漫画家アシスタント検定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/27 21:05 UTC 版)
「漫画能力検定」の記事における「漫画家アシスタント検定」の解説
年3回実施される。 解答用紙に印画された未完成の漫画原稿に、ベタやトーン貼りを施し、原稿として完成させる検定試験。こちらも漫画技法検定と同じく、問題用紙に完成見本が提示されているため、それに近づけるスキルが重要となる。 なお、漫画家アシスタント検定のみ、上位級の受験に条件があり、出願時に日本漫画能力検定協会の指定する条件を満たしている必要がある。 級試験内容想定対象者イメージ試験時間3級ペタ入れ、スピード線、トーンペタ貼り、ホワイト修正、簡単な背景といったアシスタントとして基礎的な技能を用いて描く。 漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者 120分 2級集中線、ペタフラッシュ、かけ網、つやペタ、ホワイト処理、トーン削り、小物、背景の見本を参考にした背景おこしといったアシスタントとして基本的な技能を用いて描く。 180分 1級写真からの背景おこし、背景処理、効果線、トーン処理、モブシーンおこしといったアシスタントとして高い技能を用いて描く。 180分 1級はB4漫画用紙2枚、2、3級はB4漫画用紙1枚に原稿を作成する。 上位級を受験する際の受験資格は、受験申込時に当該級の下位級(1級受験者は2級、2級受験者は3級)に合格していることであるが、漫画能力検定協会ホームページ上にて実施される受験資格テストに合格すれば、この条件を満たしていなくとも受験資格を得る。3級については受験資格を設けていない。 なお、上記表内に日本漫画能力検定協会による「想定対象者イメージ」を掲載しているが、当検定試験において、年齢による受験制限は存在しないため、あくまで難易度の目安と考えればよい。
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