大阪文化放送とは? わかりやすく解説

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大阪放送

(大阪文化放送 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 08:15 UTC 版)

大阪放送株式会社(おおさかほうそう)は、近畿広域圏放送対象地域として中波放送(AMラジオ放送)を実施する特定地上基幹放送事業者である。


注釈

  1. ^ 幅80cm・長さ110mのナイロン製防虫ネット。
  2. ^ 産経新聞大阪本社旧社屋内。現在のブリーゼタワーが建っている場所。
  3. ^ 主な例として、上岡龍太郎は土曜日昼の生ワイド番組歌って笑ってドンドコドン』を担当していた当時、関西テレビの『ノックは無用!』にも出演(こちらも土曜日昼の生放送であり、横山ノックと共同司会)していたため、当時西天満に本社があった関西テレビの生放送後に『ドンドコドン』の生放送に間に合わせるため、御堂筋四ツ橋筋を超えてOBC入りするという綱渡りのスケジュールを毎週こなしていた。
  4. ^ 朝日放送ラジオとMBSラジオは、共に1992年3月15日にAMステレオを開始
  5. ^ MBSラジオは2010年2月28日、朝日放送ラジオは2010年3月14日をもって終了
  6. ^ ちなみに『OBCソング』作詞の野坂昭如、『ちいさなひとこと』作曲の小林亜星は、永六輔と3人で「世直しトリオ」なるユニットを結成し、『徹子の部屋』(テレビ朝日系列、関西地区では朝日放送テレビで放送)にトリオで出演したこともある。
  7. ^ その後、AMラジオ局では2017年にTBSラジオRBC iラジオ、2021年に茨城放送が野球中継から撤退しているが、前者は横浜DeNAベイスターズの主催試合の地方局への裏送り、後者は沖縄県内主催試合は継続しているため、野球中継を完全に廃止したラジオ局は本局と茨城放送のみである。
  8. ^ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため2020年に続き開催中止の大阪城公園太陽の広場でのイベント『OBCラジオまつり 10万人のふれあい広場』の代替企画番組。
  9. ^ これにより、23・翌0時台の『サクラバシ919』、1・2時台の『オールナイトニッポン』(ニッポン放送制作)、3・4時台の『ヴァイナル・ミュージック』シリーズと、ラジオ大阪において平日の夜間から明け方まで生ワイド番組が連続6時間放送されることになった。
  10. ^ 2024年3月まで、2024年4月からは「ラジオ大阪 もう、好きにやります。」変更。
  11. ^ 設定の当初は、吉本興業の関係者(所属芸人・落語家・タレント)が「『もう、好きにやります。』ゾーン」内の全番組に(パーソナリティやパートナーとして)レギュラーで出演する一方で、「『おとなたちに、エールを。』ゾーン」では松竹芸能の関係者を金曜枠(『原田年晴 かぶりつきフライデー!』)以外の番組にレギュラーに起用している。OBCでは、このような出演者の配置について、「(芸能界で関西を中心に長年競合している)吉本興業と松竹芸能の棲み分けをあらかじめ意図したものではなく、ゾーンの設定前に対象の時間帯で放送されていた生ワイド番組の一部(『かぶりつきフライデー!』など)を放送枠の拡大・移動、放送日の増加、派生番組(『Hit&Hit!』の金曜枠を引き継いだ『笑福亭松喬の笑えば大吉』)の編成によって存続を図ったところ、『棲み分け』に近い状況へ至った」と説明している。
  12. ^ a b c 産業経済新聞社ならびに、フジサンケイグループとは別会社。
  13. ^ 大阪放送 取締役相談役
  14. ^ 大阪放送 代表取締役
  15. ^ 大阪放送 代表取締役会長
  16. ^ 大阪放送 監査役
  17. ^ ABCとMBSは、NRNにもJRNにも加盟するラジオ・テレビ兼営局であった(その後ラジオ・テレビ放送部門を、ABCでは2018年4月から、MBSでは2021年4月から分社化)。ただしJRNでは、JNN協定の解釈によって、報道番組に関しては兼営局についてはテレビ放送部門がJNNに加盟している局を優先している。以前はABCが優先されていたが、1975年3月31日のテレビ部門のネットチェンジで、近畿広域圏におけるJRNの報道取材担当がABCからMBSへ移行。ABCではこれを境に、文化放送より産経新聞との関係が強いニッポン放送と報道協定を結びながら、親会社の朝日新聞社や新たに加盟したANNの支援を背景にニュース番組を自社で制作している。なお、『生島ヒロシのおはよう一直線』は報道番組としての要素を含んではいるが、TBSラジオでは「情報バラエティ番組」として扱うことで、JNN加盟ラテ兼営局・またはJNN加盟局の兄弟会社としてのラジオ単営局の所在地でありながら、OBCでのネットを可能とした。
  18. ^ 1978年3月まで兵庫県はラジオ関西が担当していたが、同局のNRN脱退に伴いOBCが引き継いだ。一方、2005年3月までは京都府滋賀県もOBCが担当していたが、現在京都・滋賀のニュース配信は同年4月から『ニュース・パレード』のネットを開始したKBS京都が担当。なお、和歌山県和歌山放送が担当している。
  19. ^ 一時期InterFM897も交通情報を廃していたが、2021年秋改編より土・日の放送を再開。また、週末のみ放送しない局は地方局を中心に存在するが、それでも平日は放送している。
  20. ^ a b c d e f 2019年3月までは曜日ごと全時間帯の時報販売だったため、水曜日の全時間帯の時報を提供。
  21. ^ お盆お彼岸を控えている時期には日本香堂有馬記念(毎年12月の最終日曜日)の開催前週には、主催団体のJRAが同競走開催日へのカウントダウン方式でスポンサーに付く。ちなみに、有馬記念開催の2日前(金曜日)には、午前か午後の生ワイド番組を、JRAの単独提供による『有馬記念スペシャル』として特別に編成している。また、国政選挙の公示期間中には、候補者を擁立している政党の一部が公職選挙法に抵触しない範囲で制作を依頼したCMを時報前に付けることがある(2022年の第26回参議院議員通常選挙における立憲民主党などが該当)。
  22. ^ 2020年9月までは、日本コカ・コーラが「ジョージア」(缶コーヒーのブランド)名義で時報提供。
  23. ^ 「OBCドラマティック競馬金曜版 そのだ金曜ナイター中継」放送時は、時報での中断なし。
  24. ^ a b 時報のチャイム音のみ。
  25. ^ 時報での中断もなし。
  26. ^ その理由としては、『歌うヘッドライト』をネットしていたMBSラジオ(毎日放送も)が、この当時創価学会聖教新聞を含む)がスポンサーを担っている番組・CMの一切を流さなかったことによるものだと思われる。しかし、同局(ラジオ、テレビともに)が、創価学会聖教新聞を含む)がスポンサーを担っている番組・CMの一切を流さなかった時期であっても、公明党のCM及び政見放送と、創価大学などの学会系列の学校教育機関に関しては、CMの一切の受け入れを容認していた。特に、国政選挙運動期間中の公明党のCMは法解釈上政見放送選挙公報と同様の扱いを受け、局側の都合だけでは事実上拒否できないこともあって一般企業と同じ有償扱いで受け入れを認めている。また、同じJRNに加盟している朝日放送ラジオも、自社制作番組(もうすぐ夜明けおはようパートナー)の人気があるだけに、『あなたへモーニングコール』の枠を確保することができなかったため、同局でも『あなたへモーニングコール』は一貫して放送されなかった。
  27. ^ 2001年3月までは、MBSでフルネットを実施。近畿広域圏のAM民放局でOBCが13年振りにフルネットを再開するまでの期間にも、スポンサー付きコーナーの『いすゞ自動車プレゼンツ 檀れい 今日の1ページ」をOBC、『Family Mart グッドモーニングソングス』をABCで放送していた。
  28. ^ 『走れ!歌謡曲』の終了に伴って、同番組のネット受けに充てていた3・4時台のうち、3時台を自社制作番組の放送枠に転換。

