蒼天堀・新星町の住人達
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「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「蒼天堀・新星町の住人達」の解説
『2』に登場した大阪にある二つの歓楽街に登場する住人達。蒼天堀のみ『5』や『0』、『7』にも登場する。 狭山 民代(さやま たみよ) 声 - 藤本洋子 蒼天堀にあるスナック「葵」のママで、狭山薫の育ての親。以前は看護師だったらしく、その時にスヨンから薫を委ねられた。瓦の死後はその死を悼み、遺骨を引き取ってスヨンと同じ墓に納めることを誓った。 江崎(えさき) 声 - 島津健太郎 蒼天掘の雀荘「リーチ楼」の常連で、情報と引き換えに法外な金額を請求してくる有名な情報屋。戦闘では初戦は素手のみだが、二戦目では『2』ではドス、『極2』では飛び出しナイフを使用する。桐生に情報を教えていた際に千石組からの1億の懸賞金に目がくらみ仲間と共に桐生を襲うも返り討ちに遭い、物語の後半でも千石組の命令で桐生を殺そうと黒川を差し向けるが失敗し、更には自身の隠れ家まで知られてしまう。その後は逃走したところを捕まってしまい、その場で桐生に襲い掛かるも倒された。その後、千石組からの電話で桐生を大阪の城に向かわせるように指示されて桐生に自身を匿うように命乞いをするも「ビリケンにでも手を合わしてろ」と言われ、その場に頽れる。 村井(むらい) / 朴 会宗(パク・フェジョン) 声 - 檀臣幸 新星町(『極2』では蒼天堀)にある将棋センター「桂馬」にいた男性だが、実は26年前に堂島組によって潰された真拳派の生き残りの朴会宗である。26年前にボスが風間に撃たれる場面を目の前で目撃し、一旦は風間に見逃された後で現れた嶋野に撃たれるが、急所が外れた為に辛うじて生き延びる。その後は事件の担当刑事である別所によって関西へ逃がされ、「村井」という名前を与えられる。26年後は、復讐に生きる他の構成員とは異なり「過去に自身が行ってきた悪事を後悔しながら生きてきた」と桐生や薫に真実を話したが、その時に真拳派の構成員に裏切り者として襲撃される。その後、構成員の一人が投げたナイフによって腹部を刺されるが、死ぬ間際に薫に「あの世にいるスヨンに娘は立派になったと伝える」と同時に幸せになるように言い残し、最後はナイフを更に深く突き立てて自ら命を絶った。 黒川(くろかわ) 紫のスーツを着た厳つい顔のカタギの情報屋。戦闘では『2』では通常の敵と同じ動きだが、『極2』では空手で戦う。蒼天堀に来た桐生に金の匂いを感じて顔見知りとなり、グランドや葵、ステイル、伝説の武器である「辰」といった蒼天掘に関する情報を教えるなどして親交を深め、特に桐生からグランドのVIP席の相談を受けた際は握った弱味を盾にグランドのオーナーを脅してVIP席を確保させた。その後、「桐生を始末したら1千万」という江崎からの儲け話に目がくらみ、インターネットで腕の立つ人間を雇い桐生を始末しようと襲い掛かるも返り討ちにされた。敗北後、江崎に唆されたことを白状し、江崎の隠れ家である新星町(『極2』では蒼天堀)の「よつば鍼灸院」の場所を教える。 四代目 風彫(かざぼり) 蒼天堀に場所を構える郷田龍司の背中の刺青の黄龍を彫った彫師。10年前に見た郷田龍司に衝撃を受け、龍司に代々受け継がれる黄龍の刺青を彫ろうと筋彫りをした際に手が動かなくなってしまい、五代目を継がせる予定の弟子の明菜(声 - 樹元オリエ)に最後まで彫らせた。その後、明菜が黄龍を背負った龍司が近江連合で頭角を表していくことに恐れをなし、五代目継承を断ったことで、彼女に彫らせたことを後悔していたが、もう一人の弟子である聡史が起こしたいざこざを治めてくれた桐生に「龍司の行く末を見届けるべきじゃないのか」と問われ、改めて明菜に五代目風彫を継承することを決意し、明菜もそれを承諾した。 蒼天堀企画社長 声 - 吉田祐健 芸能プロダクション「蒼天堀企画」の社長。強引なやり方が多いために街の住人からは嫌われているが、人材を発掘する目は確かである。