d
「d」の意味・「d」とは
「d」は、英語アルファベットの4番目の文字であり、ラテン文字の一部である。音声学的には、この文字は通常、有声歯茎破裂音を表す。つまり、舌の先を上歯茎に押し当てて空気を一時的に遮断し、その後に急速に放出することで発音される。例えば、「dog」や「door」の最初の音は「d」によって表される。「d」の発音・読み方
「d」の発音は、国際音声記号(IPA)では[d]と表記される。日本語のカタカナ表記では「ディー」となる。ただし、英語の発音は日本語のそれとは異なり、舌の位置や空気の流れ方などが微妙に異なる。例えば、「dog」は日本語のカタカナ表記では「ドッグ」となるが、英語の発音では舌の位置が少し後ろになる。「d」の定義を英語で解説
「d」は、英語アルファベットの4番目の文字で、ラテン文字の一部である。音声学的には、この文字は通常、有声歯茎破裂音を表す。つまり、舌の先を上歯茎に押し当てて空気を一時的に遮断し、その後に急速に放出することで発音される。「d」の類語
「d」の類語としては、同じく有声歯茎破裂音を表す他の文字が挙げられる。例えば、スペイン語の「d」や、フランス語の「d」などである。これらの文字もまた、舌の先を上歯茎に押し当てて空気を一時的に遮断し、その後に急速に放出することで発音される。「d」に関連する用語・表現
「d」に関連する用語や表現としては、「double」や「dozen」、「dollar」などがある。これらの単語はすべて「d」で始まり、英語の日常生活やビジネスで頻繁に使用される。「d」の例文
1. English example: "The dog is barking." (日本語訳:その犬が吠えている。)2. English example: "I dropped my dollar." (日本語訳:私はドル札を落とした。)
3. English example: "She is a diligent student." (日本語訳:彼女は勤勉な学生だ。)
4. English example: "He is a doctor." (日本語訳:彼は医者だ。)
5. English example: "I live in a dormitory." (日本語訳:私は寮に住んでいる。)
6. English example: "I have a dozen eggs." (日本語訳:私は卵を1ダース持っている。)
7. English example: "She is drawing a picture." (日本語訳:彼女は絵を描いている。)
8. English example: "He is driving a car." (日本語訳:彼は車を運転している。)
9. English example: "I have a dream." (日本語訳:私には夢がある。)
10. English example: "She is dancing." (日本語訳:彼女は踊っている。)
ディー【D/d】
読み方:でぃー
1 英語のアルファベットの第4字。
4 〈D〉《(ラテン)deuterium》重水素を表す記号。
5 〈D〉《doctor/doctor course》博士・博士課程を表す記号。D1(博士課程の1年生)、D2(博士課程の2年生)のように用いる。
デー【(ドイツ)D/d】
アスパラギン酸
タンパク質を構成するαアミノ酸の一種で、カルボキシル基を持つ酸性アミノ酸。略号はAsp, D
重水素
D
D
D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/27 13:51 UTC 版)
Dd Dd
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | |||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
Dは、ラテン文字(アルファベット)の4番目の文字。ギリシャ文字のΔ(デルタ)に由来し、キリル文字のДに相当する。小文字は d 。
字形


大きく分けて2つの字形が使われる。
- 縦線の右に半円を1つ続けた形で、大文字がそうである。フラクトゥールでは
聞く
- エス:ドー
- 越:ゼー
- 日:ディー IPA:[dʲiꜜː]、デー IPA:[de̞ꜜː]
- ドイツ語では語末や無声子音の前で無声化する。そのため、母音の前であってもこの[t](無声歯茎破裂音)を表す事がある (例:zweitausendeins)。
- フランス語では語末の d を黙字とする(一部例外あり)。ただし、後続の単語が母音で始まっていれば、リエゾンして[t]となる([d]とはならない)。
- 英語では、規則動詞の過去形の語尾-edは、その前の音により[d]、[t]、[Id]などと変化する。
- 中国語やその方言のピンインでは無気の[t](無声歯茎破裂音)を表す。
- 中国南方の方言では、広東省教育部門式の広東語ローマ字のように歯茎内破音[t̚]を表す例もある。
- ベトナム語では有声歯茎摩擦音の[z]を表す。ただし、南部方言では硬口蓋接近音の[j]で発音される。「Đ」や「đ」が声門閉鎖を伴う有声歯茎破裂音の[ʔd]または歯茎入破音[ɗ]を表す。
- 日本語のローマ字表記では訓令式、ヘボン式共にダ行(タ行濁音)の子音に用いられる。ただし、「ぢ」「づ」は「じ」「ず」と同じ発音のため、それぞれ「JI」、「ZU」となる。日本式やIMEにおけるローマ字入力では、「ぢ」「づ」も含めた全てのダ行に用いられる。
- 朝鮮語のローマ字表記である文化観光部2000年式では有声音、無声音に関わらず初声のㄷに用いられる。マッキューン=ライシャワー式では有声で発音されるㄷに用いられる。
- 数学
- 五百を意味する数字。ローマ数字で用いる。
- 十三を意味する数字。十六進法や二十進法など、十四進法以上(参照: 位取り記数法#Nが十を超過) において十三(十進法の13)を一桁で表すために用いられる。
- "differential"(微分)の頭文字として、数学では微分関連の記号としてよく使われる。(例)dy/dx, 微分作用素 D, (余)鎖複体の微分 d
- 数学では、一般に既知の数、集合、行列等を示す、A, B, Cに次ぐ文字として、また判別式を示す文字として用いられる。
- 円の直径(diameter)
- 数学・自然科学では差 (difference)、距離 (distance)、次数 (degree) や 次元 (dimension) を示す文字として用いられる。
- 単位
- その他
- 導来圏
- ドイツ語で与格(間接目的語を表す格)Dativの略。
- 電界効果トランジスタ(FET)の端子の一つ。ドレイン (drain)
- ダイオード (diode)
- 洋楽で用いられる音名の一つ(英米式、独式)。イタリア式では「re」、日本式では「ニ」に相当。→ニ (音名)
- 音階の2番目の音であることから、音楽関係者の間で2を表す隠語として使われる。例:D(デー)万=2万(円)
- Dで、ドイッチュ番号(シューベルトの作品に付せられる)
- Rh血液型における抗原の一つ。これにより、+と−とが判定される。
- 電磁気学の分野では電束密度を表す。
- ケッペンの気候区分の冷帯(亜寒帯)を表すD。
- 水素の同位体重水素(deuterium)を表す記号(D:大文字)。
- 化学で、キラリティーのある分子を識別する記号 (dextro)。
- 遅延スイッチ。構内電気設備配線用図記号(JIS C 0303:2000)で用いられる。スイッチの図記号に傍記。
- 博士号 (doctor) の略。D1と表記されれば博士課程1年生の意。
- 没年 (Death year) の略字として使われる。d. 1945と表記されれば1945年没の意。
- 経済学で、需要(Demand)。
- 日(day)
- 自動車のATのドライブ(前進及び通常走行位置)。
- ダイニング(dining 食事)の略。
- ダイニングルーム(食堂 食事室)
- 鉄道車両の用途を表す副記号で、食堂車を表す(2階建て車と区別するため大文字で書く)。
- 鉄道車両の用途を表す副記号で、2階建車両を表す(食堂車と区別するため小文字で書く)。
- デザイナー (designer) の略。
- 古代ローマ人の個人名デキムス (Decimus) の略。
- テレビ・ラジオの放送業界や、音楽業界などでのディレクターの意味。
- 二重を意味するdoubleの略。日本ではこの意味でWが使われることもあるが、英語圏では用いられない(詳しくはWの記事を参照)。
- 欧米のアスキーアートにおいて、しばしば空けた口を意味する。(例 :-D)
- 欧州の自動車のカテゴリー、全長を基準に設定されている記号。Dセグメント。
- 「デルタ」フォネティックコードの第四コード。
- デジタルの略。DA変換など。
- コンピュータ
- D (データベース言語仕様)(Tutorial D などのデータベース言語の基となっている仕様)
- D言語(プログラミング言語の一つ)。
- D〜欧州蜃気楼〜(ウルフ・チームが1990年に発売した第二次世界大戦を舞台としたパソコン用ウォー・シミュレーションゲーム)。
- 電気・機械
- 作品・キャラクター名等
- 芸能・スポーツ
- その他
- Đ đ - ストローク符号(クロアチア語、サーミ語、ベトナム語)
- Ð ð - ストローク符号[1](アイスランド語、フェロー語)
- Ɖ ɖ - ストローク符号[1](エウェ語)
- Ď ď - ハーチェク
- Ḑ ḑ - セディーユ
音素
