分割民営化以降とは? わかりやすく解説

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分割民営化以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 17:32 UTC 版)

食堂車」の記事における「分割民営化以降」の解説

「さくら」オシ14車内1999年8月 売店時代 原則的に分割民営化後は、1990年平成2年)までに電車・気動車食堂車淘汰。「九州ブルトレ」や青函トンネル開通後に運転が開始された「北斗星」「トワイライトエクスプレス」の対北海道寝台特急のみで営業継続された。 九州ブルトレでは従来からの営業スタイル一定の評価営業実績維持する一方1990年平成2年3月改正東京 - 下関間の「あさかぜ3号2号」にラウンジカー登場し、サービスカウンターでうなぎ御飯カレーライス牛丼焼そばたこ焼きシュウマイなど温かい料理提供するようになった。 しかし利用客減少続き1991年平成3年6月1日「みずほ」・「出雲1号4号」が、1993年平成5年3月改正九州ブルトレ列車食堂車営業終了した食堂車その後しばらく売店として引き続き連結日本食堂従業員電気コンロ以外の設備利用して暖かい食事の提供行ったが、売店としての営業「さくら」「はやぶさ」併結運転を開始するにあたって終了。「フリースペース」 として食堂車連結されていた「出雲」は2006年平成18年)に列車自体廃止となり、北海道系統を除く寝台列車食堂車全廃となった。 対北海道の2列車では、事前にみどりの窓口食事券購入するコース料理予約制と「パブタイム」と呼ばれるコース料理終了後設定される予約不要スナック営業行い従来の「予約不要食事を取るための食堂車」から「列車内での食事を楽しむエンタテインメントとしての食堂車」というコンセプトへの転換図られ好評博したその結果1999年平成11年)からは新たにE26系客車による「カシオペア」も設定されたが2010年代に入ると諸事情重なりいずれも列車そのもの廃止された。 「トワイライトエクスプレス」(大阪 - 札幌スシ24 2「トワイライトエクスプレス」用食堂車 「ダイナープレヤデス」 ステーキピラフ・スペアリブ 朝食メインプレート 車両老朽化ならびに北陸新幹線並行区間第三セクター化等を理由始発駅基準2015年平成27年3月12日発の列車をもって廃止1989年平成元年)から運転開始された同列車にはスシ24食堂車「ダイナープレヤデス」を連結。元々24系客車存在したオシ24形とは別の車両であり、485系電車サシ481形489形からの改造編入車であるため、寝台車特有の高い屋根とは異な一段低い屋根にAU12形(1・2)またはAU13形の分散式冷房装置搭載する点や、側板大きな絞りのある車体などに特徴がある。食堂は以下の形態営業されていた。大阪下りのみ13時 - 16時:「ランチメニュー」品数限定でビーフシチュー・カレーライスなど提供。 札幌発上りのみ発車 - 16時:「ティータイムスイーツコーヒー紅茶ソフトドリンク類のみ提供。 17時30分 - 21時:「ディナータイム乗車前からの予約定員制季節ごとに内容の変わるフランス料理フルコース1万2,300円)を提供。 21時 - 23時:「パブタイム」ピラフ・パスタ・ビールやワインなどドリンク類・地鶏のから揚げスモークサーモンなどのおつまみ類を提供。 6時大阪発)・6時45分札幌発) - 9時:「モーニングタイム希望者は乗車後に車内利用時間予約をする45分刻み定員制かつては和食洋食選べたが、廃止時点ではブレックファーストメニュー(洋食)のみ提供だった。 