東海道新幹線開業後とは? わかりやすく解説

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東海道新幹線開業後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:11 UTC 版)

東海道本線優等列車沿革」の記事における「東海道新幹線開業後」の解説

1964年昭和39年10月 この月の1日東海道新幹線開業。これに伴うダイヤ改正では1時間に1本ずつ「ひかり」「こだま」設定され、これにより東海道における輸送主体新幹線移り在来線優等列車大幅に削減されることとなった昼行電車特急は全列車新幹線列車移行「こだま」 新幹線特急列車愛称となる。 「つばめ」・「はと」 新大阪駅 - 博多駅間の山本線特急列車移行。 「富士「みずほ」の大分編成独立させて、東京駅 - 大分駅間に新設し寝台特急列車移行。 「おおとり函館駅 - 網走駅釧路駅運行特急列車移行移行後はオホーツク (列車)に記す。 「ひびき」 廃止電車急行「せっつ」 2往復とも廃止。 「宮島大阪駅 - 広島駅間に区間短縮。 「なにわ」・「いこま」・「よど」・「六甲」の定期4往復存続客車急行あかつき」・「彗星」・「すばる」・「筑紫」・「ぶんご」が廃止。 「さぬき」が寝台急行として東京駅 - 宇野駅間に新設。 「那智紀伊勝浦駅まで延長運転される。 準急列車伊吹全車座席指定列車の任を解かれ停車駅増のうえ「比叡」に統合され廃止。 「東海昼行1往復削減により5往復となる。 1965年昭和40年10月 このとき実施されダイヤ改正で、新幹線「ひかり」「こだま」ともに1時間に2本ずつのダイヤ組めるようになり、翌月からはその増発スピードアップが行われ、東京駅 - 新大阪駅間を「ひかり」3時10分で運行するようになった。その一方で昨年改正以後乗客多く新幹線転移したのを受け、再び在来線列車削減が行われた。 特急列車「さくら」運転区間東京駅 - 長崎駅佐世保駅間に変更急行列車東京 - 大阪間の昼行電車急行は、「なにわ」・「いこま」・「よど」・「六甲」各1往復を、「なにわ」2往復統合。「いこま」は不定期夜行列車として存続。 「金星」・「月光」と「はりま」が廃止。 「銀河」は運転区間東京駅 - 姫路駅間に延長。 「能登」と「大和」は併結運転することとなった準急列車東海昼行夜行1往復ずつが廃止されて4往復となる。 「比叡」 4往復削減。 「するが」 毎日運転の不定期列車格下げとなったが、伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅乗り入れ修善寺駅 - 三島駅 - 大垣駅間の運転となる。 「はまな」・「ながら」 廃止1966年昭和41年3月5日 修学旅行列車わこうど」の間合いで、東京駅 - 下関駅間に電車不定期急行長州」を設定。なお、「長州自体1964年昭和39年10月から多客期の臨時列車として設定されていた。また、運行距離100kmを越す準急列車全て急行列車格上げすることになり、「東海」・「するが」・「日本平」・「比叡」は急行列車となった1966年昭和41年3月25日 「するが」は定期列車となって「中伊豆」と改称急行としての「するが」は僅か20日間の運転に終わった1966年昭和41年9月25日日本平」がこの日の運転をもって廃止となる。 1967年昭和42年10月霧島」の運転区間を、東京駅 - 西鹿児島駅間に変更東京駅 - 長崎駅大分駅間に、不定期急行五島」・「くにさき」が新設される(門司駅まで併結)。団体専用列車ダイヤ引き継ぐ形で設定された。 1968年昭和43年10月ヨン・サン・トオ」と後に年月をとって呼ばれることになる大改正がこの時行われた特急列車あさかぜ東京駅 - 博多駅間に1往復増発されて2往復となる。 