この文字が表す音素は、[d](有声歯茎破裂音)ないしその類似の歯茎音である。
Dの意味
学術的な記号・単位
その他の記号
商品名・作品名・固有名等
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D | U+0044 |
1-3-36 |
D D |
d | U+0064 |
1-3-68 |
d d |
半角 |
D | U+FF24 |
1-3-36 |
D D |
d | U+FF44 |
1-3-68 |
d d |
全角 |
Ⓓ | U+24B9 |
‐ |
Ⓓ Ⓓ |
ⓓ | U+24D3 |
1-12-36 |
ⓓ ⓓ |
丸囲み |
🄓 | U+1F113 |
‐ |
🄓 🄓 |
⒟ | U+249F |
‐ |
⒟ ⒟ |
括弧付き |
ᴰ | U+1D30 |
‐ |
ᴰ ᴰ |
ᵈ | U+1D48 |
‐ |
ᵈ ᵈ |
上付き文字 |
𝐃 | U+1D403 |
‐ |
𝐃 𝐃 |
𝐝 | U+1D41D |
‐ |
𝐝 𝐝 |
太字 |
𝐷 | U+1D437 |
‐ |
𝐷 𝐷 |
𝑑 | U+1D451 |
‐ |
𝑑 𝑑 |
イタリック体 |
𝑫 | U+1D46B |
‐ |
𝑫 𝑫 |
𝒅 | U+1D485 |
‐ |
𝒅 𝒅 |
イタリック体太字 |
𝒟 | U+1D49F |
‐ |
𝒟 𝒟 |
𝒹 | U+1D4B9 |
‐ |
𝒹 𝒹 |
筆記体 |
𝓓 | U+1D4D3 |
‐ |
𝓓 𝓓 |
𝓭 | U+1D4ED |
‐ |
𝓭 𝓭 |
筆記体太字 |
𝔇 | U+1D507 |
‐ |
𝔇 𝔇 |
𝔡 | U+1D521 |
‐ |
𝔡 𝔡 |
フラクトゥール |
𝔻 | U+1D53B |
‐ |
𝔻 𝔻 |
𝕕 | U+1D555 |
‐ |
𝕕 𝕕 |
黒板太字 |
ⅅ | U+2145 |
‐ |
ⅅ ⅅ |
ⅆ | U+2146 |
‐ |
ⅆ ⅆ |
黒板太字イタリック |
𝕯 | U+1D56F |
‐ |
𝕯 𝕯 |
𝖉 | U+1D589 |
‐ |
𝖉 𝖉 |
フラクトゥール太字 |
𝖣 | U+1D5A3 |
‐ |
𝖣 𝖣 |
𝖽 | U+1D5BD |
‐ |
𝖽 𝖽 |
サンセリフ |
𝗗 | U+1D5D7 |
‐ |
𝗗 𝗗 |
𝗱 | U+1D5F1 |
‐ |
𝗱 𝗱 |
サンセリフ太字 |
𝘋 | U+1D60B |
‐ |
𝘋 𝘋 |
𝘥 | U+1D625 |
‐ |
𝘥 𝘥 |
サンセリフイタリック |
𝘿 | U+1D63F |
‐ |
𝘿 𝘿 |
𝙙 | U+1D659 |
‐ |
𝙙 𝙙 |
サンセリフイタリック太字 |
𝙳 | U+1D673 |
‐ |
𝙳 𝙳 |
𝚍 | U+1D68D |
‐ |
𝚍 𝚍 |
等幅フォント |
Ⅾ | U+216E |
1-3-36 |
Ⅾ Ⅾ |
ⅾ | U+217E |
1-3-68 |
ⅾ ⅾ |
ローマ数字500 |
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
ᴅ | U+1D05 |
‐ |
ᴅ ᴅ |
LATIN LETTER SMALL CAPITAL D |
🄳 | U+1F133 |
‐ |
🄳 🄳 |
SQUARED LATIN CAPITAL LETTER D |
🅓 | U+1F153 |
‐ |
🅓 🅓 |
NEGATIVE CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER D |
🅳 | U+1F173 |
‐ |
🅳 🅳 |
NEGATIVE SQUARED LATIN CAPITAL LETTER D |
他の表現法
関連項目
脚注
ローマ数字
(d . から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 07:11 UTC 版)
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ローマ数字(ローマすうじ)は、数を表す記号の一種である。ラテン文字の一部を用い、例えばアラビア数字における 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10 をそれぞれ I, II, III, IV, V, VI, VII, VIII, IX, X のように表記する。I, V, X, L, C, D, Mはそれぞれ 1, 5, 10, 50, 100, 500, 1000 を表す。i, v, x などと小文字で書くこともある。現代の一般的な表記法では、1以上4000未満の数を表すことができる。
ローマ数字のことをギリシャ数字と呼ぶ例が見られるが、これは誤りである。
表記法
古代ローマにおいて成立し、中世後期までヨーロッパで一般的に用いられていた表記法。ただしこれを規定する公式な、あるいは広く知られた標準となる表記法は存在していない[注 1]。 16世紀頃からはアラビア数字での表記が一般的になったが、特定の場面においては現代でも用いられている。
十進法に基づいている。 数を10の冪ごとに、つまり 1000の位の量 + 100の位の量 + 10の位の量 + 1の位の量 と分解し、左からこの順番に書き下す。この際、空位の0は書かれることはない。位ごとに異なる記号が用いられるが、記号の組み合わせのパターンは共通である。
ローマ数字 | I | V | X | L | C | D | M |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アラビア数字 | 1 | 5 | 10 | 50 | 100 | 500 | 1000 |
それぞれの位の量は更に上記の数字の和に分解され、大きい順に並べて書かれる。5未満は Iの繰り返しで表され、5以上は Vに Iをいくつか加える形で表される。(画線法)
また、小さい数を大きい数の左に書くこともあり、この場合右から左を減ずることを意味する。これを減算則という。
ローマ数字 | IV | IX | XL | XC | CD | CM |
---|---|---|---|---|---|---|
アラビア数字 | 4 | 9 | 40 | 90 | 400 | 900 |
これらの数は減算則を使わず表現することも可能(例:4 を「 IIII」、9を「 VIIII」)だが、通常は減算則を用いて表記する。なお、減算則が用いられるのは4 (40, 400) と9 (90, 900) を短く表記する場合だけであり、それ以外で使うことは通常行われない(例外は#異表記を参照のこと)。つまり、8を「 IIX」と表記したり、位ごとの分離を破って45を「 VL」、999を「 IM」と表記することは基本的でない書き方とされる。
以上を踏まえると、1 から 9 とその 10 倍と 100 倍、および1000、2000、3000は以下のような表記となる。
×1 | ×10 | ×100 | ×1000 | |
---|---|---|---|---|
1 | I | X | C | M |
2 | II | XX | CC | MM |
3 | III | XXX | CCC | MMM |
4 | IV | XL | CD | [注 2] |
5 | V | L | D | |
6 | VI | LX | DC | |
7 | VII | LXX | DCC | |
8 | VIII | LXXX | DCCC | |
9 | IX | XC | CM |
これらを組み合わせることで、1 から 3999 の値が表現できる。だが言い換えれば、(パターンを守ろうとすると)4000以上の数値を表すことは不可能である。また、0 を表す記号は存在しない。このため、 0 の値が入る桁の数値は表記せず、そのまま空位とする。
また、整数と小数が一貫しておらず、整数が十進法(二五進法)である一方、小数には十二進法が適用され、1/12や1/144の小数が作られている。
小数は、3/12 (= 1/4)が「点3つ」、6/12 (= 1/2)が「S」、9/12 (= 3/4)が「Sに点3つ」として、六で一旦繰り上がる方法で表記されている。
ローマ数字の並べ方の例
12 | = | 10 × 1 | + | 1 × 2 | |||||||
= | X | + | II | ||||||||
= | XII | ||||||||||
|
|||||||||||
24 | = | 10 × 2 | + | (−1 + 5) | |||||||
= | XX | + | IV | ||||||||
= | XXIV | ||||||||||
|
|||||||||||
42 | = | (−10 + 50) | + | 1 × 2 | |||||||
= | XL | + | II | ||||||||
= | XLII | ||||||||||
|
|||||||||||
49 | = | (−10 + 50) | + | (−1 + 10) | |||||||
= | XL | + | IX | ||||||||
= | XLIX | ||||||||||
|
|||||||||||
89 | = | 50 | + | 10 × 3 | + | (−1 + 10) | |||||
= | L | + | XXX | + | IX | ||||||
= | LXXXIX | ||||||||||
|
|||||||||||
299 | = | 100 × 2 | + | (−10 + 100) | + | (−1 + 10) | |||||