女優の福永咲良の見送り後に現れた遥を「100年の一人の逸材」と見て芸能界にスカウトするも断られ、それでも諦め切れずに桐生の携帯電話の番号を調べるなど執拗に桐生に迫り、遥の将来を引き合いに出して契約を実行させるも、遥が「今のままでいい」と曲げなかったために諦める。最終的には歌手を目指そうとして事務所に騙されて借金を負わされたステイルの女性店員の歌声に聞き惚れて彼女をスカウトし、彼女を芸能界へデビューさせることに成功した。 火星ファイター サブストーリーに登場したボケは南沢(みなみざわ)、ツッコミは北川(きたがわ)が担当する売れない漫才コンビ。芸人に向いていないと悟った北川が抜けて南沢が一人でピン芸に挑戦していたところで上手くいかず、またヤクザになった北川が桐生に因縁を付けるが、返り討ちにされる。その後、北川が事情を話していくうちに立場を交換すれば良いと分かったことで再結成した。 『3』ではアサガオのテレビに映っている程に知名度が上がったようで、東京進出もしており、仕事に関してのサブストーリーが存在する。 『4』では雑誌の連載で行き詰まっていた南沢を主人公達(冴島を除く)が手助けするサブストーリーがある。 『極2』では生活費とお笑いグランプリ出場の資金を集めるために真島建設に入社する。 『7』では蒼天堀 招福町に置かれた看板にサインが飾られている。かなり名が売れているようで、様々なサインが飾られている中で1番大きな色紙に書かれている。 荻田 冠(おぎた かん) / OGITA(オギタ) 声 - 竹内良太 『5』に登場した関西で活動するフリーのダンストレーナー。戦闘ではカポエイラとナイフ攻撃を織り交ぜた格闘スタイルを使う。遥をプリンセスリーグで優勝させた上でアイドルとしてメジャーデビューさせるために日夜厳しく指導しており、遥の才能を評価してはいながらも時間がなさすぎるためにせめて歌かダンスのどちらかに絞るべきだと主張するが、朴に聞き入れて貰えずにある日にダンスの指導について朴に口出しをされたことで口論にまで発展しその上暴言を吐いたことで、解雇される。その後、借金のことに加えて逢坂興業系の闇金に多額の借金をしていたために借金返済と違約金の支払いの両方に困り、その時に金井から借金を帳消しにすることを条件に朴から真島の手紙を奪うように依頼され、朴に詰め寄った際に誤って殺害してしまう。その後も金井に協力し、それでも手紙を奪取出来ずに罰として右腕を切断されてしまい、逢坂興業内で出会った秋山に朴の殺害を警察に自供することを条件にここから脱出させるように懇願するも断られ、最後は逢坂興業の構成員に突き落とされて死亡する。 『0』では桐生のサブストーリーに登場し、「OGITA」名義で現役ダンサーとして活動していた。大阪から東京に進出して神室町のマハラジャで最強ダンサーの座に君臨していたが、桐生とのダンスバトルに敗北後は彼にダンスのコーチになるという夢を語って「あんたに子供でもできたら教えてやってもいい」と言い残し、その場を後にした。 クリスティーナ 声 -小原雅人 『5』に登場したダンストレーナー。かつて数々のスターのダンスレッスンを請け負って成功させたことがあり、業界では有名な世界的カリスマとして知られている。また、金や名誉には興味が無く、自分の意思でしか仕事を請け負わない。偶然コンサートのために来日していたところを遥に出会い、才能を見込んで指導することを決める。朴の死後は逢坂興業の妨害を受けるなど遥のデビューに暗雲が立ち込めるが、それでも海外で大きなイベントを取り仕切った経験を生かして山浦をサポートし、何とかコンサートを成功させようと努める。DREAM-LINE結成後は3人にダンスの指導を行う。 夏川 アカリ(なつかわ アカリ) 声 - 財津慶子 『5』に登場した遥の隣のクラスの同級生。ダンスが大好きで、振り付け師になるという夢を持っている。遥とは並木ユイという共通の友達を得てすぐに打ち解け、遥にストリートダンスの楽しさを教える。その後、プリンセスリーグ決勝戦2戦目の前日に朴の命令でクリスティーナを探していた遥と遭遇し、クリスティーナに自分のダンスを見て貰い、それでも評価して貰えなかったことを明かして遥と共にクリスティーナに再びダンスを披露するも遥だけが取り合って貰ったことで自棄になってその場から立ち去ってしまう。