さんこうとは? わかりやすく解説

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三高

読み方:さんこう
別表記:3高

理想的な男性条件としての「高身長」「高収入」「高学歴」という条件まとめて意味する語。

三光

読み方:さんこう

花札の「むし」で、「松に鶴」、「梅に鶯」、「桜に幕」の3枚揃った時の役の名称。役代25点になる。

三校

読み方:さんこう

書籍雑誌など編集業務における3回目校正作業のこと。

さん‐こう〔‐クワウ〕【三光】

読み方:さんこう

太陽と月と星のこと。

きらきら光り輝くりっぱな細工物

三光鳥」の略。

鳴き声を「つきひほし」と聞きなしたところから飼いウグイス鳴き声また、そのように鳴くウグイス

「あれは世間重宝する—とやらいふであらう」〈続狂言記・


さん‐こう【三公】

読み方:さんこう

律令制における太政大臣左大臣右大臣。のちに、左大臣右大臣内大臣の称。三槐

中国官名。最高の地位にあって天子補佐する三人内容時代によって変わり周代では太師太傅(たいふ)・太保前漢では大司徒大司馬大司空、または丞相太尉御史大夫後漢・唐では太尉司徒司空、宋・元・明・清周代に倣う。三槐


さん‐こう【三后】

読み方:さんこう

太皇太后(たいこうたいごう)・皇太后皇后のこと。三宮(さんぐう)。


さん‐こう〔‐カウ〕【三更】

読み方:さんこう

五更第三。およそ現在の午後11時または午前零時からの2時間をいう。子(ね)の刻。丙夜(へいや)。


さん‐こう〔‐クワウ〕【三皇】

読み方:さんこう

中国古代伝説的な三人天子伏羲(ふっき)・神農(しんのう)・黄帝燧人(すいじん)・伏羲神農伏羲・女媧・神農天皇(てんこう)・地皇人皇など諸説がある。→五帝


さん‐こう〔‐カウ〕【三綱】

読み方:さんこう

儒教で、君臣父子夫婦踏み行うべき道。「—五常


さん‐こう〔‐カウ〕【三行】

読み方:さんこう

三つのよい行い。子が親になすべき、孝養葬礼祭事また、人が重んずべき三つ行い、すなわち、父母孝行尽くすこと、賢良な人を友とすること、師や目上従順であること。


さん‐こう〔‐カウ〕【三高】

読み方:さんこう

第三高等学校」の略称。

俗に高学歴高収入・高身長ある男性のこと。女性結婚相手に望む条件をいったもので、1990年代初め頃からの流行語


さん‐こう【参候】

読み方:さんこう

[名](スル)

貴人のもとに行って機嫌をうかがうこと。伺候

京都出て直ち白河家に—し」〈藤村夜明け前

宮内省御歌所職員。歌御会の事務扱った


さん‐こう〔‐カウ〕【参向】

読み方:さんこう

[名](スル)高位の人の所へ出向くこと。参上。「宮中へ—する」


さん‐こう〔‐カウ〕【参校/参較】

読み方:さんこう

いくつかのものを比べ合わせて考えること。また、校正すること。


さん‐こう〔‐カウ〕【参考】

読み方:さんこう

[名](スル)何かをしようとするときに、他人意見他の事例資料など引き合わせてみて、自分の考え決め手がかりにすること。また、そのための材料。「研究の上で—になる」「内外判例を—する」


さん‐こう〔‐カウ〕【山行】

読み方:さんこう

山に遊びに行くこと。山遊びまた、登山に行くこと。「連休の—計画

山の中を通って行くこと。山中旅行


さん‐こう〔‐クワウ〕【散光】

読み方:さんこう

乱反射して四方散乱する光線曇り空の光や磨(す)りガラス通った光などにみられ、一定方向の影を生じないので、無影灯応用される


さん‐こう【×鑽孔】

読み方:さんこう

[名](スル)穴をあけること。穴を打ち抜くこと。


さんこう 【三綱】

儒教で、人として守るべき三つ大綱。即ち君臣父子夫婦秩序をいう。(三綱と読めば仏教語)→ 三綱

三溝

読み方
三溝さんこう

さんこう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 18:09 UTC 版)

さんこう
広島港にて停泊する「さんこう」
(2014年)
基本情報
建造所 三菱重工業神戸造船所
運用者 海軍省
播磨造船所
三菱重工業
艦種 起重機船
級名 300トン起重機船
艦歴
起工 1922年5月30日
進水 1922年12月6日
竣工 1923年7月10日
現況 現役
要目(竣工時)
基準排水量 5011 トン
長さ 82m
28m
高さ 73m
吃水 3m
推進器 スクリュープロペラ2基
速力 8ノット
その他