また、数量限定ながらルームサービスで以下のメニュー存在したディナータイム日本海会席御膳事前予約制6,000円) 大阪19時まで:特製弁当トワイライト特製2段重(1,850円) 札幌発:黒毛和牛すき焼き重(1,300円) 大阪下り列車正午前の発車でありランチタイム営業することから食堂車で朝昼夕の3食を提供する列車であった。 「北斗星」(上野 - 札幌) 「カシオペア」(上野 - 札幌スシ24 504「北斗星」用食堂車グランシャリオJR東日本所属車グランシャリオJR北海道所属車 「北斗星フランス料理北斗星」朝和定食運行終了時とは内容異なる 「カシオペア食堂車内 「カシオペアフランス料理カシオペア懐石御膳北斗星」は2015年平成27年3月14日ダイヤ改正以降臨時列車格下げ青函トンネル区間での北海道新幹線試験走行本格化に伴い同年8月22日列車廃止。 「カシオペア」は:北海道新幹線開業に伴い2016年平成28年3月21日上野駅到着列車廃止。 「北斗星」に連結されていたスシ24食堂車「グランシャリオ」は「トワイライトエクスプレス同様にサシ481形489形からの改造であるが、種車1972年昭和47年以降製造された車両であるため屋根搭載冷房装置はAU13形のみである。廃止時点における「北斗星ならびにカシオペア」の営業形態同一である。出発時 - 21時過ぎ:「ディナータイム」として和洋食ともコース料理のみの予約制営業2130分(利用状況により変動あり) - 23時オーダーストップ2230分):ディナータイム終了後の「パブタイム」。列車利用者であれば予約なしでも利用できた。ハンバーグステーキビーフシチュー単品定食)・スパゲッティ・カレーライス・ビール・ワインなどのドリンク類などを提供した6時30分 - :予約なしで利用可能朝食営業メニュードリンク類と和もしくは定食のみ。 2010年平成22年12月16日までは和洋ともおかずは同一で、ご飯味噌汁セット和食もしくはパン・スープセット(洋食)のどちらか選択するであったが、翌17日リニューアルでおかずが和食洋食異な形態となった和洋ともデザートプリンおよび食後のコーヒー紅茶は共通。 食材下り列車始発である上野駅構内加工センターで予め加工調理した物を搭載していた。ディナー弁当食材予約人数予備の分を合わせたものを準備パブタイム食材車内温めたりソース合わせる直前まで加工。 朝定食食材のうち、車内行われる調理和食切り身塩焼き洋食スクランブルエッグ程度で、その他はフライヤーによる加熱調理で提供可能な状態に加工された。 到着駅である札幌では車内販売ビール各種ドリンク程度のみの補充となるが、車内調理する鶏卵等が予想よりも消費が多い場合などには稀に補充される場合もあった。このため折り返しとなる上り列車では、特に食材1次加工手間がかかるビーフシチューハンバーグ等は積込数が限定されるため売切売切間近となっていることも多く、他メニュー上野積載分の売切終了となった前記通り観光列車一環として食事サービス提供する事例21世紀になって複数会社実施されているが、下記列車運行終了している。 「伊豆クレイルIZU CRAILE)」 2016年7月16日から2020年3月29日まで、小田原 - 伊豆急下田間を土休日に1往復運行され快速列車で、651系電車改造した座席定員98名/4両編成ジョイフルトレインだった。食堂車としての連結ではないが、1・3号車で料理を、バーカウンター・ラウンジを備えたパブリックスペース2号車酒類とつまみを提供したクハ650-1007+モハ650-1007+モハ651-1007+クハ651-1101→クロ650-1007+モハ650-1007+モロ651-1007+クロ651-1101 1・3号車は食事ドリンクセットにした旅行商品として販売されたが、4号車のみ一般客向けに販売され乗車券普通列車用指定席グリーン券のみで乗車できたが、全車グリーン車指定席のため定期券青春18きっぷならび北海道&東日本パスでの利用不可だった。