その後は遥やユイ、ダンサー仲間であるJUDYの助けもあってダンスバトルサミットで特別賞を貰い、MC・ミッツーの指導の下で振り付け師を目指して歩み出す。 右田(みぎた) 『5』に登場した蒼天堀の商店街の会長。かつてアイドルで挫折し、自身の叶えられなかった夢を託すという思いから商店街をあげて遥を支援する。その後、遥を通じてかつてコンビを組んでいたYOKOと和解する。 揉山(もみやま) 『5』に登場したYOKO行きつけのエステサロン店の店長兼マッサージ師。怪しい性格をしているがマッサージ師としての腕前は本物であり、趣味でダンスバトルにも打ち込んでいる。また、自身にそっくりな身内(声 - チョー)が神室町でマッサージ店を営んでいる(『4』に登場する)。YOKOの進言を受けた遥と出会い「ダンスバトルで勝ったら無料にする」という条件でダンスバトルを受けるも敗北し約束通り遥に無料でマッサージを施した。その後、遥からYOKOが蒼天堀を離れることを聞かされた事で右田を呼び出し、YOKOとの和解を見届けた。 クレストのマスター 『5』に登場したバー「クレスト」のマスター。父親は蒼天堀のニンベン師であり、裏の仕事も請け負っている。戦闘ではボクシングで戦う。朴の遺書の真相を確かめるために訪れた秋山を「神室町のニンベン師から紹介された」という発言に怪しみ、始末しようとするも返り討ちにされ、おとなしく父親の元へ案内した。 ハルオ 声 - 堀内隼人 『5』の遥のサブストーリーに登場したメジャーデビューを目指しているお笑い芸人。オーディションの前にツッコミ役である相方のアキヒコに愛想を尽かされたところを遥と出会い、遥のトークセンスを見抜き新しい相方としてオーディションに出てほしいと懇願する。最終的にオーディションに合格したものの、「お前とお笑いがやりたい」と謝罪してきたアキヒコとコンビを組み直すことになり、オーディションに付き合ってくれた遥に感謝して互いに別の道で天下を取ることを誓い合った。 杉乃 明日香(すぎの あすか) 『5』の遥のサブストーリーに登場したアイドルで、プリンセスリーグ出場者の一人。プリンセスリーグ予選で対決した遥に敗れた事で、所属事務所との契約を打ち切られそうになっていたところを遙と出会い、遥に自身の身の上話を話すが、遥が親身になってダンスの練習などで接してくれた事でダンスの楽しさやアイドルを続けたい気持ちが強くなり、自身のアイドル人生がかかったイベントにも成功した事で事務所の契約も継続となり、遥に感謝した。 矢守 彰彦(やもり あきひこ) 『5』の秋山のサブストーリーに登場した秋山がかつて東都銀行で働いていた時の上司で、彼と縁が深い人物。大学時代に知り合った秋山に金融の知識を教えて東都銀行に誘うが、後に東都銀行で行われていた神宮のマネーロンダリングの罪を部下である秋山に被せた上に彼のかつての恋人である絵里を奪う。その後、絵里と結婚したが、後に宗像の一件が暴露されたことで再び警察がマネーロンダリングを捜査し、その結果として東都銀行頭取が逮捕されることとなり、その際に芋づる式に不正がばれて自身も秋山の後を追うようにクビになる。その後は蒼天堀界隈で始めた金融業も上手くいかず、金融ブラックリストに載るまでになってしまうが、後に噂を聞きつけてやってきたスカイファイナンスで秋山と再会する。その後、かつて自身が破滅に追い込んだ相手から借りるということをプライドが許さずに闇金に自身を殺させてその保険金で家族を養おうとするも失敗し、最終的には秋山に諭されて「過去のことを水に流す」という条件の元で秋山の顧客となる。 カズミ 『5』の秋山のサブストーリーに登場した遥と同じ高校に通う女子高生。気弱な性格で、学校内ではエミという生徒から金欲しさに援助交際を強要されており辞めたがっているものの、彼女の兄がチンピラであるために逆らえないでいる。援助交際の被害に遭いそうだったところを秋山に助けられ、直後にエミの邪魔をした事でエミの兄に襲われた秋山に逃げた方がいいと身を案じるが、逆にエミの兄を叩きのめしたのを見てエミと決別した。その後は秋山の計らいで遥を紹介される。 児玉 菜々子(こだま ななこ) 『5』の秋山のサブストーリーに登場した現役のグラビアアイドル。