宇宙 宇宙の概要

宇宙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/12 02:04 UTC 版)

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  1. コスモス時間空間内に秩序をもって存在する「こと」や「もの」の総体[1]。何らかの観点から見て、秩序をもつ完結した世界体系。
  2. 全ての時間と空間、およびそこに含まれるエネルギーと物質[1]。あらゆる物質放射を包容する空間[2]。あらゆる物事(森羅万象)を含む全ての存在。
  3. ビッグバン理論等で統一的に説明されうる、現実的、現在的に我々が暮らすひとつの広大な世界。ユニバース。もしくはその外側に仮想されるユニバースの複合体全体。(「ユニバース」という語には「ひとつ」という意味が込められているが、最近では、宇宙について論じる時、3次元的につながった空間だけではなく、平行宇宙も含めて論じられることがある。複合的宇宙もしくは多元的宇宙という意味で「マルチバース」と呼ばれる。単一宇宙と区別して複合宇宙全体を指す場合には特に「オムニバース」ともいう。)
  4. 3次元空間的に繋がった広大な宇宙全体を指すこともある。[要検証]
  5. 宇宙空間。地球の地上約100km以上、上空の空間を指す便宜的な定義[注釈 1]

本項では主に、1~4の意味での宇宙について解説する。


ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド。130億年前(ビッグバンから4億–8億年後)と推定されている宇宙の画像。現在までに撮影された中で最も深い宇宙の画像である[3]。誕生後4–5億年の銀河が、1万個以上も映し出されており、通常の渦巻銀河や楕円銀河に混じるようにして奇妙な形の銀河も多数映し出されており、宇宙初期の混沌の中で銀河同士が影響しあっていた状態が映っている、と考えられている。(2003年9月24日–2004年1月にハッブル宇宙望遠鏡のデータを集めるかたちで撮影)。高解像度画像を選択し[1]、(PCのブラウザで閲覧なら)最後に + 印の虫眼鏡ポインタで画像を押せば特大写真になり、ひとつひとつの銀河をはっきりと見ることができる。



注釈

  1. ^ 国際航空連盟、NASA等の諸活動を考慮した便宜的な定義
  2. ^ ここでいう「速度」の大きさとは地球のある位置から対象までの宇宙論的固有距離を宇宙時間で微分したものである。以下、「宇宙の大きさ」の項目における「速度」および「速さ」はこの定義に準ずる。
  3. ^ 450億光年先の空間は現在における光子の粒子的地平面である。
  4. ^ 「光行距離」は現代中国語での表現。日本語ではまだ Light travel distance の定訳はない。中国語でも Comoving distance の訳語は「共動距離」である。
  5. ^ 電磁波による観測に制限されない、観測可能な宇宙との違いに注意。
  6. ^ この2つのグループはライバル関係にあり、それらが同じ結論に至った事が観測の信ぴょう性を高めた。荒舩、p. 19

出典

  1. ^ a b 広辞苑【宇宙】
  2. ^ 『大辞泉』う‐ちゅう〔‐チウ〕【宇宙】
  3. ^ “Hubble's Deepest View Ever of the Universe Unveils Earliest Galaxies” (プレスリリース), NASA, (2004年3月9日), http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2004/07/ 2008年12月27日閲覧。 
  4. ^ 宇宙”. トクする日本語. 日本放送協会 (2014年9月24日). 2014年9月25日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 荒舩、pp. 8-13、ビッグバンからはじまった宇宙
  6. ^ Rindler (1977), p.196.
  7. ^ Christian, Eric. “How large is the Milky Way?”. 2007年11月28日閲覧。
  8. ^ I. Ribas, C. Jordi, F. Vilardell, E.L. Fitzpatrick, R.W. Hilditch, F. Edward (2005). “First Determination of the Distance and Fundamental Properties of an Eclipsing Binary in the Andromeda Galaxy”. Astrophysical Journal 635: L37–L40. doi:10.1086/499161. http://adsabs.harvard.edu/abs/2005ApJ...635L..37R. 
    McConnachie, A. W.; Irwin, M. J.; Ferguson, A. M. N.; Ibata, R. A.; Lewis, G. F.; Tanvir, N. (2005). “Distances and metallicities for 17 Local Group galaxies”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 356 (4): 979–997. doi:10.1111/j.1365-2966.2004.08514.x. http://adsabs.harvard.edu/cgi-bin/nph-bib_query?bibcode=2005MNRAS.356..979M. 
  9. ^ Mackie, Glen (2002年2月1日). “To see the Universe in a Grain of Taranaki Sand”. Swinburne University. 2006年12月20日閲覧。
  10. ^ 「宇宙図の見方」(国立天文台)
  11. ^ a b c d e f 荒舩、p. 20、宇宙は今、何歳なのか
  12. ^ Nine-Year Wilkinson Microwave Anisotropy Probe (WMAP) Observations: Final Maps and Results (PDF)”. 2013年1月29日閲覧。
  13. ^ Britt RR (2003年1月3日). “Age of Universe Revised, Again”. space.com. 2007年1月8日閲覧。
  14. ^ Wright EL (2005年). “Age of the Universe”. UCLA. 2007年1月8日閲覧。
    Krauss LM, Chaboyer B (3 January 2003). “Age Estimates of Globular Clusters in the Milky Way: Constraints on Cosmology”. Science (American Association for the Advancement of Science) 299 (5603): 65–69. doi:10.1126/science.1075631. PMID 12511641. http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/299/5603/65?ijkey=3D7y0Qonz=GO7ig.&keytype=3Dref&siteid=3Dsci 2007年1月8日閲覧。. 
  15. ^ Planck 2013 results. XVI. Cosmological parameters (PDF)”. 2013年6月8日閲覧。
  16. ^ a b c d 荒舩、pp. 22-23、星や銀河は宇宙のわずか5%にすぎない
  17. ^ Planck reveals an almost perfect Universe”. ESA (2013年3月21日). 2013年7月7日閲覧。
  18. ^ 「徹底図解 宇宙のしくみ」、新星出版社、2006年、p39
  19. ^ 荒舩、pp. 16-17、ビッグバンで膨張した宇宙の成長
  20. ^ a b c 荒舩、pp. 14-15、ビッグバンの前にも宇宙はあった
  21. ^ 「宇宙はどのように生まれたのか?」(国立天文台)
  22. ^ a b 荒舩、pp. 18-19、宇宙が辿る運命は3つの可能性





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