唆す

デジタル大辞泉

そそなか・す【^▽唆す】

読み方：そそなかす

［動サ四］「そそのかす1」に同じ。

「家中の物を小盗みしたり、人の娘を—・したり」〈伎・幼稚子敵討〉

そそのか・す【唆す／^×嗾す】

読み方：そそのかす

［動サ五（四）］

１ その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を—・す」

２ 早くそうするように勧める。せきたてる。

「とく参り給はむことを—・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉

短編小説作品名辞典

唆す

作者藤沢周平

収載図書冤罪
出版社青樹社
刊行年月1990.10

収載図書藤沢周平全集 第4巻
出版社文芸春秋
刊行年月1992.8

収載図書藤沢周平珠玉選 5 冤罪
出版社青樹社
刊行年月1994.3

収載図書海坂藩大全 上
出版社文藝春秋
刊行年月2007.1

近代文学作品名辞典

唆す

読み方：ソソノカス（ｓｏｓｏｎｏｋａｓｕ）

作者 藤沢周平

初出 昭和49年

ジャンル 小説

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

唆す

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 11:05 UTC 版)

和語の漢字表記

唆 す

1. 「そそのかす」参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「唆す」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女の最新作の題名は、ダイエットの段階的な指導を示唆するものだが、内容は実用性よりも専門知識に関するものである。
• 特化型事業はこの激しい市場の中で成功する一つの可能性を示唆する。
• 騰落レシオは株が買われているか売られているかを示唆する。
• この変色は、物質が無機鉄が少ないことを質的に示唆する
• 音楽の使用を通じて唆す
• 忘れたまたは不完全覚えた何かの次の言葉を示唆することにより、（人が演技をしたり、話したりするのに）力を貸す
• 語源か派生を与えるか、あるいは語源（単語用の）を示唆する
• 特に画一的で、けだるくまたは非想像的である施設の示唆するまたはその特徴
• 不思議さと非現実性の中の妖精を示唆する
• 教会に似た、それを示唆するまたはそれに適した
• 親交を示唆する
• 豚に関するものであるか、示唆するさま
• 棟あるいは棟のような形、または船のキールを示唆するような形を有するさま
• よい結果を強く示唆する、好ましい特質
• ある資質を示唆するもの
• 示唆する