キャラを変えた方がいいという事務所の方針に嫌気がさし、独立するために3億円の融資を頼みにスカイファイナンスにやって来た。その後、秋山の課したテストを3つ目まで合格するも最後の芸名を変えるという条件に反発し不合格となるが、秋山から本気で独立する気がないこととただ事務所に不満があるだけという本心を見抜かれる。その後にやって来た自身のマネージャーから謝罪の言葉を受けて事務所に大切にされていたことを実感し、色々と親身になって話してくれた秋山に礼を言い店を後にした。 上山 勝也(うえやま かつや) 『5』の秋山のサブストーリーに登場した串カツ専門店「串かつ だるま」の会長。煙草のポイ捨てをしたチンピラを注意していた事でチンピラに因縁を付けられたところを秋山に助けられた事で知り合う。その後は別のサブストーリーで新メニューの開発のために全国を巡業中に神室町で秋山と再会し、各主人公達から得た案から新メニューの開発に成功する。 李 文海(リー・ウェンハイ) 声 - 田中一成 『0』に登場した蒼天堀にある整体院「ほぐし快館」の店長。刺青は右腕に赤竜と左腕に青竜(どちらも五本爪)、背中に関帝。筋肉質かつ長身の立派な体格を持ち合わせており、坊主頭で強面の外見とは裏腹に愛想は良く、蒼天堀で暮らす在日中国人(主に密入国者)を取り纏めている。また、整体師としての腕も一流で「ゴッドハンド」の異名を持つ。戦闘では徒手での中国武術の他、鍼灸用の鍼を使った攻撃を仕掛けてくる。大陸系の組織に雇われた殺し屋として活動していたが、半年前に組織が韓国系の売春組織と対立した際に監禁されていたマキムラマコトを救い、目が見えず逃げ出せなかった彼女から腕を掴まれて「ありがとう」と言われたことで若くして病気で死んだ一人娘のことを思い出し、掴まれた手を離すことが出来ずに庇護する。その後は殺し屋を辞めて「ほぐし快館」を経営するようになり、表向きには自身が「マキムラマコト」を名乗ってマコトを脅威から守っている他、地元の家出少女(主に学生世代)らを売春組織の手から守るという活動も行うようになる。その後、佐川の命令で自身を標的と誤認した真島と交戦するも本物のマコトを攫いに来た鬼仁会が乱入したことで重傷を負い、マコトを真島に託す。その後は真島と合流を果たし、マコトを守るために背格好の似た結婚詐欺師をマコトに見せかけて殺害する計画を真島に持ちかけるも拒否された。その後、暗殺計画は何者かが代行した事によって脅威は去ったかに見えた矢先にその代行者が鬼仁会の西谷であった事に加えて佐川にもマコトの生存を知られてしまい、脅迫されると共に買収された仲間の中国人の手引きによって襲撃を受けてしまうが、最後はマコトを蒼天堀から脱出させる際に佐川によって自動車に爆弾を仕掛けられたことに気付かずに爆死する。 山形(やまがた) 声 - 中井和哉 『0』に登場したグランドと人気を二分するキャバレーである「オデッセイ」の支配人。確かな手腕と時代の先を読む眼力で順調に経営を行っており、キャバレーだけでなく、新業態のキャバクラにもいち早く注目している。オデッセイを訪れた真島から金と目を掛けているホステスを自身の店に渡す代わりとしてオデッセイにいるNo.1のホステスの引き抜きを要求され、それを了承するも「二度とこういう事がないように」と釘を刺す。その後、マコトを匿う場所を探していた真島に頼まれて普段から使っていない倉庫を提供し、その際に真島にキャバクラに興味が無いかと持ち掛けて真島がサンシャインで支配人になるというきっかけを作った。 『極2』ではフォーシャインから出てきたところを真島と再会し、経営難からオデッセイが潰れた事と麻雀仲間だった川村がほぐし快館の上階にある雀荘に入り浸っていたという情報を教えて去って行った。 アッコ 『0』に登場したテレクラでバイトをしている家出中の現役女子大生。天真爛漫な明るい性格だが、テレクラで会った男からもらった飲み物に睡眠薬が入っている事を見破ったりと警戒心は非常に強い。また暇な時にテレクラで男にご飯をご馳走してもらったりと純粋にテレクラを楽しんでいるが、その裏でテレクラの元締めのマキムラマコト(李文海)から蝙蝠の刺青の男を探す事を頼まれており、マコト(李)への信頼感からテレクラで「大学で絵の勉強をしていて刺青に興味がある」という事を口実に、相手に刺青が入っているか、刺青の柄などを調査している。