9代:荒明正紀(2019年3月 - )

特徴

本社は新潟県新潟市中央区一番堀通町であるが、東京都千代田区九段北にも東京本社・本店がある。

中堅ゼネコンでは珍しく、自社技術で超高層ビルを建築することができる。

国土交通省北陸地方整備局長・九州地方整備局長)より「工事成績優秀企業認定」を受けており、表彰している。

福田道路等の子会社及び関連会社が多数あり、福田グループを形成している。

連結売上高比率で同業他社を圧倒する。

建築工事や土木工事の営業地盤を新潟県に強く維持し、福田グループを形成している。

福田グループの総合力を発揮し、新潟県での規模を保ちつつ全国に進出している(但し、四国地方のみ支店が存在しない)。

新潟県最大規模のゼネコンであるが、新潟県内の売り上げより県外(全国)の売り上げが大きなウェイトを占めている。

福田道路が早期に全国へ進出し、また舗装業界内でも施工実績が多数あるため、福田組が福田道路の子会社だと勘違いされる場合も多い。

福田道路は、舗装業界上位(TOP10)に入ることから連結決算に大きく影響している。

2014年度 国土交通省(北陸地方整備局長・九州地方整備局長)より「工事成績優秀企業認定」受けており、表彰している。

過去に完成した国土交通省発注の土木工事に関して、その工事成績評定が優秀な企業を選定し認定するものであり、施工・品質管理に対する技術力が高く評価している。

優良工事表彰・優良建設技術者表彰を数多く受賞している。

2013年度にも「工事成績優秀企業認定」を受けており、施工・品質管理は同業他社を上回っていると思われる。

政治家との関係

福田組は、新潟県に地盤を持っていた田中角栄の有力後援者としての人脈を原動力に、公共事業を中心に急成長を遂げ、大手ゼネコンとなった。 小沢一郎の元妻・和子は福田正元会長の長女であり、田中角栄の派閥の長老である二階堂進を仲人にして衆院議員2期目の1973年に結婚した。なお、正の次女も、竹下登の弟である竹下亘衆院議員と結婚している[2]

施工物件

建築工事については、東日本地区のイオン(旧:ジャスコショッピングセンター埼玉県千葉県茨城県宮城県岩手県・新潟県・青森県等)を数多く手がける。

2007年(平成19年)10月完成のイオンモール新潟南新潟亀田IC近く)は、新潟県内及び全国的にも最大規模のショッピングセンターである。

イオン以外にも大規模ショッピングセンター施工実績多数あり。自社開発物件もある。

千葉県市原市に「unimo」を100%自社開発にて完成。ホテル・マンション・工場・公共建築物等でも多数の施工実績あり。

新潟市中央区古町で商業施設と住宅が入居する29階建ての複合型超高層ビルを単独にて施工。

全国でも積極的に営業を拡大している。

東京都・東北地方大阪府・新潟県に設計・施工・メンテナンス等の拠点を設けている。

土木工事については、全国で高速道路・各新幹線の施工実績あり。

近年の施工実績は、首都高速中央環状線大橋JCT新東名高速道路等がある。 幅広い分野で技術を持っている。

新潟県中越地震では、旧:山古志村(現:長岡市)をはじめ高速道路復旧等に24時間体制で早期復興のため対応した。 新潟県中越沖地震でも国道8号復旧工事を行なった。

脚注

関連項目

外部リンク


福田組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 07:36 UTC 版)

