500番台改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:50 UTC 版)
1964年の東海道新幹線開業後、夜行特急列車の寝台専用列車化が推進されることとなった。上述したナハネフ20形・ナハネフ21形の改造では内装を寝台車化するものの車体は種車のままとされたが、1968年度以降の改造では新造車体に載せ替える工法へ変更し既存形式とほぼ同一仕様となることから、該当形式の500番台に区分された。なお、改造後は種車とは異なり製造メーカーごとの番台区分は行われず、元0番台の車両も元50番台の車両もともに500番台(501 - )に纏められたが、冷房装置は種車のものを使用したため、元0番台の車両はAU21形、元50番台の車両はAU22形となっている。 ナハネ20形 1968年にナロ20形のうち6両が、小倉・幡生の両工場で改造施工され501 - 503・506 - 508に区分された。 1971年にナハ20形3両が、1972年にはナハフ20形1両が土崎工場で改造施工され510 - 513に区分された。また本グループは1977年までに廃車となった。ナロ20 1 - 3・51 - 53→ナハネ20 501 - 503・506 - 508 ナハ20 1・51・52・ナハフ20 5→ナハネ20 510 - 513 ナハネフ22形 1968年にナハフ20形から5両が改造された。ナハフ20 1・51 - 53・6→ナハネフ22 501 - 505 ナハネフ23形 1968年に高砂工場でナハフ21形から4両が改造されたナハフ21 2・54 - 56→ナハネフ23 501 - 504
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