広瀬
広瀬一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:16 UTC 版)
「龍が如く6 命の詩。」の記事における「広瀬一家」の解説
陽銘連合会の末端の極道組織。尾道仁涯町のスナック街に事務所を構えており、組員は総長の広瀬徹を含めた5人と少ない。
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広瀬一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:14 UTC 版)
「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「広瀬一家」の解説
『6』に登場した広瀬徹が仕切る舛添組系の末端である四次組織。尾道仁涯町の寂れたスナック街を縄張りとしている構成人数5人ほどの弱小組織だが、組織内の規律のようなものは一切なく組員達はいずれも家族のように接し合っており、信頼関係は厚い。 南雲 剛(なぐも つよし) 声 - 宮迫博之 広瀬一家若頭。良くも悪くも感情豊かな義理人情に篤い性格で、ヤクザでありながら、惚れた弱みで笠原清美からみかじめを取らないなど実利よりも情を優先しがちな面がある。また、清美を助けに行く際に正体がバレないように被った覆面をうっかり脱いで正体を晒してしまったり、神室町を訪れた時には桐生達の目を盗んでこっそりソープに行くなどの粗忽な部分が目立つため一家の若衆から極道としてはあまり尊敬こそされていないが、根底では彼らのことを大切に思っており、その憎めない人柄も相まって友人としては慕われている。若頭という肩書きに恥じぬ強さも秘めており、東城会やジングォン派、祭汪会といった名だたる極道やマフィアの構成員を複数人以上同時に相手にして軽く叩きのめしたりと確かな喧嘩の実力も持っている。戦闘では右の拳骨を高く掲げた構えを取り、大振りながらも勢いを乗せた打撃、とりわけ頭突きを得意としており、ドロップキックやフライングクロスチョップといったプロレス技も繰り出す。当初は広島を訪れた桐生を恋敵であると決めつけて一方的に目の敵にし、街中や草野球の試合などの事ある毎に突っかかっていたが、清美の店からみかじめを取らない一件で舛添から責め立てられた際に連れ去られて暴行を受けていたところを桐生に救われ、その際にどれだけ痛めつけられようともシノギよりも清美を守るという信念を曲げなかった姿を見た桐生から、その侠気を認められ、自身も考えを改めて桐生を兄貴と呼び慕うようになる。その後は遥の事故の真相を追うために桐生と行動を共にし、桐生の片腕としてジングォン派や祭汪会、小清水や菅井といった強敵を相手に奮闘し、終盤には桐生からも「兄弟」として認められる。事件終結後は広瀬一家の建て直しに奔走する一方で、清美の元夫の染谷から清美と娘のヒロミを託されたことで尾道仁涯町にヒロミを迎え入れて二人を守っていくことを誓う。 宇佐美 勇太(うさみ ゆうた) 声 - 藤原竜也 広瀬一家若衆。当初の桐生やハン・ジュンギ、ビッグ・ロウといった敵視した人間には向こう見ずに突っかかっていくなど、少々血の気が多く、無鉄砲な性格であるが、一方では桐生とのいざこざから野球の試合に遅れそうになった南雲を咎めようとしたり、過去には広島を訪れた遥を守るために彼女に付け狙うルポライターを撃退したりと真面目さや優しさも持ち合わせている。幼馴染の達川に誘われるまま何となくヤクザになり、遥や桐生と出会うまでは夢も持てず広瀬一家のみがまともな居場所だった。戦闘ではバックハンドブローや回し蹴りなど、回転の勢いを利用した強力なラッシュを繰り出し、桐生のラッシュを振り払う程の威力を持つ。桐生が広島を訪れた時には南雲に付き合わされる形で度々対峙していたが、いざこざを経て南雲と同様に彼を兄貴と呼ぶようになる。遥の事故の真相を追う桐生と行動を共にするが、後に自身がビッグ・ロウの息子(同時にジミー・ロウの弟)でハルトが自身と遥との間にできた子であること、自身の血筋が原因でハルトが狙われていることが判明し、遥やハルトを守るために祭汪会の本部に火を放ってビッグ・ロウを道連れに死のうとしたところを助けに入った桐生に親子共々助けられる。その後、父親と和解には至らなかったが、自身を取り巻く環境の全てを受け入れ、桐生や広瀬一家の仲間と共にハルトを巡る事件に終止符を打ち、事件後は沖縄に渡ってアサガオで遥やハルトと共に暮らす。 松永 孝明(まつなが たかあき) 声 - ドロンズ石本 広瀬一家若衆で、勇太や直人の兄貴分。見た目の厳つさに似合わず、勇太がハルトの父親である事が発覚した際に場の空気を読まずに不謹慎な失言をして南雲に殴られる等のマイペースな性格だが、極道として筋を通す信念と男気を持っており、弟分達からは慕われている。また、店に戦艦大和の模型を飾る程の模型や船が好きだったりブス専という一面を持つが、それが災いしてシノギとして店長を任されている「モレノ」というスナックでは従業員は順子という不細工な女性一人のみで、客足はあまり良くない。戦闘では背筋を伸ばしたガードの低い構えから肘打ちや膝蹴りを中心とした近い間合いでの攻撃を仕掛けてくる。当初は桐生を目の敵にし、南雲が彼を兄貴と呼び慕うようになっても尚も桐生を認められずにいたが、小清水に捕まった際に助けられ、更には桐生の素性を初めて知ったことで彼を兄貴として認めるようになる。その後、南雲や勇太、田頭と同様に桐生と行動を共にし、時には共闘したりと彼に協力し続け、最終決戦にも参戦する。 田頭 直人(たがしら なおと) 声 - 細谷佳正 広瀬一家若衆。若頭の南雲よりシノギに真摯な松永を慕っており、天然ボケ気味な松永を支えるために頻繁に行動を共にしている。また、一家の構成員としては唯一ネットやSNSに通じており、博識かつ気の回る性格をしている。戦闘では柔道のように襟を守る構えを取り、大振りなパンチや足払い、巴投げといった技を用いる。桐生と協力関係を築いてからはその博識ぶりをいかんなく発揮してナビゲーターのような活躍をしたり、桐生と行動を共にするようにもなって度々共闘する。
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