バクマン。の登場人物」の記事における「福田組」の解説

亜城木夢叶とほぼ同世代漫画家たちの集まり福田真太が発起人取りまとめをしている。誌面作品競いつつ、時々互い作品について意見し合ったり、編集部方針納得が行かなかった際には抗議することもある。 新妻 エイジにいづま エイジ) 声 - 岡本信彦 演 - 染谷将太 本作キーパーソン1人1992年11月3日生、青森県出身身長171cm、体重59kg、血液型AB型。 『WJ』で10年に1人の逸材と言われている新進気鋭天才漫画家グレースウェット羽ぼうきを何背中刺した格好特徴6歳の時からペン握っているため、その画力新人離れしており、デビュー前から毎月作品投稿行っていた。実家青森県田舎で、近所遊び友達がなく、家で漫画を描くことだけが楽しみだった語っている。佐々木編集長自らがスカウトに訪れた際、連載のために上京する条件として、「自分が『ジャンプ』で一番人気の作家になったら、自分嫌いな漫画をひとつ終わらせる権限」を要求したエイジはこの権限を「一番人気のときに格好良く終わらせたい」という想いから、自身の作品である「CROWに対して行使し終了させた。 どんな時でも終始漫画を描く」という世界浸っている、いわゆる変人”であり、擬音化され効果音口走りながら漫画を描く奇癖がある。当初対人関係にほとんど無思慮編集者にも年下マンガ家である亜城木に対して丁寧な敬語接しているものの、やや慇懃無礼のきらいもあった。しかし、亜城木を始めとしたライバル作家との関わり機に次第周囲からの助言指摘素直に受け入れるようになるなど人間的に成長自分興味持った人間認めた人間に対しては常に応援絶やさずまた、そんな人間ライバル認識し競い合うことで自らを高めていくことを愉しみとしている。 自分作るキャラ考えなくても勝手に動くという「天才タイプ」の漫画家であるが、それゆえに「読者をどんな方法楽しませるか」などといった計算面での技術皆無彼の唯一の弱点でもあった。また、ネーム作成打ち合わせも「面倒くさい」という理由嫌っていたが、弱点指摘をサイコーから受け、漫画作成姿勢(及びプロ漫画家としての自覚無さ)を福田厳しく指導されてからは考え改め雄二郎に謝罪の上、それらも真面目にするようになった。その素直さは、後述亜城木との関係にも表れており、初対面の折「仲良く」して欲しいと述べていた。その後対人関係でも、角が取れ初対面人間とも積極的に言葉を交わすようになり初めての新年会でも平丸に話しかけたりお酒お代わり取りに行くなど人気作家とは思えないほど動き回っている。感覚センスが狂うからという理由で、作業デスクの上漫画関係以外のものが有るのを嫌がっていたが、携帯電話置いておくようにもなった。 福田やサイコーの指摘後も、すぐさま作品反映された。その後順調に実績積みコミック売上アニメ化などで収入上がり有限会社化した漫画に関して高い慧眼持ち金未来杯発表され作品人気順位正確に当てたり、他の連載漫画に関しても(独特な隠喩表現交えて的を射た指摘述べており、雄二郎を通じて関係者によく伝えられる得意な分野は「王道」のバトル漫画。特に「ヒーローが悪をやっつける」勧善懲悪モノを好む。反面恋愛経験がないこともあって、恋愛ものが苦手という一面もあり、自らが書いた恋愛漫画微妙な評価受けたデビューから長らくCROW」を連載していたが、「+NATURAL」の作画担当することで、一時異例の『WJ』で2本同時連載実行していた。「CROW終了後も「+NATURAL」の作画同時に別のヒーローもの漫画描いている。担当編集者JR吉祥寺駅南口程近いマンション借りてもらい、執筆勤しんでいる。大変な速筆家であり、ネーム一日原稿二日仕上がるらしい。 亜城木の作品を「自分には思い付かない」と高く評価している。同時に亜城木を自身ライバルとして認めており、とりわけサイコーに対して初対面時より互いに意識し合っている。さらに「+NATURAL」の連載開始福田達に問い詰められた際には「亜城木を奮起させたい」という服部思惑付き合いその場全員対し文句勝ってから言え」と言わんばかり態度をとることで亜城のみならず福田達をも奮起させるなど、福田組の仲間達それぞれライバルとして認めている模様。ただし、漫画家同士友情仕事別物とはっきり割り切っていて、仕事上の事にはあくまでもクールシビアである。漫画家にはデビューしていれば年下アシスタントであろう「先生」付けで呼ぶが(漫画家辞めた後の中井は「中井さん」に戻った)、七峰だけは「七峰くん」と呼ぶ。 福田からは「新妻師匠」と慕われ、そして倒すべき目標とされている。