神戸港駅
神戸港駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 08:07 UTC 版)
詳細は「神戸港駅」を参照 神戸港では、東海道本線(JR神戸線)の六甲道駅 - 灘駅間(開業当初は住吉駅 - 三ノ宮駅間)におかれた東灘信号場から支線が分岐する形で、1907年(明治40年)8月20日に貨物駅の小野浜荷扱所(後、小野浜駅)が開業して船舶との貨物提携輸送を行っていたが、1924年(大正13年)8月3日にはそこから1.5km離れた新港第四突堤(当初新港第一突堤)に神戸港駅(こうべみなとえき)が開業して、横浜港駅と同様に京都駅 - 神戸港駅間で日本郵船の欧州航路に接続するボート・トレインの運行が始められた。 当初の停車駅は大阪駅と住吉駅であったが、1934年(昭和9年)7月20日の東海道本線・山陽本線吹田駅 - 明石駅間電車運転開始に伴い住吉駅が電車専用駅となったため、大阪駅のみ停車に変更された。同年12月1日ダイヤ改正時の概況は以下の通りである。 (347)京都1214→大阪1250・1251→神戸港1332 (348)神戸港1530→大阪1610・1611→京都1651 その後1939年(昭和14年)11月1日には小野浜駅と神戸港駅が統合されて神戸港駅(こうべこうえき)となるが、ボート・トレインは第二次世界大戦勃発に伴いいつしか運行を休止し、戦後復活することはなかった。神戸港駅はその後も貨物駅として機能するが、2003年(平成15年)12月1日の神戸貨物ターミナル駅開業に伴い廃止となった。
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