5010・5080
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「わたらせ渓谷鐵道わ99形客車」の記事における「5010・5080」の解説
JR東日本スハフ12 150、151を譲受した車両である。12系では1977年(昭和52年)3月に竣工した昭和51年度本予算車から北陸トンネル火災事故を受けて防火対策を強化、スハフ12では汚物処理装置の使用に備えて床下に搭載したサービス用電源装置を連続定格出力169 kW(230 PS)/1,800 rpmのDMF15HS-Gディーゼルエンジンと出力180 kVAのDM82発電機の組み合わせから、14系と同じインタークーラ付連続定格出力199 kW(270 PS)/1,800 rpmのDMF15HZ-Gディーゼルエンジンと出力210 kVAのDM93発電機の組み合わせに変更したため100番台に区分されており、12系の最終製造となったこの2両が含まれる1978年(昭和53年)3月落成の昭和52年度第2次債務負担車ではさらに後位側車端の幌が従来車の埋め込み式から一般型に変更され、監視窓寸法が縦長になる変更が行われている。わたらせ渓谷鐵道では、塗装の変更、灰皿の撤去、後位側幌の撤去が行われ、5010(スハフ12 150)ではトイレ、洗面所が閉鎖された。2両ともサービス用電源装置を備えるが、運転時にはどちらか1両のみの電源装置が使用されている。塗装はわたらせ渓谷鐵道の気動車と同じ紅銅(べにあかがね)色となり、窓下に金色の縁取りが入れられた。 5010
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