= | CC | + | XC | + | IX | ||||||
= | CCXCIX | ||||||||||
|
|||||||||||
302 | = | 100 × 3 | + | (10 × 0) | + | 1 × 2 | |||||
= | CCC | + | + | II | |||||||
= | CCCII | ||||||||||
|
|||||||||||
493 | = | (−100 + 500) | + | (−10 + 100) | + | 1 × 3 | |||||
= | CD | + | XC | + | III | ||||||
= | CDXCIII | ||||||||||
|
|||||||||||
1960 | = | 1000 × 1 | + | (−100 + 1000) | + | 50 | + | 10 | + | (1 × 0) | |
= | M | + | CM | + | L | + | X | ||||
= | MCMLX | ||||||||||
|
|||||||||||
3999 | = | 1000 × 3 | + | (−100 + 1000) | + | (−10 + 100) | + | (−1 + 10) | |||
= | MMM | + | CM | + | XC | + | IX | ||||
= | MMMCMXCIX | ||||||||||
|
なお、手書きでは、大文字のローマ数字は上下のセリフをつなげて書くことが多い。「V」は上部のセリフをつなぎ、逆三角形(▽)のようになる。小文字ではセリフを書かない。
時計の文字盤での表記
時計の文字盤は伝統的に4時を「 IIII」と表記することが多い。その由来には下記のように様々な説が唱えられているが定説はない。なお、9時は通常表記の「 IX」の場合が多い。また、4時を通常表記の「 IV」と表記している時計も存在しており、この表記方法は絶対的な物ではない(同様に、9時を「 VIIII」と表記している時計も存在する)。
- ローマ神話の最高神・ユピテル (IVPITER) の最初の2文字と重なるのを避けるため。
- 4を「 IV」と書くと「 VI」と見分けにくいため。
- 「 IIII」ならば「 I」という刻印を4回押せば文字盤の文字が作れるが、「 IV」だと専用の型が必要になる。
- 専用の文字を使うのは、ちょうど間が4時間おきになる V と X だけのほうがいい。
- 「 IIII」にすれば左側の「 VIII」と文字数が釣り合い、見栄えがよい。
- 特定の有力なローマの時計製造者が「 IIII」と書いた時計を作ったため、他の製造者もそれに倣った。
- ルイ14世が、文字盤に「 IV」を用いることを禁じた。
- シャルル5世が、「 IV」を用いることを禁じた。
異表記

- 減算の文字を複数並べる。(例)8 = IIX,80 = XXC
- 500 に「 D」を使わない。(例)1611 = MCCCCCCXI
- 減算を行わない。(例)1495 = MCCCCLXXXXV
- 任意の自然数 n に対し、10n を表す文字の前に、5m10n − 2 (m = 0, 1) 以下を表す文字を使う。(例)490 = -10 + 500 = XD
- 簡略表記。Microsoft Excel の ROMAN 関数で「書式4」を使用。(例)999 = IM
ローマ数字はもともと厳密な規則が定義されたものではなく、特に減算則に関しては様々な異表記が見られる。当初は減算則が存在しなかったため、4 を「 IIII」、9 を「 VIIII」と書いていた。「The Forme of Cury」(14世紀の著名な英語の料理解説書)は 4 = IIII、9 = IXと表記している一方で「 IV」と表記した箇所もある。
ほかに、80 = R、2000 = Zとする異表記もある。また、 1⁄2 = S、 1⁄12 = • などとする分数の記号もあった。
4000以上の大きな数字
前述の通り、4000以上の数値の表記は、パターンに従った通常の方法では不可能であり、1 から 3999 の数値までしか表記できない。現代ではあまり使用されないが、4000以上の表記は下記の方法によって行う。
- 重ね表記
1000 を表すのに「M」ではなく「ↀ」または「CIↃ」を用いる場合もある。5000 を「ↁ」または「IↃↃ」、10000 を「ↂ」または「CCIↃↃ」で表した例もある。同様にして 50000 は「ↇ」または「IↃↃↃ」、100000 は「ↈ」または「CCCIↃↃↃ」となる。
基本数字 | C| Ɔ (M) = 1,000 | CC| ƆƆ = 10,000 | CCC| ƆƆƆ = 100,000 |
+ | Ɔ (D) = 500 | C| Ɔ| Ɔ (MD) = 1,500 | CC| ƆƆ| Ɔ = 10,500 | CCC| ƆƆƆ| Ɔ = 100,500 |
+ | ƆƆ = 5,000 | - | CC| ƆƆ| ƆƆ = 15,000 | CCC| ƆƆƆ| ƆƆ = 105,000 |
+ | ƆƆƆ = 50,000 | - | - | CCC| ƆƆƆ| ƆƆƆ = 150,000 |
- つなぎ表記
-
通常のローマ数字に上線を付加することで、1,000 倍を表現する。また二重上線では 1,000,000 倍となる。すなわちn重の上線は 1,000n (1,000のn乗)倍を表す。
- 4,000 = IV = MV
- 5,300 = VCCC
- 6,723 = VIDCCXXIII = VMDCCXXIII
- 9,999 = IXCMXCIX = MXCMXCIX
- 51,200 = LICC
- 99,999 = XCIXCMXCIX
- 500,000 = D I
- 921,600 = C I XXIDC
- 3,000,000 = III
- 9,125,334 = IX CCXXVCCCXXXIV
- 91,200,937 = XCI CCCMXXXVII
- 235,002,011 = CCXXXV IIXI
-
前後に縦線を付加することで、さらに 100 倍(都合 100,000 倍)を表す。
- 800,000 = | VIII|
- 1,040,000 = | X| XL (= 10 × 1,000 × 100 + (-10 + 50) × 1,000) = I XL (= 1 × 1,000,000 + (-10 + 50) × 1,000)
用途

現在、ローマ数字は序数、章番号、ページ番号、文章の脚注番号などに使うことが多いが、酸化銅(II)など一部例外がある[2]。
- 英語圏では、ローマ教皇や国王の名前に使用される。
- イギリスでは、大学の学年表記の他、英国放送協会(BBC)が番組の製作年を表すのにローマ数字を使っており、エンドクレジットの最後で下部分に「MMXIII (2013)」などと表示される。
- 1980年代ごろまでは映画の著作権表示の制作年にローマ数字が使われることが多かった。例えば、1983年に発売されたタイトーの業務用ゲーム『エレベーターアクション』の著作権表記は「© TAITO CORP. MCMLXXXIII」となっている。
- 音楽理論では、音階の中での音の位置を表すのにローマ数字を用いる。最もよく用いられるのは和音の調の中での位置を表す時である。大文字と小文字は場合によって様々な意味で使い分けられる。手書きでは「i」の点を打たないのが普通である(それはしかも逆感嘆符である「¡」と見分けにくいという欠点もある)。
- 日本の公営競技の確定板でも、着順の表示に用いられている。
- 競馬の「GIレース」など、グレードを示す際にも利用される(グレード制)。
- 高等学校数学の科目名や大学入試類型など、教育部門で使用されている面が見られる。
- 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』や『ファイナルファンタジーIII』など、コンピュータゲームの続編ではローマ数字を使用したものがある。
- 陸上自衛隊の第14旅団、第15旅団などは部隊章にローマ数字を使用している。
ローマ数字の歴史
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古代ローマ人は元々農耕民族だった。羊の数を数えるのに木の棒に刻み目を入れた。柵から1匹ずつヤギが出て行くたびに刻み目を1つずつ増やしていった。3匹目のヤギが出て行くと「III」と表し、4匹目のヤギが出て行くと3本の刻み目の横にもう1本刻み目を増やして「IIII」とした。5匹目のヤギが出て行くと、4本目の刻み目の右にこのときだけ「V」と刻んだ(∧と刻んだ羊飼いもいた)。このときの棒についた刻み目は「IIIIV」となる。6匹目のヤギが出て行くと、刻み目の模様は「IIIIVI」、7匹目が出て行くと「IIIIVII」となる。9匹目の次のヤギが出て行くと「IIIIVIIII」の右に「X」という印を刻んだ。棒の模様は「IIIIVIIIIX」となる。31匹のヤギは「IIIIVIIIIXIIIIVIIIIXIIIIVIIIIXI」と表す。このように刻んだのは、夕方にヤギが1匹ずつ戻ってきたときに記号の1つ1つがヤギ1匹ずつに対応していたほうが便利だったためである。ヤギが戻ると、記号を指で端から1個1個たどっていった。最後のヤギが戻るときに指先が最後の記号にふれていれば、ヤギは全部無事に戻ったことになる。50匹目のヤギはN、+または⊥で表した。100匹目は*で表した。これらの記号はローマのそばのエトルリア人も使った。エトルリアのほうが文明が栄えていたので、そちらからローマに伝わった可能性もある。1000は○の中に十を入れた記号で表した。
