ジュッターリーン体とは? わかりやすく解説

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ジュッターリーン体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/03 08:47 UTC 版)

ラテン系文字 亜変種 (ジュッターリーン体 (Sütterlinschrift))
類型: アルファベット
言語: ドイツ語
時期: 1915年–1970年代
ISO 15924 コード: Latf
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。
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ジュッターリーン体(ジュッターリーンたい、Sütterlinschrift)はドイツの古い筆記体であり、フラクトゥールの1つである。1911年に、プロイセン文化省の求めにより、ルートヴィヒ・ジュッターリーン(Ludwig Sütterlin)が官庁での使用と学校教育のために考案した。1915年にプロイセンで導入され、1920年代を移行期間とし、1935年に学校で教えられるフラクトゥールの筆記体として唯一の書体となった。その後第二次大戦中の1941年にナチス政権によってジュッターリーン体を含めフラクトゥールが廃止された。戦後も私的に用いられたが、学校教育では復活せず、廃れた。ドイツではジュッターリーン体以前のフラクトゥールの筆記体も含めてジュッターリーン体と呼ぶことがある。ドイツ国外またはドイツの戦後世代ではジュッターリーン体が読めない人がほとんどである。

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