「はやぶさ」 運転区間東京駅 - 西鹿児島駅長崎駅間に変更急行列車「なにわ」 2往復と、不定期の「いこま」が廃止され東京駅 - 大阪駅間を運行する電車急行消滅。 「明星」は「銀河」に、「さぬき」は「瀬戸」に統合され、「銀河」・「瀬戸」は2往復となった。 「高千穂」と「霧島」が併結運転となる。また、これにより、昼の東京 - 大阪間を走る列車は1往復のみとなった。 「雲仙」は京都駅始発の、「西海」は大阪駅始発列車の名となって東京駅始発の「雲仙」・「西海」は廃止大和」・「那智」・「伊勢」は統合されて「紀伊」に改称される東京駅 - 紀伊勝浦駅王寺駅鳥羽駅間、奈良駅 - 王寺駅間は普通列車扱い。) 「東海」は4往復のうち2往復東京駅 - 静岡駅間に運転区間短縮する。 「能登」・「中伊豆」は廃止。 「くにさき」が新大阪駅始発となり「べっぷ」と改称。 「五島」は東京駅始発として残ったが「ながさき」に改称1969年昭和44年5月 等級制度廃止されそれまで一等車グリーン車一等寝台車A寝台車となり、二等車二等寝台車それぞれ普通車B寝台車となった1970年昭和45年3月 - 8月 大阪万博開催により、上り新大阪駅 - 三島駅間に臨時夜行急行列車エキスポこだま」を設定三島駅で同駅始発臨時新幹線「こだま」接続させ、東京近郊通勤輸送支障与えことなく大阪 - 東京間の輸送確保した1970年昭和45年10月 以下のように変更した。 「霧島」が「桜島」に改称急行安芸」が特急あさかぜ」に格上げされ下関駅まで運行することとなり、「あさかぜ」は3往復となる。 季節急行ながさき廃止1972年昭和47年3月 山陽新幹線岡山駅まで開業したことにより、大規模なダイヤ改正が行われた。東海道列車では、以下の様に変更した。 以下の急行列車特別急行列車格上げ。 「瀬戸東京駅 - 宇野駅間 ただし、1往復統合。 「出雲東京駅 - 浜田駅間 「銀河」1往復と「紀伊」が東京駅 - 名古屋駅間を併結運転とする。これに伴い、「銀河」の大阪駅 - 姫路駅間と「紀伊」の王寺駅鳥羽駅行き編成廃止。 「桜島」・「高千穂」の食堂車連結廃止される。 「東海」は全列車東京駅 - 静岡駅間運転となる。 「比叡」が2往復削減されるまた、ビュッフェ車サハシ153営業休止となったちなみに、「比叡」での営業中止理由は、名阪間2時間20分台の運転では食事時間帯かからない列車もあり、赤字であったからとされるまた、同年11月発生した北陸トンネル火災事故に伴い全国的に急行列車のうち、旧型客車位置付けられオシ17形客車連結中止されたが、その他の食堂車ビュフェ車でも従業員確保難による要員不足や採算性問題などもあって、休止・廃止相次ぐようになった1975年昭和50年3月 山陽新幹線博多駅まで開業したことにより、大規模なダイヤ改正が行われる。 「桜島」・「高千穂廃止。これにより、東京 - 大阪間を走破する昼行優等列車消滅。 「あさかぜ」は東京駅 - 博多駅間の1往復臨時列車格下げ、これにより、「あさかぜ定期列車としては2往復削減「はやぶさ」東京駅 - 西鹿児島駅間に、「みずほ」東京駅 - 熊本駅長崎駅間に運転区間変更東京駅 - 米子駅間に新たに寝台特急「いなば」が新設。この時急行から特急格上げられた「紀伊」と名古屋駅運転停車)まで併結して運行されることとなった。 「銀河」1往復および季節急行長州廃止1978年昭和53年10月 このときのダイヤ改正で「いなば」は「出雲」に統合される1980年昭和55年10月 このときのダイヤ改正で「東海」を2往復に、「比叡」を1往復削減1981年昭和56年10月東海」のうち上り1本は、浜松駅 - 静岡駅普通列車という形で区間延長する1984年昭和59年2月 このときのダイヤ改正で「紀伊」・「比叡廃止1986年昭和61年11月 国鉄最後大規模なダイヤ改正実施され、「東海」の浜松駅始発列車を再び静岡駅始発とする。

