そうきょくし‐モーメント〔サウキヨクシ‐〕【双極子モーメント】
双極子モーメント
双極子
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双極子(そうきょくし、英: dipole[1])とは、一対の正負の同じ大きさの単極子をわずかに離れた位置に置いたものである。和訳せずダイポールと呼ばれることもある。
双極子は、負から正の単極子への方向ベクトルとその大きさとの積で特徴づけられる。このベクトルを双極子モーメント(英: dipole moment[1])あるいは双極子能率といい、このベクトルの方向との関係により指向性を持つ場となる。
一般に双極子のポテンシャルφは単極子のそれφmonopole の空間についての偏微分で表される[2]。
双極子モーメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 08:19 UTC 版)
ヘリックスの双極子モーメントは、らせんの軸方向に配列したそれぞれのアミノ酸のカルボニル基の双極子モーメントに由来する。このエントロピーによって、ヘリックスの安定性は低下している。またこの双極子モーメントを相殺するために、αヘリックスのN末端にはグルタミン酸など負の電荷を持ったアミノ酸がくることが多い。さらに数は少ないが、C末端にリシンのような正の電荷を持つアミノ酸が来ることもある。また、リン酸基のようなリガンドと結合するため、あえてN末端に正の電荷のアミノ酸が配置することもある。
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「双極子モーメント」の例文・使い方・用例・文例
- 電気双極子での双極子モーメント
双極子モーメントと同じ種類の言葉
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