よく言われる「X」は「V」を2つ重ねて書いたもの、あるいは「V」は「X」の上半分という説は、誤りとは言い切れないが確たる根拠もないようである。
やがて時代が下り、羊以外のものも数えるようになると、31は単に「XXXI」と書くようになった。5はしばらく「V」と「∧」が混在して使われた。50は当初N、И、K、Ψ、などと書き、しばらく「⊥」かそれに似た模様を使ったが、アルファベットが伝わると混同して「L」となった。100は*だけでなくЖ、Hなどと書いたが、*がしだいに離れて「>|<」や「⊃|⊂」になり、よく使う数なので簡略になり、「C」や「⊃」と書きそのまま残った(ラテン語の"centum=100"が起源という説もある)。500は最初、1000を表す「⊂|⊃」から左の⊂を外し、「|⊃」と書いた。やがて2つの記号がくっつき、「D」となった。「D」の真ん中に横棒がついて「D」や「Ð」とも書いた。1000は○に十の記号が省略されて「⊂|⊃」となった。「∞」と書いた例もある。これが全部くっついたのが「Φ」に似た記号である。これが別の変形をし上だけがくっついて「m」に似た形になり、アルファベットが伝わると自然と「M」と書かれるようにもなった(ラテン語の"mille=1000"からも考慮されている)。そのため、1000は今でも2つの表記法が混在している。
5000以上の数は100と1000の字体の差から自然に決まった。ただし、「凶」を上下逆に書いた形(X)で1000000 (100万)を表したこともある。
古代ローマ共和国時代の算盤では、記号の上に横棒を引いて1000倍を表したものもある。この方法では、10000は「X」の上に横棒を1本引いたもので表される。100000 (10万) や1000000 (100万) は「C」や「M」の上に横棒を1本を引いて表した。たとえば10000は「X」となる。
例:CCX[注 3] = 210000 (21万)
数字の上部分に「 ̄」・左右に「|」をそれぞれつけて10万倍を表すこともあった(上と左右の線をくっつけて表記することも多い)。たとえば10(X)を10万倍した数=1000000 (100万) は、「X」と表記する。
例:
その後、他の文明との接触により変わった表記法が現れた。1世紀、プリニウスは著書『博物誌』で83000を「LXXXIII.M[注 6]」と表記した。83.1000 (83の1000倍) という書き方である。同じ文書中に、XCII.M [注 7](92000)、VM [注 8](5000) という表記もある。この乗算則はしばらく使われたようである。1299年に作成された『王フィリップ4世の財宝帳簿』では、5316を「VmIIIcXVI[注 9]」と表した。漢数字の書き方によく似ている。ただしこれらの乗算則は現在は使われない。
1000を超える数の表記法に混乱があるのは一般人は巨大な数を扱う機会がなかったためと考えられる。
その他
- Microsoft Excel のROMANという関数は 0 から 3999 までの数をローマ数字に変換する。範囲外の数ではエラー値「#VALUE!」が表示される。なお、0の場合はエラー値でなく空文字列を返す。
- 英語で100 ドル札を「C-bill」や「C-note」と呼ぶのはローマ数字の C に由来する[要出典]。
文字コードにおけるローマ数字
基本的には通常のラテン文字を並べてローマ数字を表現する。Unicode 以前から欧米で一般的に使用されている ISO/IEC 8859 などの文字コードは、ローマ数字専用の符号を持っていない。
JIS規格
日本で用いられる文字コードとしても、JIS X 0208 にはローマ数字専用の符号は定義されていない。これを拡張した Microsoftコードページ932 (CP932) や MacJapanese などにおいて、いわゆる機種依存文字として定義されており、追って JIS X 0213 にも取り入れられた。CP932 にあるのは大文字 I から X と小文字 i から x の合成済み 20 字 (1 から 10 に相当)、MacJapanese にあるのは 大文字 I から XV と小文字 i から xv の合成済み 30 字 (1 から 15 に相当)、JIS X 0213 は大文字 I から XII と小文字 i から xii の合成済み 24 字 (1 から 12 に相当) である。これらは縦書きの組版の際に縦中横を容易に実現するために用いられ(一般の組版ルールでローマ数字は縦中横である)、多くのフォントで全角文字としてデザインされる。
Unicode
Unicode は、JIS X 0213 などとの互換性のために上述の合成済みローマ数字を収録した上、その延長として Ⅼ, Ⅽ, Ⅾ, Ⅿ, ⅼ, ⅽ, ⅾ, ⅿ[注 10]、また通常のラテン文字にない Ↄ, ↄ, ↀ, ↁ, ↂ, ↇ, ↈ, ↅ, ↆ [注 11]も定義している。これらは U+2160 から U+2188 までの符号位置を割り当てられている。(Unicode 7.0.0 時点)〈登録領域〉Number Form(数字に準じるもの)
機械処理の注意点
ラテン文字と共通の符号を用いるため、「I」「V」「X」「L」「C」「D」「M」が機械処理の際にアルファベットそのものを表しているのか、数字の「1」「5」「10」「50」「100」「500」「1000」を表しているのか解釈を誤る場合がある。
符号位置
Unicodeに存在しないMacJapaneseのローマ数字 (XIII, XIV, XV, xiii, xiv, xv) は、Unicodeの私用領域にAppleが独自に定義した制御文字の後ろに組文字を構成する文字を続けることで表される[3]。
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | U+2160 |
1-13-21 |
Ⅰ Ⅰ |
ⅰ | U+2170 |
1-12-21 |
ⅰ ⅰ |
ローマ数字1 |
Ⅱ | U+2161 |
1-13-22 |
Ⅱ Ⅱ |
ⅱ | U+2171 |
1-12-22 |
ⅱ ⅱ |
ローマ数字2 |
Ⅲ | U+2162 |
1-13-23 |
Ⅲ Ⅲ |
ⅲ | U+2172 |
1-12-23 |
ⅲ ⅲ |
ローマ数字3 |
Ⅳ | U+2163 |
1-13-24 |
Ⅳ Ⅳ |
ⅳ | U+2173 |
1-12-24 |
ⅳ ⅳ |
ローマ数字4 |
Ⅴ | U+2164 |
1-13-25 |
Ⅴ Ⅴ |
ⅴ | U+2174 |
1-12-25 |
ⅴ ⅴ |
ローマ数字5 |
Ⅵ | U+2165 |
1-13-26 |
Ⅵ Ⅵ |
ⅵ | U+2175 |
1-12-26 |
ⅵ ⅵ |
ローマ数字6 |
Ⅶ | U+2166 |
1-13-27 |
Ⅶ Ⅶ |
ⅶ | U+2176 |
1-12-27 |
ⅶ ⅶ |
ローマ数字7 |
Ⅷ | U+2167 |
1-13-28 |
Ⅷ Ⅷ |
ⅷ | U+2177 |
1-12-28 |
ⅷ ⅷ |
ローマ数字8 |
Ⅸ | U+2168 |
1-13-29 |
Ⅸ Ⅸ |
ⅸ | U+2178 |
1-12-29 |
ⅸ ⅸ |
ローマ数字9 |
Ⅹ | U+2169 |
1-13-30 |
Ⅹ Ⅹ |
ⅹ | U+2179 |
1-12-30 |
ⅹ ⅹ |
ローマ数字10 |
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ⅺ | U+216A |
1-13-31 |
Ⅺ Ⅺ |
ⅺ | U+217A |
1-12-31 |
ⅺ ⅺ |
ローマ数字11 |
Ⅻ | U+216B |
1-13-55 |
Ⅻ Ⅻ |
ⅻ | U+217B |
1-12-32 |
ⅻ ⅻ |
ローマ数字12 |
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ⅼ | U+216C |
‐ |
Ⅼ Ⅼ |
ⅼ | U+217C |
‐ |
ⅼ ⅼ |
ローマ数字50 |
Ⅽ | U+216D |
‐ |
Ⅽ Ⅽ |
ⅽ | U+217D |
‐ |
ⅽ ⅽ |
ローマ数字100 |
Ⅾ | U+216E |
‐ |
Ⅾ Ⅾ |
ⅾ | U+217E |
‐ |
ⅾ ⅾ |
ローマ数字500 |
Ⅿ | U+216F |
‐ |
Ⅿ Ⅿ |
ⅿ | U+217F |
‐ |
ⅿ ⅿ |
ローマ数字1000 |
Ↄ | U+2183 |
‐ |
Ↄ Ↄ |
ↄ | U+2184 |
‐ |
ↄ ↄ |
ローマ数字逆100 |
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
ↀ | U+2180 |
‐ |
ↀ ↀ |
ローマ数字1000 C D |
ↁ | U+2181 |
‐ |
ↁ ↁ |
ローマ数字5000 |
ↂ | U+2182 |
‐ |
ↂ ↂ |
ローマ数字10000 |
ↇ | U+2187 |
‐ |
ↇ ↇ |
ローマ数字50000 |
ↈ | U+2188 |
‐ |
ↈ ↈ |
ローマ数字100000 |
ↅ | U+2185 |
‐ |
ↅ ↅ |
ローマ数字6 LATE FORM |
ↆ | U+2186 |
‐ |
ↆ ↆ |
ローマ数字50 EARLY FORM |
記号の再現 | MacJapanese | 記号の再現 | MacJapanese | 名称 |