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東海道新幹線開業後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:57 UTC 版)

東海道本線」の記事における「東海道新幹線開業後」の解説

1965年昭和40年3月18日梅田貨物線 梅田駅 - 福島駅間改キロ (-0.1 km)。 7月目黒川信号場蛇窪信号場廃止7月1日高島線 横浜港駅 - 山下埠頭駅間 (2.0 km) 開業。(貨)山下埠頭駅開業10月1日貨物支線 品川駅 - 汐留駅間および汐留駅 - 芝浦駅間を区間統合し、品川駅 - 芝浦駅間に表示変更1966年昭和41年11月20日京都駅 - 向日町駅間で貨物線1線が増設され5線化。 12月24日東刈谷駅開業1967年昭和42年3月20日三ケ根駅開業10月1日貨物支線 尼崎駅 - 尼崎市場駅間 (1.5 km) が開業静岡操車場を駅に変更し(貨)東静岡駅現在の静岡貨物駅)が開業。(貨)尼崎市場駅開業1968年昭和43年10月1日新蒲原駅開業1969年昭和44年8月12日瀬田駅開業9月13日梅田貨物線 吹田駅 - 梅田駅間が電化10月1日:(貨)湘南貨物駅開業袖師仮停車場を(臨)袖師駅変更11月1日貨物支線 膳所駅 - 浜大津駅間 (2.2 km) が廃止。(貨)浜大津駅廃止1970年昭和45年2月23日膳所駅 - 京都駅間が複々線化3月9日草津駅 - 膳所駅間が複々線化5月20日:(貨)西湘貨物駅開業4月1日梅田貨物線 梅田駅 - 福島駅間が電化6月1日岩淵駅富士川駅改称9月15日高島線 鶴見駅 - 桜木町駅間が電化1971年昭和46年4月26日:(貨)西浜松駅開業9月25日:(貨)相模貨物駅開業10月1日:(臨)袖師駅廃止1972年昭和47年4月20日神戸臨港線 神戸港駅 - 摩耶埠頭駅間 (4.5 km) が開業。(貨)摩耶埠頭駅開業6月12日根府川駅 - 真鶴駅間の経路内陸側に移設し、現在の真鶴トンネル経由変更10月1日:(貨)東灘駅操車場変更東灘操車場開設神戸臨港線 東灘駅 - 神戸港駅間の起点六甲道駅変更 (+1.4 km)、灘駅 - 神戸港駅間 (4.3 km) にも営業キロ設定六甲道駅 - 東灘操車場間、灘駅 - 東灘操車場間は本線との重複区間)。 1973年昭和48年10月1日貨物支線東海道貨物線汐留駅 - 東京貨物ターミナル駅 - 塩浜操駅間 (16.5 km) が開業貨物支線 川崎駅 - 小田操車場 - 浜川崎駅間 (4.1 km) が廃止塩浜操駅 - 浜川崎駅間改キロ (-0.1 km)。(貨)東京貨物ターミナル駅開業小田操車場廃止1974年昭和49年7月7日静岡県内七夕豪雨災害由比駅 - 興津駅間で河川氾濫して1万立方メートル土砂線路埋めた復旧までに6日要し同年7月6日開通9月1日貨物支線 沼津駅 - 沼津港駅間 (3.0 km) が廃止。(貨)沼津港駅廃止10月1日六甲道駅 - 神戸港駅間の旅客営業廃止梅田貨物線 吹田駅 - 梅田駅間および梅田駅 - 福島駅間を区間統合表示吹田駅 - 福島駅間に、神戸臨港線 六甲道駅 - 神戸港駅間および神戸港駅 - 湊川駅間を区間統合表示六甲道駅 - 湊川駅間に変更1976年昭和51年3月1日東海道貨物線 浜川崎駅 - 鶴見駅間 (5.3 km) が開業塩浜操駅 - 浜川崎駅間改キロ (+0.5 km)。 3月16日貨物支線 梅小路駅 - 京都市場駅間 (2.8 km) が開業。(貨)京都市場駅開業貨物支線 梅小路駅 - 丹波口駅間改キロ (+0.5 km)。 10月1日東京駅 - 品川駅間地下別線総武快速線、のち横須賀線)が開業1978年昭和53年10月1日名古屋港線 白鳥駅 - 名古屋市場駅間 (1.2 km) が廃止。