寺田駅 - 岩峅寺駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 14:17 UTC 版)
「富山地方鉄道立山線」の記事における「寺田駅 - 岩峅寺駅間」の解説
後に立山線となる路線で、最初に開業したのは、滑川駅 - 五百石駅間の路線を持っていた立山鉄道が、富山県営鉄道の建設に合わせて1921年(大正10年)に開業させた、五百石駅 - 立山駅(現在の岩峅寺駅付近。現在の立山駅とは別)間である。立山鉄道の路線は、軌間762mmの軽便鉄道であった。 寺田駅 - 五百石駅間は、本線の富山田地方駅(電鉄富山 - 稲荷町間。1969年廃止) - 上市口駅(現在の上市駅)間とともに富山電気鉄道の第一期事業として工事が始められた。その間の1931年(昭和6年)に、富山電気鉄道は立山鉄道を合併した。現在の立山線の区間にあたる五百石駅 - 立山駅は1067mmに改軌、電化された。1936年(昭和11年)には、立山駅を廃止して富山県営鉄道岩峅寺駅に乗り入れした。 1913年(大正2年)6月25日 立山軽便鉄道が現在の本線にあたる滑川駅 - 五百石駅間を開業。軌間762mm。 1917年(大正6年)6月25日 立山軽便鉄道が立山鉄道に改称。 1921年(大正10年)3月19日 五百石駅 - 立山駅(現在の岩峅寺駅付近。現在の立山駅とは別)間が開業。 1921年(大正10年) - 1923年(大正12年)頃 沢駅を沢中山駅に改称。 1931年(昭和6年)4月6日 立山鉄道が富山電気鉄道に合併される。 10月1日 浦田駅を稚子塚駅に改称。 8月15日 寺田駅 - 五百石駅間が開業。軌間1067mm、1500V電化。旧立山鉄道の寺田駅を沢端駅に改称。 1932年(昭和7年)12月22日 上市口駅(現在の上市駅) - 五百石駅間廃止。 1936年(昭和11年)8月18日 五百石駅 - 岩峅寺駅が1067mmに改軌、1500V電化。立山駅を廃止して富山県営鉄道岩峅寺駅に乗り入れ開始。 12月26日 下段駅開業。 1942年(昭和17年)10月31日 稚子塚駅廃止。
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