---|---|---|---|---|
XIII | 0x85AB | xiii | 0x85BF | ローマ数字13 |
XIV | 0x85AC | xiv | 0x85C0 | ローマ数字14 |
XV | 0x85AD | xv | 0x85C1 | ローマ数字15 |
脚注
注釈
- ^ 書き方ではなく読み方については以下の事例が参考になる――著作権法 (アメリカ合衆国)においてローマ数字による発行年表示が有効なものであるとされていて、不正なローマ数字は著作権表示を無効化しうる[1]。この際、下記のような書き方ルールに合致しているかどうかは問題とされない。
- ^ 詳しくは#4000以上の大きな数字を参照。
- ^ = [{(100 × 2) + 10} × 1000] = 210 × 1000 = 210000 (21万)
- ^ = [{1000 + 100 + 50 + (1 × 2)} × 100000] + [{(10 × 3) + 5 + (1 × 2)} × 1000] + {(100 × 2) + (10 × 3) + (1 × 2)} = 1152 × 100000 + 37 × 1000 + 232 = 115200000 (1億1520万) + 37000 + 232 = 115237232 (1億1523万7232)
- ^ = [{(1000 × 2) + (100 × 3) + (10 × 2) + (1 × 2)} × 100000] + (((50 + (10 × 2)) + 1) × 1000) + [(100 × 2) + (10 × 3) + {5 + (1 × 3)}] = 2322 × 100000 + 71 × 1000 + 238 = 232200000 (2億3220万) + 71000 + 238 = 232271238 (2億3227万1238)
- ^ = [{50 + (10 × 3)} × 1000] = 83 × 1000 = 83000
- ^ = [{(100 − 10) + 2} × 1000] = 92 × 1000 = 92000
- ^ = 5 × 1000 = 5000
- ^ = [(5 × 1000) + {(1 × 3) × 100} + (10 + 5 + 1)] = 5000 + 300 + 16 = 5316
- ^ 〔大文字〕U+216C, 216D, 216E, 216F〔小文字〕U+217C, 217D, 217E, 217F
- ^ (左から順に) U+2183, 2184, 2180, 2181, 2182, 2187, 2188, 2185, 2186
出典
- ^ Hayes, David P.. “Guide to Roman Numerals”. Copyright Registration and Renewal Information Chart and Web Site. 2021年11月29日閲覧。
- ^ 比留間直和 (2012年10月1日). “いつ使う?ローマ数字 - ことばマガジン”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年11月29日閲覧。
- ^ UnicodeコンソーシアムにあるMac OS Japaneseとの変換テーブル
関連項目
囲み英数字
(d . から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/08 07:52 UTC 版)
囲み英数字 | |
---|---|
Enclosed Alphanumerics | |
範囲 | U+2460..U+24FF (160 個の符号位置) |
面 | 基本多言語面 |
用字 | Common |
割当済 | 160 個の符号位置 |
未使用 | 0 個の保留 |
Unicodeのバージョン履歴 | |
1.0.0 | 139 (+139) |
3.2 | 159 (+20) |
4.0 | 160 (+1) |
公式ページ | |
コード表 ∣ ウェブページ | |
備考: [1][2] |
囲み英数字(かこみえいすうじ、英語: Enclosed alphanumerics)は、Unicodeの84個目のブロックであり、丸や括弧で囲まれた英数字やピリオドつきの数字が収録されている。この他、Unicode バージョン 6.0で追加多言語面(SMP)に囲み英数字補助ブロックが追加された。
目的
囲み英数字の多くは元々箇条書き用に使用されていた[3]。括弧で囲まれた形式は、歴史的に、丸囲みの文字をタイプライターで表現しようとした形に基づいている[3]。これらの役割は、 リッチテキストにおいてはスタイルやマークアップに置き替えられた。しかし、東アジアの既存の文字コードとの互換性や、テキストファイルでそのような記号が使用される場合のために、囲み文字がUnicode標準に含まれている[3]。Unicode規格では、著作権や商標の記号として定義されている丸囲みのC・P・Rやアットマークなど、目的に特化した文字は囲み文字とは区別している[3]。
英数字を囲むすべての文字がこの区間にあるわけではないことに注意。 Unicode区間装飾記号(Dingbat)では、U+2777からU+2793まで、数字1から10を囲む黒文字、数字1から10を囲む非セリフ文字、数字1から10を囲む非セリフ黒文字の順にある。
収録文字
本ブロックに含まれる囲み文字は基本的に手順の順序や教育における小問などの番号付きリストを形成するために用いられる。
コード | 文字 | 文字名(英語) | 用例・説明 |
---|---|---|---|
丸囲み数字 | |||
U+2460 | ① | CIRCLED DIGIT ONE | |
U+2461 | ② | CIRCLED DIGIT TWO | |
U+2462 | ③ | CIRCLED DIGIT THREE | |
U+2463 | ④ | CIRCLED DIGIT FOUR | |
U+2464 | ⑤ | CIRCLED DIGIT FIVE | |
U+2465 | ⑥ | CIRCLED DIGIT SIX | |
U+2466 | ⑦ | CIRCLED DIGIT SEVEN | |
U+2467 | ⑧ | CIRCLED DIGIT EIGHT | |
U+2468 | ⑨ | CIRCLED DIGIT NINE | |
U+2469 | ⑩ | CIRCLED NUMBER TEN | |
U+246A | ⑪ | CIRCLED NUMBER ELEVEN | |
U+246B | ⑫ | CIRCLED NUMBER TWELVE | |
U+246C | ⑬ | CIRCLED NUMBER THIRTEEN | |
U+246D | ⑭ | CIRCLED NUMBER FOURTEEN | |
U+246E | ⑮ | CIRCLED NUMBER FIFTEEN | |
U+246F | ⑯ | CIRCLED NUMBER SIXTEEN | |
U+2470 | ⑰ | CIRCLED NUMBER SEVENTEEN | |
U+2471 | ⑱ | CIRCLED NUMBER EIGHTEEN | |
U+2472 | ⑲ | CIRCLED NUMBER NINETEEN | |
U+2473 | ⑳ | CIRCLED NUMBER TWENTY | |
括弧囲み数字 | |||
U+2474 | ⑴ | PARENTHESIZED DIGIT ONE | |
U+2475 | ⑵ | PARENTHESIZED DIGIT TWO | |
U+2476 | ⑶ | PARENTHESIZED DIGIT THREE | |
U+2477 | ⑷ | PARENTHESIZED DIGIT FOUR | |
U+2478 | ⑸ | PARENTHESIZED DIGIT FIVE | |
U+2479 | ⑹ | PARENTHESIZED DIGIT SIX | |
U+247A | ⑺ | PARENTHESIZED DIGIT SEVEN | |
U+247B | ⑻ | PARENTHESIZED DIGIT EIGHT | |
U+247C | ⑼ | PARENTHESIZED DIGIT NINE | |
U+247D | ⑽ | PARENTHESIZED NUMBER TEN | |
U+247E | ⑾ | PARENTHESIZED NUMBER ELEVEN | |
U+247F | ⑿ | PARENTHESIZED NUMBER TWELVE | |
U+2480 | ⒀ | PARENTHESIZED NUMBER THIRTEEN | |
U+2481 | ⒁ | PARENTHESIZED NUMBER FOURTEEN | |
U+2482 | ⒂ | PARENTHESIZED NUMBER FIFTEEN | |
U+2483 | ⒃ | PARENTHESIZED NUMBER SIXTEEN | |
U+2484 | ⒄ | PARENTHESIZED NUMBER SEVENTEEN | |
U+2485 | ⒅ | PARENTHESIZED NUMBER EIGHTEEN | |
U+2486 | ⒆ | PARENTHESIZED NUMBER NINETEEN | |
U+2487 | ⒇ | PARENTHESIZED NUMBER TWENTY | |
ピリオド付き数字 | |||
