超廉価版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:11 UTC 版)
「ドリーム号 (高速バス)」の記事における「超廉価版」の解説
標準的な高速バス車両に比べ、設備は劣るものの、安い運賃(料金)で利用できるため、人気の高まった貸切ツアーバスや、他社も参入した東京⇔大阪間の廉価版夜行高速路線バス(西東京バス・近鉄バスの「カジュアルツインクル号」、東北急行バス・近鉄バスの「フライングスニーカー号」)へのさらなる対抗を図って、前記の廉価版よりもさらに格安に設定された(廉価版などと異なり往復割引は設定されていなかった)。 廉価便と同じ4列シート車両で、超得割青春号は中国ハイウェイバスや貸切バスで使用されていたトイレ無しの車両で運行していた(その後専用の新車も導入)。このため概ね2時間毎、都合4回の休憩があった(青春メガドリーム号・青春エコドリーム号はトイレ付車両のため、休憩は通常便・デラックス便と同様1回のみであった)。 このような設備の格差から、正規座席でも廉価便よりさらに700〜1,500円運賃を安くしていた(購入日・購入時期により運賃は異なっていた)。 超得割青春号では、2009年2月28日出発便まで、正規の座席満席時に限り補助席を2,100円で発売していた(青春メガドリーム号は補助席なし)。但し補助席の発売はバス出発地の窓口のみとなり、また補助席への着席の場合は休憩時にはその都度降車することが条件となっていた(正規座席については当時はみどりの窓口などでも販売していた)。 2009年9月10日の出発便をもって青春メガドリーム号の運行を終了。翌9月11日から青春エコドリーム号の運行を開始した。青春エコドリーム号は従来の車両(4列シートのダブルデッカー)が使われているが、青春ドリーム号と比べると座席数が1列分多くなっていた。 2011年7月15日のダイヤ改正により、青春ドリーム号と超得割青春号を廃止、廉価便は青春エコドリーム号に一本化された。 青春メガドリーム号(東京駅 - 大阪駅ほか、JRバス関東・西日本JRバス) 超得割青春号(同上)
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