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分割民営化以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:57 UTC 版)

東海道本線」の記事における「分割民営化以降」の解説

以降、【東】はJR東日本、【海】はJR東海、【西】はJR西日本、【貨】はJR貨物に関する出来事を表す。 1987年昭和62年4月1日国鉄分割民営化東京駅 - 熱海駅間など計176.2kmを東日本旅客鉄道が、熱海駅 - 米原駅間など計372.7kmを東海旅客鉄道が、米原駅 - 神戸駅間など計166.1kmを西日本旅客鉄道が、貨物支線3線区計18.3kmを日本貨物鉄道継承東海道貨物線 品川駅 - 東京貨物ターミナル駅間改キロ (+4.4 km)。品川駅 - 鶴見駅間の区間分割し品川駅 - 浜川崎駅鶴見駅 - 八丁畷駅間とする (-3.0 km)。鶴見駅 - 横浜羽沢駅 - 戸塚駅間の終点東戸塚駅変更実態変わらないが、これにより東戸塚駅 - 戸塚駅間が6線となる。-4.2 km)、名古屋港線 名古屋駅 - 名古屋港駅間の起点山王信号場に (-1.8 km)、貨物支線 千里丘駅 - 大阪貨物ターミナル駅間の起点吹田信号場に (-1.6 km)、神戸臨港線 六甲道駅 - 神戸港駅間の起点東灘信号場変更 (-1.4 km)。 高島線 鶴見駅 - 高島駅間および高島駅 - 桜木町駅間を区間統合表示鶴見駅 - 桜木町駅間に変更高島線 鶴見駅 - 新興駅 - 東高島駅間 (11.0 km)、貨物支線 岸辺駅 - 大阪貨物ターミナル駅間 (8.8 km)、神戸臨港線 灘駅 - 神戸港駅間 (4.3 km) の営業キロ設定廃止東海道貨物線 品川駅 - 浜川崎駅間、鶴見駅 - 八丁畷駅間、鶴見駅 - 横浜羽沢駅 - 東戸塚駅間、高島線 高島駅 - 桜木町駅間、貨物支線 梅小路駅 - 丹波口北方貨物線 吹田駅 - 尼崎駅間、梅田貨物線 吹田駅 - 梅田駅 - 福島駅間で旅客営業開始品川駅 - 東京貨物ターミナル駅間の貨物営業廃止大垣駅 - (新垂井)駅 - 関ヶ原駅間の下り専用線本線であったのを、大垣駅 - 垂井駅 - 関ヶ原駅間の下り線本線扱い変更大垣駅 - (新垂井)駅 - 関ヶ原駅間は支線となる。 7月1日:【海】第二種鉄道事業開業山王信号場 - 名古屋港駅6.2 km)。(臨)ナゴヤ球場正門前駅開業1988年昭和63年3月13日:【海】西岡崎駅三河安城駅逢妻駅開業11月16日:【海】三河塩津駅開業1989年平成元年3月25日横浜博覧会開催中に、山下臨港線 横浜港駅 - 山下埠頭駅間の廃線跡利用し横浜博覧会協会臨港線として日本丸駅 - 山下公園駅間で列車運行同年10月1日まで)。 7月9日:【海】金山駅東海道本線ホーム開業金山駅 - 名古屋駅間が中央本線との重複区間となる。 1990年平成2年3月10日:【西】貨物支線 梅小路駅 - 丹波口駅間が電化。 【貨】塩浜操駅川崎貨物駅改称1991年平成3年3月16日:【西】栗東駅開業12月14日:【海】豊田町駅開業1993年平成5年3月18日:【貨】東静岡駅静岡貨物駅改称1994年平成6年9月4日:【西】南草津駅開業10月8日:【海】第二種鉄道事業山王信号場 - 名古屋港駅6.2 km廃止。(臨)ナゴヤ球場正門前駅廃止1995年平成7年1月17日:【西】阪神・淡路大震災により、大阪駅 - 神戸駅間不通となる。翌日一部区間運行再開以後段階的に開通し不通区間解消2月27日:【貨】高島駅廃止3月16日:【海】尾頭橋駅開業4月1日:【西】最後まで不通であった住吉駅 - 灘駅間が復旧したことにより全通9月1日:【西】神足駅長岡京駅改称1996年平成8年10月1日:【東】東海道貨物線 品川駅 - 浜松町駅間 (3.7 km) 廃止。 