U+2488 | ⒈ | DIGIT ONE FULL STOP | |
U+2489 | ⒉ | DIGIT TWO FULL STOP | |
U+248A | ⒊ | DIGIT THREE FULL STOP | |
U+248B | ⒋ | DIGIT FOUR FULL STOP | |
U+248C | ⒌ | DIGIT FIVE FULL STOP | |
U+248D | ⒍ | DIGIT SIX FULL STOP | |
U+248E | ⒎ | DIGIT SEVEN FULL STOP | |
U+248F | ⒏ | DIGIT EIGHT FULL STOP | |
U+2490 | ⒐ | DIGIT NINE FULL STOP | |
U+2491 | ⒑ | NUMBER TEN FULL STOP | |
U+2492 | ⒒ | NUMBER ELEVEN FULL STOP | |
U+2493 | ⒓ | NUMBER TWELVE FULL STOP | |
U+2494 | ⒔ | NUMBER THIRTEEN FULL STOP | |
U+2495 | ⒕ | NUMBER FOURTEEN FULL STOP | |
U+2496 | ⒖ | NUMBER FIFTEEN FULL STOP | |
U+2497 | ⒗ | NUMBER SIXTEEN FULL STOP | |
U+2498 | ⒘ | NUMBER SEVENTEEN FULL STOP | |
U+2499 | ⒙ | NUMBER EIGHTEEN FULL STOP | |
U+249A | ⒚ | NUMBER NINETEEN FULL STOP | |
U+249B | ⒛ | NUMBER TWENTY FULL STOP | |
括弧囲みラテン文字 | |||
U+249C | ⒜ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER A | |
U+249D | ⒝ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER B | |
U+249E | ⒞ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER C | |
U+249F | ⒟ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER D | |
U+24A0 | ⒠ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER E | |
U+24A1 | ⒡ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER F | |
U+24A2 | ⒢ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER G | |
U+24A3 | ⒣ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER H | |
U+24A4 | ⒤ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER I | |
U+24A5 | ⒥ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER J | |
U+24A6 | ⒦ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER K | |
U+24A7 | ⒧ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER L | |
U+24A8 | ⒨ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER M | |
U+24A9 | ⒩ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER N | |
U+24AA | ⒪ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER O | |
U+24AB | ⒫ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER P | |
U+24AC | ⒬ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER Q | |
U+24AD | ⒭ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER R | |
U+24AE | ⒮ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER S | |
U+24AF | ⒯ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER T | |
U+24B0 | ⒰ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER U | |
U+24B1 | ⒱ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER V | |
U+24B2 | ⒲ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER W | |
U+24B3 | ⒳ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER X | |
U+24B4 | ⒴ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER Y | |
U+24B5 | ⒵ | PARENTHESIZED LATIN SMALL LETTER Z | |
丸囲みラテン文字 | |||
U+24B6 | Ⓐ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER A | しばしば無神論(atheism)のシンボルとして用いられる。 |
U+24B7 | Ⓑ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER B | |
U+24B8 | Ⓒ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER C | 拡張IPAでは不明瞭な子音(consonant)を表す。 |
U+24B9 | Ⓓ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER D | |
U+24BA | Ⓔ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER E | |
U+24BB | Ⓕ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER F | 拡張IPAでは不明瞭な摩擦音(fricative)を表す。 |
U+24BC | Ⓖ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER G | 拡張IPAでは不明瞭な接近音(glide)を表す。 |
U+24BD | Ⓗ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER H | 地図記号ではしばしばホテルを表す。 ヘリポートのある場所にはこの記号が地面に表示されている。 |
U+24BE | Ⓘ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER I | |
U+24BF | Ⓙ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER J | |
U+24C0 | Ⓚ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER K | |
U+24C1 | Ⓛ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER L | 拡張IPAでは不明瞭な側面音(liquid/lateral)を表す。 |
U+24C2 | Ⓜ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER M | 地図記号ではしばしば地下鉄(metro)を表す。 絵文字が提供されている。 |
U+24C3 | Ⓝ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER N | 拡張IPAでは不明瞭な鼻音(nasal)を表す。 |
U+24C4 | Ⓞ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER O | |
U+24C5 | Ⓟ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER P | 拡張IPAでは不明瞭な破裂音(plosive)を表す。 |
