第二次大阪戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:11 UTC 版)
大阪戦争は、1975年(昭和50年)7月26日から1978年(昭和53年)11月1日に掛けて大阪府周辺で三代目山口組と二代目松田組との間で発生した抗争事件。 1978年9月24日、和歌山県和歌山市で山口組系宅見組の大丸均と松本正夫が松田組系福田組傘下杉田組組長・杉田寛一を射殺。 9月27日、宅見組が松田組組長・樫忠義に対する殺人予備、銃刀法違反で捜索を受ける。宅見組ではダイナマイトをラジコンのヘリコプターに積み込み樫宅を空爆する計画を立てていた。トランシーバーの他、拳銃5丁が押収され、組員4人が逮捕された。 松田組との手打ちさえ望まない山本健一は、11月1日に報道陣を神戸の田岡邸に招いて一方的に抗争終結を宣言。松田組も終結宣言を大阪府警に提出し、大阪戦争は終結した。
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