効果線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 18:54 UTC 版)
効果線(こうかせん)[1]は、漫画の画面に表現効果などを付与する描線。
主に人物の感情や雰囲気[1]、動きを表現するために描かれる[2]。カケアミやナワナワなど色々な種類があるが、漫画家によって呼び方が違う場合もある[3]。
主な効果線
- カケアミ
- 網目模様を角度を変えて並べるもので、網目の密度を変えることでグラデーションにすることも出来る。
- ナワナワ
- グルグル[4]・ボルテックス[5]とも呼ばれる。フリーハンドで平行線を引き、わずかに角度を変えることを繰り返す。カケアミ同様に線の密度を変えることでグラデーションにも出来る。
- おどろ
- ナワナワの応用で、異様な雰囲気や恐怖感を表現する。
- たれ線
- 背景や顔に垂れるように描かれる縦線で、落ち込んだ様子などを表現する。
- 点描
- 美術技法の点描と言葉は同じだが、漫画は一般的にインク一色で行なう。主線の代わりに使われる場合もある。
- スピード線
- 車や人物などが動いている様子を表現する[2]。流線とも。
- 集中線
-
集中線の例
脚注
参考文献
関連項目
- 効果線のページへのリンク