「CROW連載終了宣言時も福田組のメンバーから倒す目標がいなくなることを良しとせず人気投票1位から陥落させるべく打倒宣言挑戦受けて立ち、最終回まで1位を取り続けCROW」の連載終了させた。 「REVERSI」が連載終了時には、「ZOMBIE☆GUN」を300部にして復帰待っている亜城木に宣言した作品第一回キャラクター人気投票では1位を獲得している。 福田 真太(ふくだ しんた) 声 - 諏訪部順一 演 - 桐谷健太 新妻エイジに次ぐ逸材として期待される青年漫画家1990年7月27日生、広島県出身身長179cm、体重66kg、血液型B型。 銀に染めた長髪ニット帽被っており、歯に衣着せぬ物言い特徴高校卒業後、漫画家になる夢を抱いて上京。夢を実現させるフリーターで終わるかの「一か八か」の生活環境に自らを追い込んだ中で、アルバイトかけ持ちしながらWJ』での連載目指していたらしい生活費のためにエイジアシスタント長く続けていたこともあり、個性の強い彼と対等に付き合うことのできる数少ない人物の1人で、ネーム作成打ち合わせ軽視するエイジ対しプロ漫画家としての自覚足りないことを厳しく指摘するなど、漫画に対しては非常に実直誠実な面を持つ。 エイジアシスタント時代は「自分の方が年上だから」という理由エイジのことを「新妻くん」(時と場合によって「新妻先生」)と呼んでいたが、自身連載を開始してからは「新妻師匠」と呼んでいる。 自分とエイジ亜城木および中井(後に蒼と平丸も加入)を合わせて、福田組と称し、彼自身はその組長リーダー)を自負している。短気怒りっぽく言葉遣いも荒いので(特に雄二郎から)指摘されることも多いが、「ロードレーサーGIRI」のアニメ化決まった際には雄二郎に素直に礼を言うなど殊勝な一面持っている初対面のサイコーからも「嫌な人」と思われていたが、度量大きく面倒見の良い性格のためか、自分たちの好きな作品エイジ漫画作成姿勢について意見交換した際は、「いい人」と評した。福田組らの問題に度々首を突っ込んでおり、「TRAP」休載の際は編集長一方的な主張腹を立て自身先頭立って福田組や平丸と一緒に連載ボイコットしたり、性格価値観がほとんど合わないにも作画アドバイスをしている。 得意な作風は、過激な描写が多いバイオレンス系のバトル物で、「少年漫画はもっと不健全な作品いっぱいあってもいい」「PTA敵に回すくらいの方が面白い」などといった自論主張している。画力特別に高い方ではないが、彼の荒々しいストーリーには適している画風らしい。少しエッチ描写のある、いわゆる萌え美少女漫画が好きという一面があり、『To LOVEる -とらぶる-』を「男の漫画だ」と語っている。自身の作品にもパンチラ取り入れており、「若葉の頃」にてパンチラ描き方に悩む蒼指南役買って出ている。 なお、本人は「広島ロミオ」を自称するものの、恋愛経験豊富な方ではない模様中井 巧朗(なかい たくろう) 声 - 志村知幸 演 - 皆川猿時 アシスタントしながら連載目指してきた遅咲き漫画家1976年2月2日生、秋田県出身身長167cm、体重108kg、血液型O型無精ヒゲ生えた肥満体中年男性。12年にも渡って数多く漫画家アシスタント続けていたベテラン背景画効果線などを描く技術一流で、画力器用さはあるが、一方でオリジナルストーリーキャラクター作ることは苦手で、自作ネーム編集部からはまともに見てもらえず、連載を取る夢はほとんど絶望視されていた。しかし亜城木や新妻福田らと会ったことで刺激を受け、再び連載目指すその後、蒼組んで初め連載漫画を持つことになる。 見栄えの悪い外見加えて漫画専念してきたためか、女性に対しては縁がなく、惚れっぽく偏った感情を抱く傾向にある。蒼に対して打ち合わせでの初対面時から熱を上げ、彼女に身を挺しアプローチをかけるが連載打ち切りと共に想い打ち明けて失恋したその後高浜アシスタントとなった際にアシスタント仲間となった加藤一目惚れしてからは再連載目標放り投げコンビ再結成打診したに(半ば強引に交際迫ったため、蒼には「人として最低です」と嫌われ高浜連載終了決定期に加藤にも振られたことで自分の非を認め、「漫画恋愛利用したことに嫌気指した」と漫画家断念高浜アシスタント仕事無責任に放り出す形で、農家を営む実家を継ぐために故郷へ帰った実家戻ってからは自堕落な生活を送っており、母親からも愛想を尽かされていた。その折に高待遇条件にチーフアシスタントとして七峰からスカウトを受け再び上京する初登場時よりも体型は更に大きく肥え太ってピザをよく食べており、美人女性ばかり優遇する面もさらに悪化していたため、他のスタッフからは嫌われていた。七峰のやり方は生活を守るために黙認していたが、他人アイディア利用したり、担当編集者軽んじる態度には疑問抱いていた。