出典

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  2. ^ a b c 会社地図 - ラジオ大阪 OBC
  3. ^ a b c d 第77期決算公告 - 産経新聞大阪本社版2021年6月30日付朝刊27面
  4. ^ a b c 産経、ラジオ大阪株式の一部売却 ライブ配信企業DONUTSに”. 共同通信 (2021年10月8日). 2021年10月9日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ ここまでの出典は、『民間放送十年史』(日本民間放送連盟・1961年)「第2部 各社史録」512頁の「大阪放送 年表」より。
  6. ^ ラジオ大阪50年のあゆみ(ラジオ大阪、1993年7月発行)10頁
  7. ^ a b c d e ラジオ大阪ガイドブック(2020年版)「ラジオ大阪の歴史」
  8. ^ ラジオ大阪50年のあゆみ(ラジオ大阪、1993年7月発行)15頁
  9. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'72』日本放送出版協会、1972年、41頁。 
  10. ^ 日本民間放送連盟(編)『月刊民放』第25巻第6号、日本民間放送連盟、1995年6月1日、26 - 28頁、NDLJP:3471114/14 
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  21. ^ 2021年1月15日 ラジオ大阪は『防災ラジオステーション宣言』を行いました
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  52. ^ ラジオ大阪アナウンサー
  53. ^ ありがとうございました!,ラジオ大阪アナウンサーBlog,2019年3月29日
  54. ^ 7月1日は開局記念日!おかげ様でラジオ大阪63歳。開局当日の放送を振り返る。(藤川貴央が2021年の開局記念日にnoteへ投稿した記事)
  55. ^ カンテレのアナがラジオ大阪の新番組に出演 構成など全て企画する異例の試み(『スポーツニッポン2021年2月21日付記事)





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