U+24C6 | Ⓠ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER Q | |
U+24C7 | Ⓡ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER R | 拡張IPAでは不明瞭な流音(rhotic/resonant)を表す。 |
U+24C8 | Ⓢ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER S | 拡張IPAでは不明瞭な歯擦音(sibilant)を表す。 |
U+24C9 | Ⓣ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER T | 拡張IPAでは不明瞭な声調(tone)を表す。 |
U+24CA | Ⓤ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER U | |
U+24CB | Ⓥ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER V | 拡張IPAでは不明瞭な母音(vowel)を表す。 |
U+24CC | Ⓦ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER W | |
U+24CD | Ⓧ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER X | |
U+24CE | Ⓨ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER Y | |
U+24CF | Ⓩ | CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER Z | |
U+24D0 | ⓐ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER A | |
U+24D1 | ⓑ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER B | |
U+24D2 | ⓒ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER C | |
U+24D3 | ⓓ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER D | |
U+24D4 | ⓔ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER E | |
U+24D5 | ⓕ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER F | |
U+24D6 | ⓖ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER G | |
U+24D7 | ⓗ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER H | |
U+24D8 | ⓘ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER I | |
U+24D9 | ⓙ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER J | |
U+24DA | ⓚ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER K | |
U+24DB | ⓛ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER L | |
U+24DC | ⓜ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER M | |
U+24DD | ⓝ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER N | |
U+24DE | ⓞ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER O | |
U+24DF | ⓟ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER P | |
U+24E0 | ⓠ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER Q | |
U+24E1 | ⓡ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER R | |
U+24E2 | ⓢ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER S | |
U+24E3 | ⓣ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER T | |
U+24E4 | ⓤ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER U | |
U+24E5 | ⓥ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER V | |
U+24E6 | ⓦ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER W | |
U+24E7 | ⓧ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER X | |
U+24E8 | ⓨ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER Y | |
U+24E9 | ⓩ | CIRCLED LATIN SMALL LETTER Z | |
追加の丸囲み数字 | |||
U+24EA | ⓪ | CIRCLED DIGIT ZERO | |
黒丸囲み白数字 | |||
U+24EB | ⓫ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER ELEVEN | |
U+24EC | ⓬ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER TWELVE | |
U+24ED | ⓭ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER THIRTEEN | |
U+24EE | ⓮ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER FOURTEEN | |
U+24EF | ⓯ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER FIFTEEN | |
U+24F0 | ⓰ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER SIXTEEN | |
U+24F1 | ⓱ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER SEVENTEEN | |
U+24F2 | ⓲ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER EIGHTEEN | |
U+24F3 | ⓳ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER NINETEEN | |
U+24F4 | ⓴ | NEGATIVE CIRCLED NUMBER TWENTY | |
二重丸囲み数字 | |||
U+24F5 | ⓵ | DOUBLE CIRCLED DIGIT ONE | |
U+24F6 | ⓶ | DOUBLE CIRCLED DIGIT TWO | |
U+24F7 | ⓷ | DOUBLE CIRCLED DIGIT THREE | |
U+24F8 | ⓸ | DOUBLE CIRCLED DIGIT FOUR | |
U+24F9 | ⓹ | DOUBLE CIRCLED DIGIT FIVE | |
U+24FA | ⓺ | DOUBLE CIRCLED DIGIT SIX | |
U+24FB | ⓻ | DOUBLE CIRCLED DIGIT SEVEN | |
U+24FC | ⓼ | DOUBLE CIRCLED DIGIT EIGHT | |
U+24FD | ⓽ | DOUBLE CIRCLED DIGIT NINE | |
U+24FE | ⓾ | DOUBLE CIRCLED NUMBER TEN | |
追加の黒丸囲み白数字 | |||
U+24FF | ⓿ | NEGATIVE CIRCLED DIGIT ZERO |
小分類