主巻 350トン 副巻 50トン

トロリー 50トン(ジブ下垂直移動式)
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さんこうは、日興産業が保有する起重機船

概要

海軍省発注の300トン起重機船公称3324号であるとされる。

船体は黒色の長方形の平底である台船の上に、灰色のトラス構造の塔型旋回部が船首よりに据え付けられ、更にその上に紅白色に塗られた鳥ののようなトラス構造のジブが聳えている。これは造船所において、大型船が進水後に港の中で行う艤装工事の際に横付けして、はしけが運んできた原動機艦砲等の兵装を取り付けるのに適した構造となっている。

1922年(大正11年)5月30日に三菱重工業神戸造船所で起工、同年12月6日に進水、1923年(大正12年)7月10日に竣工した。 起重機部分は、1921年(大正10年)ごろにイギリスのコーワンズ・シャルドン社(現:クラーク・チャップマン)で製作されたものを輸入したものである[1]。建造にあたって台船部を先に建造して進水させた後に、輸入された起重機部分を同所の60トン吊り起重機船(こちらもコーワンズ・シャルドン社製)が吊り上げして組み上げられた。 建造当時は世界最大の起重機船だった[2]

建造時の吊り上げ能力は最大350トンまで可能だったが、新聞等では区切りの良い数字の「300トングレーン」又は「300トン海上起重機」等とする呼び方をされる事が多かった[3][4]

主に呉海軍工廠で使用された。大和の建造の際は、ウインチの増設、ジブの延長などの改造を受け、主機や装甲板の据え付けを行った。

敗戦後は広島県を中心に戦没した艦船のサルベージ解体作業に関わった後、1952年(昭和27年)からは三菱重工業広島製作所(当時は広島造船所)で使用された。

三菱へ来てから、蒸気機関から内燃機関への換装、自力航行能力の撤去、ジブの再延長、船員居住区の設置及び操縦室の移設、空中障害標識による紅白塗装化等の大幅な改装が行われている。 2020年現在の時点で、広島港を中心とする瀬戸内海において造船・海洋土木・港湾機械の解体等の様々な荷役や懸架作業に使用されている[5]

現役で稼働する作業船としては、日本では福岡県大牟田市三池港で活躍する蒸気式起重機船「大金剛丸」(1905年以前に製造)[6]に次ぐ古さと思われ、長い稼働期間は世界的にもあまり類をみない。

主な作業実績

脚注

  1. ^ “The Engineer 1924/04/11 A Self-Propelled 350-Ton Floating Crane”. THE ENGINEER: 396. (1924-04-11). https://www.gracesguide.co.uk/The_Engineer_1924/04/11. (閲覧には有料の会員登録が必要)
  2. ^ “The Meccano_Magazine 1925/03 The Largest Floating Crane in the World : Internet Archive”. The Meccano_Magazine: 106. (1925-03). https://archive.org/details/meccano-magazine-1925-03/page/n3/mode/2up. 
  3. ^ “うなるグレーン 復興の先駆け” 沈没船引揚げ作業本格化 中国新聞呉版 (1948年4月28日)
  4. ^ “おれは300トン海上起重機” 素顔のひろしま 朝日新聞(1953年10月12日)
  5. ^ http://www.kktes.jp/ 株式会社TES 港湾荷役設備解体の紹介にコンテナクレーンを解体する同船の写真。2021年1月3日閲覧。
  6. ^ クレーン船「大金剛丸」 大牟田市石炭産業科学館
  7. ^ 『日本海軍の艦上機と水上機―その開発と戦歴』第2部 水上機篇 川崎 まなぶ 、2010年
  8. ^ https://www.flickr.com/photos/58451159@N00/49302538932/in/photostream/ Flickr 、2019年
  9. ^ 『メガストラクチャ-』菊竹 清訓 170頁
  10. ^ https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=29101 海自呉地方隊60年 第2部 時代の目撃者 <4> 装備の充実(1970、80年代) 艦船大型化 桟橋を拡張 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター 2014年

参考文献

  • 『新三菱造船所五十年史』新三菱重工業株式会社神戸造船所五十年史編纂委員会編、1957年
  • 『播磨50年史』播磨造船所50年史編纂室編、1960年
  • 『広船の歩み二十年』三菱造船株式会社広島造船所編、1964年
  • 『三菱造船株式会社史』三菱重工業編、1967年
  • 『軍艦日向の最後』日向会編、1971年
  • 『日本海軍の艦上機と水上機―その開発と戦歴』川崎まなぶ 大日本絵画社、2010年

関連項目

外部リンク


さんこう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 09:35 UTC 版)

同音異義語

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