福田総合学園高校
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灰崎 祥吾(はいざき しょうご) 声 - 森田成一 身長:188センチメートル / 体重:78キログラム / 誕生日:11月2日 福田総合学園高校1年生。ポジションはSF。背番号は6(中学時代は13→8)。 黄瀬が加入する前の帝光バスケ部のSFであり、言わば「キセキの世代」としては彼の先代にあたる。 「他者の大切なものを奪う」ことに強い快感を覚える問題児で、その性質を象徴する技能(強奪)を持つプレイヤー。中学2年で退部するまで帝光バスケ部のSFを務め、当時は黄瀬を凌ぐ実力の持ち主だったが、バスケへの情熱はなく、サボりや遅刻を繰り返す不良少年だった。キセキの世代のメンバーからは実力こそ認められているが特別に親しい感情を持つことはなく、特にポジションやプレイスタイルが似ている黄瀬とは犬猿の仲で、練習中も常に一触即発の状態だった。赤司以外のキセキの世代に対する呼称は、名前呼び。 暴力行為など頻繁に巻き起こす問題行動に加え、後述の虹村のコンバートでSFの層が厚くなったこと、そしていずれは黄瀬が実力で灰崎を上回ると判断した赤司により退部を言い渡された。黒子から退部を引きとめられるが聞く耳を持たず、逆に黒子の今後の2年間を暗示するかのような忠告を残して退部する。 しかし、自分の退部後に騒がれ出した「キセキの世代」の名声を欲し、高校入学後にバスケを再開。実力は衰えておらず、先輩を含むチームメイトへの非礼な態度も「灰崎がいなければ、「キセキの世代」を擁する高校には勝てない」との理由から黙認されている。アニメでは暴力的な描写が追加されており、チームメイトを押しのけてでも強引にシュートを行ったり、相手チームのみならず味方チームのパスをもカットするなど、自己中心的なプレイが目立つ。観戦していた日向やリコは「誠凛(うち)で一から鍛え直したい」と怒りを露わにし、相手チームの主将である笠松からは「先輩は敬え!!」と一喝された。 WCで黄瀬を擁する海常高校と対戦。海常の選手の技や黄瀬が使用した過去に相手選手からコピーした技を次々と強奪するなど、黄瀬を圧倒する。しかし、黒子からの激励を受けた黄瀬が試合終盤に使用した「完全無欠の模倣」は防ぐことも強奪することもできずに逆転負けを喫する。また、焦りからチームメイトである望月のスクープシュートを奪ってしまうなど、精神的な弱さが露呈した。敗北後、会場外で暴力による報復を企むも、察して先回りしていた青峰に力ずくで阻止される。 中学時代の主将であった虹村に対してはまったく頭が上がらず、本編や扉絵などでは虹村に捕まったり、折檻される場面が多々見られる。また、赤司に対しても怖い奴だと評している。 石田 英輝(いしだ ひでき) 声 - 伊丸岡篤 身長:180センチメートル / 体重:71キログラム 福田総合学園高校バスケ部主将を務める3年生。ポジションはPG。背番号は4。 クイックネスと高精度のアウトサイドシュートを武器にしている全国常連の実力者。礼儀を重んじる真面目な性格で、灰崎によってチームが変わってしまったことを憂いている。WC準々決勝で海常に僅差で敗れるが、アニメ版では試合終了後「俺たちの分まで勝て」と激励の言葉を送った。 望月 和宏(もちづき かずひろ) 声 - 大隈健太 身長:183センチメートル / 体重:69キログラム 福田総合学園高校2年生。ポジションはSG。背番号は11。 スキンヘッドが特徴。スクープシュートを得意とする選手。海常戦の終盤、焦った灰崎にそのスクープシュートを奪われてしまい驚きを見せた。
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