渾天説とは? わかりやすく解説

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こんてん‐せつ【×渾天説】

読み方:こんてんせつ

中国古代宇宙構造理論天地卵の殻黄身のような関係にあるとみる説。天体球状考え、その運動測定する天文学的関心によって作られたもの。→蓋天説(がいてんせつ)


こんてんせつ 【渾天説】

蓋天説

渾天説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 14:24 UTC 版)

渾天説(こんてんせつ)は古代中国天文学における宇宙構造論の一つ。


  1. ^ 晋書』天文志上引渾天儀注「天如雞子、地如雞中黄、孤居於天内、天大而地小。天表裏有水、天地各乗気而立、載水而行。周天三百六十五度四分度之一、又中分之、則半覆地上、半繞地下、故二十八宿半見半隠、天転如車轂之運也。」
  2. ^ 揚雄法言』重黎「或問渾天。曰落下閎営之、鮮于妄人度之、耿中丞象之。」
  3. ^ 晋書』天文志上「漢王仲任拠蓋天之説、以駁渾儀云、旧説天転従下過。今掘地一丈輒有水、天何得従水中行乎。甚不然也。日随天而転、非入地。(後略)」
  4. ^ ニーダム (1976). 中国の科学と文明. 第5巻天の科学. 東畑精一薮内清. 思索社 


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