(貨)名古屋市場駅廃止1979年昭和54年10月1日東海道貨物線 鶴見駅 - 横浜羽沢駅 - 戸塚駅間 (20.2 km) が開業平塚駅 - 小田原駅間が複々線化。(貨)横浜羽沢駅開業。(貨)東横浜駅信号場変更し東横浜信号場開設東海道貨物線 汐留駅 - 浜川崎駅間および浜川崎駅 - 鶴見駅間を区間統合表示汐留駅 - 鶴見駅間に変更1980年昭和55年10月1日新鶴見操車場 - 鶴見駅複々線化戸塚駅 - 大船駅間6線化。品鶴線 品川駅 - 鶴見駅間に横須賀線電車乗り入れ旅客営業開始SM分離)。貨物支線 尼崎駅 - 尼崎市場駅間 (1.5 km)、名古屋港線 名古屋港駅 - 堀川口駅間 (3.4 km) が廃止新川崎駅東戸塚駅・*(貨)名古屋貨物ターミナル駅開業。(貨)堀川口駅・(貨)尼崎市場駅廃止1981年昭和56年1月30日東横浜信号場廃止4月1日東灘操車場信号場変更東灘信号場開設神戸臨港線 東灘信号場 - 神戸港駅間が電化6月30日南彦根駅開業1982年昭和57年11月15日貨物支線 千里丘駅 - 吹田操車場 - 大阪貨物ターミナル駅間 (10.3 km) が開業岸辺駅 - 吹田操車場 - 大阪貨物ターミナル駅間 (8.8 km) にも営業キロ設定千里丘駅 - 吹田操車場間、吹田操車場 - 岸辺駅間は本線との重複区間)。高島線 高島駅 - 表高島駅間 (1.3 km)、東高島駅 - 横浜市場駅間 (1.2 km)、名古屋港線 名古屋駅 - 八幡信号場 - 白鳥駅間 (4.9 km) が廃止。(貨)大阪貨物ターミナル駅開業。(貨)表高島駅・(貨)横浜市場駅・(貨)白鳥駅廃止横浜港駅信号場変更し横浜港信号場開設品川駅 - 芝浦駅間を区間分離し表示品川駅 - 汐留駅間および汐留駅 - 芝浦駅間に表示変更1984年昭和59年2月1日貨物支線 汐留駅 - 東京市場駅間 (1.1 km)、梅小路駅 - 京都市場駅間 (1.8 km) が廃止。(貨)東京市場駅・(貨)京都市場駅廃止新鶴見操車場吹田操車場信号場変更し新鶴見信号場吹田信号場開設1985年昭和60年3月1日貨物支線 汐留駅 - 芝浦駅間 (2.8 km) が廃止。(貨)芝浦駅廃止3月14日神戸臨港線 神戸港駅 - 湊川駅間 (2.4 km) が廃止安倍川駅開業。(貨)入江駅・(貨)湊川駅廃止入江駅廃止により貨物支線 入江駅 - 新興駅間の起点鶴見駅に、終点東高島駅変更 (+8.3 km)。東海道貨物線 品川駅 - 汐留駅間および汐留駅 - 鶴見駅間を区間統合表示品川駅 - 鶴見駅間に変更7月27日東海道貨物線 品川駅 - 汐留駅間の旅客営業再開カートレイン九州運行開始に伴う)。 12月1日:(貨)湘南貨物駅廃止1986年昭和61年4月2日西大井駅開業4月26日六合駅開業11月1日高島線 横浜港信号場 - 山下埠頭駅間 (2.0 km) 、神戸臨港線 神戸港駅 - 摩耶埠頭駅間 (4.5 km) が廃止。(貨)岐阜貨物ターミナル駅西岐阜駅開業。(貨)汐留駅・(貨)山下埠頭駅・(貨)笹島駅新垂井駅・(貨)摩耶埠頭駅廃止。(貨)高島駅信号場変更し高島信号場開設汐留駅廃止により、品川駅 - 東京貨物ターミナル駅間改キロ (-6.8 km)。高島駅廃止により貨物支線 高島駅 - 桜木町駅間の起点東高島駅変更 (+1.0 km) 。笹島駅廃止により笹島駅 - 西名古屋港駅間の起点名古屋駅変更(改キロなし)。 1987年昭和62年3月21日片浜駅西焼津駅開業3月31日高島線 高島駅 - 横浜港信号場間が廃止高島信号場を駅に変更し高島駅再開業。横浜港信号場廃止高島駅再開業により貨物支線 東高島駅 - 桜木町駅間の起点高島駅に戻す (-1.0 km)。西名古屋港線 名古屋駅 - 西名古屋港駅間で旅客営業開始書類上)。

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