寺田組
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寺田 行雄(てらだ ゆきお) / 金 大津(キム・デジン) 声 - 乃村健次(『1』『極』『極2』)、四宮豪(『2』) 『1』から登場した五代目近江連合本部長で、近江四天王の一人にして直参寺田組組長。41歳。初めは錦山と繋がり、100億が消えたと唆す。その後は風間の身の安全を確保するための時間稼ぎとして真島に拉致された遥を救ったり、嶋野にも情報を流すなどの行動を起こし、更には風間を補佐した上で嶋野が桐生に敗れた際は手榴弾を投げた直後に射殺する。その後、ミレニアムタワーでは桐生に協力して神宮と対峙するが、引き連れていた部下は既に神宮の軍門に下っており、逆に拘束されてしまう。事件後は桐生に人格を認められ、東城会五代目会長に就任した。 『2』では42歳。五代目となったものの、自身の「イエスマン」しか幹部に登用しなかったことから、真島ら古参からはよく思われていなかった。元々は近江連合に所属していたために裏切り者とされて桐生の目の前で近江連合の凶弾に倒れるが、後に全ては偽装工作であることや正体は26年前に東城会によって壊滅させられた真拳派の生き残りでもある金大津であることが判明する。終盤では真拳派の目的である東城会の壊滅を目論みながらも自身を救ってくれた風間への恩にも葛藤しており、目的遂行のためにマシンガンを手に数名の構成員と共に桐生を消そうとするも敗北した。その後は真の黒幕として一時は協力関係を築いていた高島に用済みにされて撃たれるが、風間の恩義に報いる道も選んでおり、桐生に逆転の手を残すと共に「最後に俺を信じて」と言い残し、静かに息を引き取った。死後は風間らと同じ墓地に葬られ、墓碑銘には本名の金大津ではなく、風間から与えられた「寺田行雄」の名が刻まれた。 『極2』では五代目となった後に100億円事件で地盤の崩れた東城会を経済面から立て直すために手段は問わずに稼げる者を幹部に積極登用する「東城会改革」という血の入れ替え施策を強行する。最終的に自身を利用しようとしていた飯渕の魂胆を見抜けなかった事で己のやり方に疑問を持つが、真島から「組の頭を張る男は間違っても間違ってるって言ったらあかん」と言われ、近江連合との会談で真島組の東城会脱退の案を受け入れる。
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