千石組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 07:12 UTC 版)
『2』に登場した組。新星町にある大坂城に酷似した事務所「大阪の城」を拠点とし、外のハリボテが割れると中から金色の城が現れる非常に派手かつ悪趣味な構造になっている。組長である千石の趣味趣向を反映しているのか、派手な装いや当世具足、忍者装束など時代錯誤な格好をした組員が多い。 千石 虎之介(せんごく とらのすけ) 声 - 西前忠久 五代目近江連合直参千石組組長で、近江四天王の一人。42歳。傍若無人で派手好きであり一見浅薄な印象を与えるが、その裏では戦略的かつ狡猾に事を進め金銭の力で相手を追い詰める戦法が得意で、「金の千石」や「近江の錬金術師」と恐れられている。また、郷田龍司とは仲が悪く、「若ボン」「親の七光り」呼ばわりしている。桐生を殺して近江連合のトップに立つために、神室町に大量の金をばら撒いて戸部達に桐生を襲わせたり、千石組の多くの構成員を神室町で行進させた上で混乱に乗じて東城会を新藤に乗っ取らせる事を画策するが、どれも失敗に終わる。その後、直接打って出る事を決意し、遥を拉致して大阪の城に桐生を呼び寄せるも、けしかけた部下達を次々に倒され、逆に追い詰められ、ペットである2頭の虎を放って桐生と戦わせるも倒されたことで失敗に終わり、尚も往生際悪く逃げようとするも、最後はあまりの卑劣な行動に激怒した郷田龍司に斬り裂かれた上に胴体を刀で貫かれ、そのまま天守閣から蹴り落とされて死亡する。 『極2』では、川村が起こした近江連合傘下の三次団体組長を殺害した件について真島に説明責任を求め、それに乗じて東城会との抗争を密かに企ていたことが判明した。 『ONLINE』でも登場し、2005年当時、本家への上納金が近江連合随一となり、幹部になったばかりの頃、他の組からシマ荒らしをしたとして襲撃される一方、上納金の額に似合わない事務所が小さく古ぼけていたため、組員たちから不満が出たが怒鳴って一蹴する。反抗的な組員が事務所から出ると、シマ荒らしに遭った組から返しを受けたところで、千石以下組員総出で救出し、組員たちに隠し通すのは難しいと判断、秘密にしていた新たな事務所である大阪の城を披露した。 国枝(くにえだ) 千石組若頭。組長である千石の指示なら例え人殺しでも従う忠実さを持っている。戦闘では体力ゲージが高く、使用武器は扇やマシンガン、槍を使って戦う。裏で江崎を使って千石を近江のトップに担ぐためにありとあらゆる行動を実行する。その後、桐生が大阪の城に駆け付けた時は武者を引き連れて殺そうとするも失敗し、自らも倒される。
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