真拳(ジングォン)派
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韓国系の海外組織(韓国マフィア)。まだ神室町に複数の海外組織が跋扈していた頃、神室町で一大勢力を築いていた。組織は「全てに優先する」とされる鉄の掟で統制されている。構成員たちは、任務遂行に失敗した際の自決用に毒の粉末の仕込まれた指輪を左手人差し指に装備している。『龍が如く6 命の詩。』でも登場する。
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真拳(ジングォン)派
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「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「真拳(ジングォン)派」の解説
『2』に登場した、1980年代当時に神室町で大きな勢力を誇っていた韓国マフィア。その時期に敵対していた堂島組に壊滅させられたが、後に組織の実態を掴みかねていた警察が街の治安回復のために堂島組の襲撃を事実上黙認して壊滅を任せた形を取ったことが別所によって明かされている。日本にいた36人のうちの金大津、池頻敏、朴会宗の三人は生き残っており、大津と頻敏は後々に復讐活動を行うが、最終的には生き残り及び本国の構成員のほとんどが桐生や狭山らの活躍で倒された。『6』では新たなボスとなったハン・ジュンギの辣腕と巌見造船からの支援によって組織を再興させると同時に全盛期に近い勢力まで巻き返しに成功しており、神室町に再進出していたが、後に全戦力を投入する形で向かった尾道で桐生や広瀬一家との抗争に敗れ、最終的にはハンの死によって日本国内の勢力は完全に壊滅した。『7』では、数々の抗争・壊滅で生き残った残党「はぐれジングォン派」が、横浜・伊勢佐木異人町に流れ着き、そこで横浜星龍会や横浜流氓と渡り合うために、新たな組織「コミジュル」を結成している。『ONLINE』では第二部のメインストーリーに登場し、組織再結成の鍵となる龍司に目を付けるが、その途中から鷹山に鞍替えして近江連合を乗っ取る計画を立てるも最終的には失敗した。 ボス 回想に登場。1980年当時の神室町における真拳派のボスで、鄭秀淵の夫であり、郷田龍司の実父でもある。堂島組の構成員などを殺したために真拳派の始末を命じられた風間と嶋野を相手に戦い、直後に抹殺を拒んだ風間から和解を申し出されるも風間が危機に瀕したと思い込んだ桐生が乱入し、桐生に銃を向けた瞬間に風間に撃たれる。その後、この一連の出来事を風間の謀略と信じたまま、直後に駆けつけた瓦に子供を頼むと告げて息絶えた。 津村(つむら) 真拳派の構成員。津村という名字は日本名で、本名は不明である。戦闘では『2』ではムエタイ、『極2』では李に似た格闘スタイルで戦う。利害の一致により手を組んだ郷田龍司の命で風間組事務所爆破を請け負い、また花屋のアジトに潜り込んでスパイとして暗躍し、倉橋が花屋のアジトに乗り込んだ時には桐生に発砲しようとしたが、薫に阻止されて手を撃たれる。その後は寺田と共に現れて桐生を亡き者にせんと襲い掛かるも敗れた。 康 珍羽(ガン・ジンウ) 声 - 桐本琢也 真拳派の構成員。整形手術によって一輝と入れ替わり、ユウヤをも欺く。その後、桐生や伊達、瓦を誘き寄せ、更には監禁していた一輝を含めた4人を殺し合いに見せかけて始末しようと目論んだところを直接対面した瓦に見抜かれ、それでも瓦と一輝に重傷を負わせるも銃声を聞きつけた薫に撃たれて絶命する。 金(キム)&崔(チェ) 真拳派の構成員の二人。