ちょうげん‐りろん〔テウゲン‐〕【超弦理論】
超弦理論
超弦理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 06:37 UTC 版)
「アイスキューブ・ニュートリノ観測所」の記事における「超弦理論」の解説
超弦理論で予言されている余剰次元(5次元以上の次元)の存在についての最初の強力な実験証拠を得ることができるかも知れない。超弦理論を含め、素粒子物理学の標準理論を拡張する多くの理論が存在するが、それらの多くがステライルニュートリノの存在を予言している。これは超弦理論では閉じたひもで表される。 これはいったん余剰次元に漏れ出ててからまた戻ってくる際、光速よりも速く移動したように見える。近い将来、これを実験で確かめることが可能になるかも知れない。 また、超弦理論の中には高エネルギーのニュートリノがマイクロブラックホールを生成できるとするものもあり、そうであれば膨大なニュートリノがそこから放出されるはずである。そして、下向きの(南極上空からの)ニュートリノが増加し、上向きの(地中からの)ニュートリノが減少すると予想される。 現時点ではタキオン、ステライルニュートリノ、余剰次元、マイクロブラックホールについてアイスキューブと共同で研究を行う機関は存在しない。
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