ボース粒子とは? わかりやすく解説

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ボース‐りゅうし〔‐リフシ〕【ボース粒子】


ボース粒子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 09:07 UTC 版)

ボース粒子 (ボースりゅうし、Boson英語発音: [bóʊsɑn]ボゥソン)) とは、量子力学においてスピン角運動量の大きさに基づいて粒子を分類するときの呼称であり、整数倍のスピンを伴う粒子の総称である。


  1. ^ デイヴィッド・J・サウレス著『多体系の量子力学』松原武生・米沢富美子訳、吉岡書店、1965年[要ページ番号]


「ボース粒子」の続きの解説一覧

ボース粒子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 01:14 UTC 版)

フォノン」の記事における「ボース粒子」の解説

フォノンはひとつの状態 k {\displaystyle k} に何個でも存在できる。よってフォノンはボース粒子であり、ボースアインシュタイン統計に従う。

※この「ボース粒子」の解説は、「フォノン」の解説の一部です。
「ボース粒子」を含む「フォノン」の記事については、「フォノン」の概要を参照ください。


ボース粒子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:32 UTC 版)

多体波動関数」の記事における「ボース粒子」の解説

ボース粒子の場合次のような対称化演算子 S {\displaystyle {\mathcal {S}}} によって多体波動関数対称化される。 Ψ B ( r 1 , r 2 , … , r N ) = N S Ψ ( r 1 , r 2 , … , r N ) = N ∑ π ∈ S N ψ α 1 ( r π ( 1 ) ) ψ α 2 ( r π ( 2 ) ) … ψ α N ( r π ( N ) ) {\displaystyle \Psi _{B}({\boldsymbol {r}}_{1},{\boldsymbol {r}}_{2},\dots ,{\boldsymbol {r}}_{N})={\mathcal {N}}{\mathcal {S}}\Psi ({\boldsymbol {r}}_{1},{\boldsymbol {r}}_{2},\dots ,{\boldsymbol {r}}_{N})={\mathcal {N}}\sum _{\pi \in S_{N}}\psi _{\alpha _{1}}({\boldsymbol {r}}_{\pi (1)})\psi _{\alpha _{2}}({\boldsymbol {r}}_{\pi (2)})\dots \psi _{\alpha _{N}}({\boldsymbol {r}}_{\pi (N)})} ここで N {\displaystyle {\mathcal {N}}} は規格化定数であり、和 ∑ π ∈ S N {\displaystyle \sum _{\pi \in S_{N}}} はN!個の置換 π {\displaystyle \pi } 全てについての和を表す。これは ψ α j ( r i ) {\displaystyle \psi _{\alpha _{j}}({\boldsymbol {r}}_{i})} をi 行j 列行列要素にもつN×N行列 U {\displaystyle U} のパーマネント (数学) Ψ B = N perm ⁡ U {\displaystyle \Psi _{B}={\mathcal {N}}\operatorname {perm} U} である。

※この「ボース粒子」の解説は、「多体波動関数」の解説の一部です。
「ボース粒子」を含む「多体波動関数」の記事については、「多体波動関数」の概要を参照ください。

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ボース粒子

出典:『Wiktionary』 (2021/10/23 07:23 UTC 版)

発音

名詞

ボース粒子 (ボースりゅうし)

  1. (物理学) スピンが0または整数である素粒子ボソン

対義語

翻訳




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