戦闘では連携技を得意とし、金は『2』ではパンチ技を主体とした攻撃、『極2』ではベースタイプの渋澤に似た格闘スタイルで戦い、崔は『2』ではムエタイ、『極2』では久瀬に似た格闘スタイルで戦う。康を助けるために柄本病院に乗り込み、運ばれたのは康ではなく一輝だったことで立ち去ろうとするが、その際に止めに入った薫を殴り飛ばした事で桐生の怒りを買い、二人まとめて叩きのめされる。その後、瓦に脅されて自分達の正体を白状した。 沈(シム) 真拳派の構成員。『極2』にて名前が判明する。村井曰く「本国の精鋭部隊」で、組織に従順であり、無関係の人間を躊躇いもなく殺害するなどの冷酷さを持つ。戦闘では『2』では素早い動きと投げナイフを中心とした戦法を使い、『極2』では曹に似たナイフ捌きで戦う。ミレニアムタワー爆破や郷田仁の誘拐に加担しており、組織の掟に背いた村井を始末するために桂馬を襲撃するも桐生と狭山によって叩きのめられ、直後に指輪に仕込まれた毒薬を飲んで自害した。 黒装束の男 真拳派特有の黒装束を身にまとった名もなき真拳派の構成員。戦闘では主に足技が武器で、木箱を蹴って飛び道具にしたり、『極2』ではリチャードソンに似た格闘スタイルで戦う他、刃が飛び出す靴を装着したりと多彩な攻撃方法を持つ。構成員の中でもかなりの実力者で、天野ビルや高速道路(トレーラー上)、神室町ヒルズ(エレベーター内)と各場所の最後の刺客として桐生と戦うがいずれも敗北する。 韓 俊基(ハン・ジュンギ) 声 - 中村悠一 『6』に登場した真拳派の当代のボスで、スターダストの現オーナー。銀色に染めた髪が目立つ整った容姿をしており、普段はスマートな振る舞いを崩さず、時に制裁として部下の顔を熱した網に押し付けて大火傷を負わせたり、桐生に自らと戦う気を起こさせる為に代理で勝負を仕掛けてきた勇太を半ば見せしめのように甚振り倒すなどマフィアのボスらしい残忍性や嗜虐性を見せるが、勇太を人質に取ろうとした構成員を咎めたり、自身を打ち負かした桐生の勝利を称えたりと、本人曰く「スポーツマンシップにのっとるのが好き」と称するとおり、何事においても自らの損得に関わらず公明正大な態度で応じる。 また経営者としての腕もあり、巌見造船を後ろ盾とした豊富な資金力で神室町の風俗店を手当たり次第に買い取った後、スターダストを普通のホストクラブの裏で「おさわり系ホストクラブ」を営業する店へと様変わりさせるなどして勢力を拡大させている。戦闘ではもっぱら拳による打撃のみを駆使するボクシングのようなスタイルを取る。亜細亜街の大火事後に巌見恒雄と結託し、前述の資金力を得る代わりとして彼の計画の手助けをしてきたが、後に恒雄の命を受けて達川が遥からハルトを奪う場面を見届け、そこで遥の事故を目撃することとなる。その後、達川の情報を求めてスターダストを訪れた桐生達に自分との戦いに勝てば情報を教えると提示し、最初に戦いを挑んできた勇太を叩きのめすが、次に戦いを挑んできた桐生に敗れ、直後に達川に関する情報を伝える。その後は恒雄の命令でハルトを奪うために桐生と広瀬一家の前に構成員と共に現れ、自身が桐生の相手を引き受けている間に構成員を使ってハルトを奪うことに成功する。その後、造船所で桐生と広瀬一家を待ち受け、自身のところまで辿り着いた桐生に全ての真相を明かして彼と殺し合いをするも敗北する。敗北後はジングォン派の撤退を告げた上で桐生に尾道の秘密に関する情報を伝えるが、最後は密かに桐生の後をつけていた広瀬に口封じの為に射殺された。 『7』で登場するキム・ヨンスは身代わりの影武者であり、『6』のハン・ジュンギとは別人である。但し、ヨンスの意思もあり、その事を知る人物は春日らごく僅かである。
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