「有意義な~」の人気低迷知り打ち切りにより高待遇生活を失うことを恐れ判定人達に口を出した結果逆に判定全員離反招いてしまい、七峰の敗北同時にアシスタント解雇された。 様々な問題起こしたことで週刊少年ジャンプから仕事をもらえなくなりその後はしばらく浮浪者のような生活を強いられ全てを蒼のせいにし、酒の勢いで女の家乗り込もうとして平丸と壮絶な殴り合い展開したが、その成り行きで平丸と意気投合し彼のアシスタントとして雇われる。平丸とは蒼との関係を巡って犬猿の仲だったが、平丸と蒼婚約して以降は仲の悪さなくなった。 平丸のアシスタントになって以降漫画家としての再起条件として吉田からダイエット命じられており、アニメ最終話の平丸・蒼挙式シーンではほぼ初登場時体型並み痩せた姿になっていた。 蒼 紅(あおき こう) 声 - 川澄綾子WJ』では珍しい女性作家本名青木 優梨子(あおき ゆりこ)。1990年3月11日生、東京都出身身長163cm、体重46kg、血液型A型初登場時年齢20歳泣きぼくろ特徴美女で、サイコー曰く岩瀬に少し似ている」。作品世界における日本最難関大学である東応大学進学しており、大学院進みながら漫画描いている(ただし、作中では大学院通っていたり大学院勉強をしている場面1度描かれていない)。漫画家の道が駄目だった時のために、教員免許取得しているとシュージンとの通話明かしている。 得意な作風ファンタジー漫画以前は『マーガレット』で少女漫画読切執筆していたが「この手ファンタジーなら少年誌でやった方が良い」という編集部誘いを受け『WJ』に移籍することにした。しかし、画風少年漫画向きではなかったため、原作者方向転換し大学2年時にストーリーキングネーム部門で準キング入賞している。 性格生真面目他人に心を開くのが苦手なため、クールプライドが高いと見られる事もあり、特に初期の頃の彼女は全くの無表情だったそのこと本人自覚しており、“福田組”、特に福田に対して抵抗感持っていたが、彼らとの出会い通し徐々に内面変化現れ始め人間関係柔軟な考え持てるようになっていった。普段敬語口調話し知的な物腰だが、少し天然ボケ一面もある。 かつては漫画に対してサイコー達と全く反対価値観持ち亜城木や福田作品は「少年誌向けではない」と嫌う一方、サイコー達の好みではない間界野昂次の作品絶賛していた。 「hideout door終了後は、中井とのコンビ解消少女漫画誌に戻ろうとしていたが、山久に半ば強引に引き止められる形で、少年漫画一人で描くようになる整った外見落ち着いた物腰から男性アプローチかけられる事が多いが、異性に対して潔癖すぎる程で恋愛経験は全く無かったとの事。中井との決別一時男性不信陥った事もあった。その後、シュージンとは『青葉の頃』のストーリーでの「男性気持ち」を聞く相談相手となり、唯一信頼できる男性として何度電話をするうちに徐々に惹かれていくも、香耶の存在知っていたため恋愛感情自制していた。その後長い間アプローチしてきた(蒼樹本人は気づいていなかったが)平丸の真摯な想い受け入れ正式に交際することとなった以降は平丸を嗜めつつ臨時アシスタント依頼したり、自宅乗り込んできた中井のことを一任するなど、全幅の信頼を置く描写が目立つようになる。「神様がくれた…」の連載終了決まった時に平丸から遊園地デート誘われ観覧車の中でプロポーズされてそれを受け入れたアニメ版では最終回エピローグで、皆に祝福されながら平丸と教会結婚式挙げるシーン描かれ、蒼投げたウェディングブーケを亜豆が受け取っている。 平丸 一也(ひらまる かずや) 声 - 森田成一 演 - 新井浩文WJ班長吉田担当している異色漫画家1984年6月18日生、神奈川県出身身長171cm、体重61kg、血液型AB型初登場時年齢26歳極端につり上がった鋭い目をしている、黒い長髪の男性。初期の頃喫煙者だった。世の中に対して屁理屈ともいえるアンチテーゼ的な持論主張しエイジにさえ「変わって面白い」と言われるほどの変わり者良くも悪くも切り替え早く欲望忠実素直な性格である。エイジ同様「天才タイプ」の漫画家であり本人心情によって作風など変化しネガティブになる事で面白漫画アイディアが浮かぶという特異な思考持ち主でもある。「TRAP」休載を巡る福田らのボイコット便乗する形で福田組への仲間入りを果たす。 元は漫画とは無縁サラリーマンだった。スクリーントーン知らないなど、漫画に関する知識皆無だったにもかかわらず、たまたま(アニメ版では乗り合わせていたサイコーとシュージンの会話きっかけで)電車網棚置いてあった『WJ』を読んで「これなら自分にも描ける」と思い独学漫画描き始めた。