マコトを探して接触してきた真島を蝙蝠の刺青の男かもしれないと持ち前の警戒心の強さから窺っていたが、真島の人となりを見て蝙蝠の刺青の男でないと判断し、好物の寿司屋(特にウニとイクラ)やゲームセンター、ディスコ(VIP室)を堪能させてもらった礼にマコト(李)がほぐし快館で整体師をしているという情報を教えた。 陽田(ようだ) 声 - 前田剛 『0』に登場したキャバクラ「サンシャイン」の店長で、蒼天堀ファイブスターの一人である水村の元弟子。ファイブスターの脅迫や妨害行為により数多くのキャバクラが潰されていく中、強い意思で唯一店を守り抜いていた。脅迫の現場に偶々客として店内に居合わせていた真島と出会い、ファイブスターの最終目的がグランドを潰すことにあると知った真島と共にファイブスターの壊滅を目指すことになる。その後、ファイブスターとの死闘の最中に妻との約束のために月山に従ってまで店を守ろうとした水村の胸の内を知ったことで彼と和解する。 『極2』では、真島が不在となったサンシャインをユキと共に切り盛りしていたが、神崎によりサンシャインを乗っ取られ、サンシャインから追放された後、新たに「フォーシャイン」を開店させ店長として勤務していたが、神崎の悪事を暴くという目的のために、サンシャインスタッフとして神崎の下で通常業務や神崎の指示通りに勤しむ傍ら、キャバクラグランプリでの不正や他店への嫌がらせ行為などの神崎の悪事や、彼と結託しているグランプリの運営委員会の不正を暴く為に極秘に調査していた。一方で、ユキには何も告げずに姿を消したために、行方不明だと勘違いされていた。ミリオネアリーグ開始直前に神崎から小雪の拉致を依頼され、表向きは小雪を拉致すると見せかけて、神崎から守るために匿っていた。その後、キャバクラグランプリでの敗戦続きによって神崎が焦りだした事でその悪事を暴くきっかけを掴み、ミリオネアリーグ敗戦後に極秘に連絡を取っていた真島と共にフォーシャインに現れて、神崎と運営側の不正を暴いた。その後は、フォーシャインのスタッフとして、ユキや桐生達と共に最後のキャバクラグランプリとなる、ファイナル・チャンピオンシップを戦うことになった。 朝倉 ことみ(あさくら ことみ) 『0』に登場した月山の秘書だが、実は蒼天堀ファイブスターを裏から操っていた黒幕である。冷静沈着な性格と辣腕振りから月山に信頼されているが、その裏で蒼天堀の水商売業界の支配を目論んでいるために、組織やメンバーを金儲けのための手駒としか見ておらず、サンシャインに敗れたという理由でメンバーの始末を決行したり「あんな星屑達」と蔑むなど、月山以上の冷酷さを持つ。また、金で雇ったチンピラ(本人曰く「本業は格闘技のプロ」)をボディガード代わりにして従えている。過去に姉を亡くしておりその悔恨から金に執着するようになり、自身の金稼ぎのためだけに月山を利用するが、月山敗北後は利用価値がなくなったとして彼を裏切る。その後は真島を始末するためにグランドを占拠し、乗り込んで来た際に真島の抹殺を手下に命じるも、返り討ちにされて失敗する。計画破綻後は追って来た月山の前で自殺しようとするが真島に止められ、直後に月山から「ことみは金じゃ買えないんだぞ」と叱責された事で自身が月山にとって最も大切な存在であった事を知り、彼と共に自首をした。 ポイズン光雄(ポイズン みつお) 『極2』のサブストーリーに登場した逞しい身体つきをしたアートディレクター。ブーメランパンツのみを着用した異様な服装と、アートの表現に使う被写体や題材が際物なものばかりであるために業界からは異端扱いされているが、弟子の水野や三村からは慕われている。戦闘ではルチャで戦う。被写体となった桐生の写真を勝手に世間に公開しようとし、抵抗した桐生に対し弟子達と共に襲うも返り討ちにされた。その後、自身の間違いに気づき桐生に謝罪し握手をした。その後は桐生が悪徳不動産と戦っていることを聞き、「戦う男の美しさと幸せ」を題材としたアートを追求するために水野と共に真島建設に入社する。 『7』では会社経営の人材としてスカウトが可能になっている。
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