がいてんせつとは? わかりやすく解説

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がいてん‐せつ【蓋天説】

読み方:がいてんせつ

古代中国行われた宇宙構造観。方形平面の地を、円形で笠状の天がおおっているとみる説。


がいてんせつ 【蓋天説】

中国最古宇宙論殷周時代の説で、天は広げたように円く、地は碁盤のように方形だ(天円地方)とする考え。のち前漢代になると宇宙球状の天に包まれ、地が中央存在するとする考え変り、これを渾天説という。後漢張衡七八一三九)が註釈した『周髀算経』(著者未詳)に出てくるので、蓋天説を周髀説ともいう。後漢代には空間天体浮いているという宣夜説現れた。→ 宇宙


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