そして、1ヵ月後に初投稿したラッコ11号」がいきなり月例賞(トレジャー)の佳作入賞、さらに連載繋げた実績持ちエイジとは別の意味驚異的な才能持った天才と言える漫画について担当吉田から「2〜3年にたった一人逸材」とその才能評価されており、作品支持率エイジ福田に次ぐ安定度を誇る。反面画力それほど高くないため、どんな作風でも全てギャグ漫画見えてしまう特徴がある。この部分は、「僕には通じない」の連載時アシスタント加わった中井指導向上し女性ファン人気獲得アニメ化要因にもなった。 元々漫画家なりたかった訳ではなく、単に嫌いな会社勤めから逃れる手段として漫画を描く道を選んだだけのことで、できることなら働かず暮らしたい考えている。連載開始後も、予想以上にハードな漫画家生活が嫌になり、仕事場からの逃亡失踪高浜曰くストレス発散」)を繰り返すので、吉田捕獲され仕事に戻ることが作中2度ほどあった。以後吉田による監視(及び口車)のもと、生活のため仕事勤しんでいる。 一方で、サイコーが入院した際、「サイコーが川口たろうの身内だから」という理由一方的に高校卒業まで「TRAP」長期休載言い渡した佐々木怒り見せたり落ちぶれた逆恨みから蒼自宅乗り込んだ中井を(自身体験本音交えつつ)理に適った言葉諭すなど、漫画以外分野においても「やる気さえあれば」かなりの能力発揮する女性に対して奥手ながら年下好きでかなりの面食い長い間、蒼を餌に吉田いいように「操縦」されていたが、釣られていただけだと気づき吉田をふりきり玉砕覚悟で蒼告白吉田は平丸がふられたショック漫画家廃業することを危惧していたが、予想反しOKしたためめでたく恋人同士になれた。ただし、蒼からは漫画制作続けるようにと念を押された。交際して以降は蒼のことを「ユリタン」と呼んでいて、自分のことも「カズタン」と呼ばせようと考えていたが、計画うまくいっていなかった。その後、蒼の「神様がくれた…」の連載終了決まった時に遊園地デート誘い、そこでプロポーズすることを決意し様々なドタバタがあったもののなんとか観覧車の中でプロポーズをしてOKをもらい、めでたく婚約したアニメ版では最終回エピローグで、皆に祝福されながら蒼教会結婚式挙げるシーン描かれその時に蒼から「カズタン」と呼んでもらえた。作中通して吉田、蒼福田には全く頭が上がらない高浜 昇陽たかはま しょうよう) 声 - 下和田ヒロキ 港浦が担当している漫画家1991年4月30日生、静岡県出身身長164cm、体重62kg、血液型A型初登場時年齢19歳「TRAP」連載に当たり、港浦の紹介亜城木夢叶アシスタントをすることになる。価値観異なる人には基本的に心を開かず初登場時終始無言だった。その反面信頼した人間には敬意を払うようで、高校通いながら連載持っていた亜城木のことを尊敬しているので、自身作家として独立してからも敬語使っている。 ウォルト・ディズニー大ファンであり、ディズニーのような漫画家になるのが夢。画力は確かで、アシスタントの際は背景画担当している。 当初担当である港浦と折り合い悪く亜城木に対してアテにならない」と警告すらしており、初連載だった「BBケンイチ」の連載終了後佐々木に対して担当替え抗議行なったほどだった。しかし、佐々木から「描きたい物が描けないのは自分実力不足を自ら認めている証拠自分作品結果担当編集のせいにするのは1番愚かだ思っている」、「担当替え申し出大御所作家であっても不可能。納得いかなければ他誌行って構わない」と厳しく諭された後は考え改め、港浦との関係も緩和された。 「タント連載で再び亜城木のアシスタント務める。編集部との合意の上で「タント」が打ち切りになった後は、自分新作を描く意欲見せる。そして「PCP」の開始から間もなく正義の三肩」の連載を開始王道以外のジャンル亜城木を下し、『WJ』の天下を取ることを狙っている。 いわゆる「福田組」には属していないものの、亜城木との関係以外にも最初連載時中井アシスタントとして雇っていたことを始め福田組との縁は深い。さらにエイジ連載終了権利執行した知った福田が福田組を呼び集めた際には亜城木らと一緒に呼ばれており、福田組の準メンバー的な立ち位置にいることがうかがえるアニメ版最終話では、「正義の三肩」の映画化決定したことを港浦から知らされ漫画家として順調な道を歩んでいる。

※この「福田組」の解説は、「バクマン。の登場人物」の解説の一部です。
「福田組」を含む「バクマン。の登場人物」の記事については、「バクマン。の登場人物」の概要を参照ください。

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