このブロックの小分類は「丸囲み数字」(Circled numbers)、「括弧囲み数字」(Parenthesized numbers)、「ピリオド付き数字」(Numbers period)、「括弧囲みラテン文字」(Parenthesized Latin letters)、「丸囲みラテン文字」(Circled Latin letters)、「追加の丸囲み数字」(Additional circled number)、「黒丸囲み白数字」(White on black circled numbers)、「二重丸囲み数字」(Double circled numbers)、「追加の黒丸囲み白数字」(Additional white on black circled number)の9つとなっている[4]。
丸囲み数字(Circled numbers)
この小分類には丸で囲前れた数字が収録されている。
括弧囲み数字(Parenthesized numbers)
この小分類には括弧で囲まれた数字が収録されている。
ピリオド付き数字(Numbers period)
この小分類にはピリオドの付いた数字が収録されている。
U+1F100(囲み英数字補助ブロック)から始まる同様のシンボルも参照すること[4]。
括弧囲みラテン文字(Parenthesized Latin letters)
この小分類には括弧で囲まれたラテン文字が収録されている。
U+1F100から始まる大文字セットも参照すること。括弧で囲まれたラテン文字には大文字と小文字のマッピングは存在しない[4]。
丸囲みラテン文字(Circled Latin letters)
この小分類には丸で囲まれたラテン文字が収録されている。
追加の丸囲み数字(Additional circled number)
この小分類には丸囲みの0のみが収録されている。
黒丸囲み白数字(White on black circled numbers)
この小分類には黒い丸に囲まれた白い数字が収録されている。
二重丸囲み数字(Double circled numbers)
この小分類には二重丸に囲まれた数字が収録されている。
追加の黒丸囲み白数字(Additional white on black circled number)
この小分類には黒丸に囲まれた数字の0のみが収録されている。
文字コード表
囲み英数字(Enclosed Alphanumerics)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) |
||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+246x | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ | ⑬ | ⑭ | ⑮ | ⑯ |
U+247x | ⑰ | ⑱ | ⑲ | ⑳ | ⑴ | ⑵ | ⑶ | ⑷ | ⑸ | ⑹ | ⑺ | ⑻ | ⑼ | ⑽ | ⑾ | ⑿ |
U+248x | ⒀ | ⒁ | ⒂ | ⒃ | ⒄ | ⒅ | ⒆ | ⒇ | ⒈ | ⒉ | ⒊ | ⒋ | ⒌ | ⒍ | ⒎ | ⒏ |
U+249x | ⒐ | ⒑ | ⒒ | ⒓ | ⒔ | ⒕ | ⒖ | ⒗ | ⒘ | ⒙ | ⒚ | ⒛ | ⒜ | ⒝ | ⒞ | ⒟ |
U+24Ax | ⒠ | ⒡ | ⒢ | ⒣ | ⒤ | ⒥ | ⒦ | ⒧ | ⒨ | ⒩ | ⒪ | ⒫ | ⒬ | ⒭ | ⒮ | ⒯ |
U+24Bx | ⒰ | ⒱ | ⒲ | ⒳ | ⒴ | ⒵ | Ⓐ | Ⓑ | Ⓒ | Ⓓ | Ⓔ | Ⓕ | Ⓖ | Ⓗ | Ⓘ | Ⓙ |
U+24Cx | Ⓚ | Ⓛ | Ⓜ | Ⓝ | Ⓞ | Ⓟ | Ⓠ | Ⓡ | Ⓢ | Ⓣ | Ⓤ | Ⓥ | Ⓦ | Ⓧ | Ⓨ | Ⓩ |
U+24Dx | ⓐ | ⓑ | ⓒ | ⓓ | ⓔ | ⓕ | ⓖ | ⓗ | ⓘ | ⓙ | ⓚ | ⓛ | ⓜ | ⓝ | ⓞ | ⓟ |
U+24Ex | ⓠ | ⓡ | ⓢ | ⓣ | ⓤ | ⓥ | ⓦ | ⓧ | ⓨ | ⓩ | ⓪ | ⓫ | ⓬ | ⓭ | ⓮ | ⓯ |
U+24Fx | ⓰ | ⓱ | ⓲ | ⓳ | ⓴ | ⓵ | ⓶ | ⓷ | ⓸ | ⓹ | ⓺ | ⓻ | ⓼ | ⓽ | ⓾ | ⓿ |
備考
|
絵文字
このブロックには、1文字の絵文字(U+24C2)が収録されている[5][6]。これは丸囲みのMで、地下鉄(metro)を表す[7]。また、マスクワーク(半導体デバイスのチップ上の配置)を表す[8]。
この文字に対し2種類の異体字セレクタ、絵文字表示(U+FE0F VS16)かテキスト表示(U+FE0E VS15)が適用できる。デフォルトはテキスト表示である[9]。
U+ | 24C2 |
base code point | Ⓜ |
base+VS15 (text) | Ⓜ︎ |
base+VS16 (emoji) | Ⓜ️ |
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
バージョン | コードポイント[a] | 文字数 | L2 ID | WG2 ID | ドキュメント |
---|---|---|---|---|---|
1.0.0 | U+2460..24EA | 139 | (to be determined) | ||
L2/11-438[b][c] | N4182 | Edberg, Peter (2011-12-22), Emoji Variation Sequences (Revision of L2/11-429) | |||
3.2 | U+24EB..24FE | 20 | L2/99-238 | Consolidated document containing 6 Japanese proposals, (1999-07-15) | |
N2093 | Addition of medical symbols and enclosed numbers, (1999-09-13) | ||||
4.0 | U+24FF | 1 | L2/01-480 | Muller, Eric (2001-12-14), Proposal to add NEGATIVE CIRCLED DIGIT ZERO | |
L2/02-193 | Muller, Eric (2001-12-14), Proposal to add Negative Circled Digit Zero | ||||
関連項目
- 囲み文字
- 著作権マーク、登録商標マーク、レコード著作権マークはこのブロックではないところで別に定義されている。
- en:Japanese rebus monogram(日本の判じ物モノグラム)
出典
- ^ “Unicode character database”. The Unicode Standard. 2016年7月9日閲覧。
- ^ “Enumerated Versions of The Unicode Standard”. The Unicode Standard. 2016年7月9日閲覧。
- ^ a b c d The Unicode Standard, 6.0.1
- ^ a b c “The Unicode Standard, Version 15.1 - U2460.pdf” (PDF). The Unicode Standard (英語). 2024年11月18日閲覧.
- ^ “UTR #51: Unicode Emoji”. Unicode Consortium (2016年11月22日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “UCD: Emoji Data for UTR #51”. Unicode Consortium (2016年11月14日). 2016年12月22日閲覧。
- ^ “Ⓜ️ Circled Latin Capital Letter M Emoji”. 2018年1月27日閲覧。
- ^ “Federal Statutory Protection for Mask Works (Copyright Circular 100)”. 合衆国著作権局. pp. 5 (2012年9月). 2014年3月22日閲覧。
- ^ “Unicode Character Database: Standardized Variation Sequences”. The Unicode Consortium. 2016年12月22日閲覧。
D(23世紀・TOSタイプ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 23:55 UTC 版)
「惑星連邦」の記事における「D(23世紀・TOSタイプ)」の解説
TOS『宇宙大作戦』およびTOSに忠実なアニメ版『まんが宇宙大作戦』で着用。上半身はラグランスリーブのシャツで、全体が所属部門色をしている。首まわりと男性のズボンは黒、女性はミニスカートに黒タイツ。所属部門はシャツのカラーリング(黄、赤、青)の他に左胸の記章でも区別できる。左胸の記章はその船固有のものであり、おなじみの矢じり型のマークはこの当時はエンタープライズ固有のマークであった(後に宇宙艦隊のシンボルマークとして再設定される)。階級章は袖口の金のラインで表され、大佐が2.5本、中佐が2本、少佐が1.5本、大尉が1本、中尉が0.5本、少尉が0本である。
※この「D(23世紀・TOSタイプ)」の解説は、「惑星連邦」の解説の一部です。
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「D.」の例文・使い方・用例・文例
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