【西】甲南山手駅開業1998年平成10年1月30日:【東】東海道貨物線 浜松町駅 - 東京貨物ターミナル駅間が休止3月30日:【海】西名古屋港線 名古屋駅 - 名古屋貨物ターミナル駅間、稲沢線 名古屋駅 - 稲沢駅間が電化6月1日:【西】宮原操車場宮原運転所統合され宮原総合運転所となる(停車場としての宮原操車場現存)。 10月30日:【海】東静岡駅旅客駅)が開業2001年平成13年3月31日:【海】西名古屋港線 名古屋貨物ターミナル駅 - 西名古屋港駅間 (8.7 km) が廃止西名古屋港駅廃止4月22日:【海】愛野駅開業12月1日:【東】湘南新宿ライン運行開始2003年平成15年3月31日:【海】西名古屋港線 名古屋駅 - 名古屋貨物ターミナル駅間改キロ(3.9 km7.0 km)。 12月1日:【貨】神戸港臨港線 東灘信号場 - 神戸港駅間 (3.4 km) が廃止神戸港駅廃止2004年平成16年10月6日:【海】西名古屋港線 名古屋駅 - 名古屋貨物ターミナル駅間が名古屋臨海高速鉄道転換2006年平成18年4月1日:【貨】第二種鉄道事業梅小路駅 - 丹波口駅3.3 km)が廃止2007年平成19年3月18日:【海】野田新町駅開業。 【西】さくら夙川駅開業西ノ宮駅西宮駅改称2008年平成20年3月15日:【西】島本駅開業10月18日:【西】桂川駅開業2009年平成21年3月14日:【海】南大高駅開業2010年平成22年3月13日:【東】品鶴線武蔵小杉駅横須賀線ホーム開業月日不明:【貨】新興駅廃止2011年平成23年3月12日:【貨】梅小路駅京都貨物駅改称2012年平成24年3月17日:【海】相見駅開業10月8日:【西】営業開始前の吹田貨物ターミナル駅信号場準じた扱い供用開始北方貨物線 吹田駅 - 尼崎駅間の起点吹田貨物ターミナル駅変更 (JR西日本のみ+1.5 km)。 2013年平成25年3月16日:【貨】吹田貨物ターミナル駅正式開業し、貨物駅としての営業開始梅田貨物線 吹田駅 - 福島駅間の起点吹田貨物ターミナル駅変更 (JR貨物のみ+1.5 km)。同時に吹田信号場吹田貨物ターミナル駅統合され貨物支線 吹田信号場 - 大阪貨物ターミナル駅間の起点吹田貨物ターミナル駅となる(改キロはなし)。 4月1日:【貨】【西】(貨)梅田駅廃止され梅田信号場となる。 2014年平成26年10月6日:【海】台風18号による土砂災害熱海駅 - 豊橋駅間不通となる。7日には富士駅 - 興津駅除き復旧10日には富士駅 - 由比駅間が、16日には全線復旧2015年平成27年3月14日:【東】上野東京ライン開業に伴い東京駅経由東北本線・高崎線常磐線直通運転開始2016年平成28年2月28日:【西】小路 - 丹波口間が廃止される3月26日:【西】摩耶駅開業9月30日:【東】東海道貨物線 浜松町駅 - 東京貨物ターミナル駅間改キロ(7.7 km7.1 km)。 2018年平成30年3月17日:【西】JR総持寺駅開業2019年令和元年月日不明:【貨】高島線 鶴見駅 - (旧)新興駅 - 桜木町駅間の区間表示を、鶴見駅 - 東高島駅 - 桜木町駅間に変更 (11.2 km8.5 km)。新興駅廃止により事実上廃線となっていた旧・入江駅 - 旧・新興駅間の営業キロ設定正式に廃止11月30日:【東】品鶴線東海道貨物線旧蛇窪信号場 - 鶴見駅通過) - 横浜羽沢駅間に相鉄・JR直通線として埼京線相鉄新横浜線本線直通電車乗り入れ開始羽沢横浜国大駅開業しJR東日本相鉄との境界駅となる。 2020年令和2年3月14日:【東】高輪ゲートウェイ駅山手線京浜東北線)が開業。 【海】御厨駅開業2023年令和5年)春:【西】梅田貨物線梅田信号場地点大阪駅地下ホーム開業2032年令和14年)頃:【東】大船駅 - 藤沢駅間に村岡新駅仮称)が開業。 ※現在の日時より未来日時記されている事項予定である。

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