東海道本線エアセクション内停車に伴う架線溶断事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「東海道本線エアセクション内停車に伴う架線溶断事故」の解説
2015年(平成27年)11月16日8時6分頃(その他の電気事故、輸送障害) 東海道本線(JR神戸線)神戸駅 - 元町駅間で、網干駅6時30分発野洲行き新快速がエアセクション内に停車し、その後、再び動き出した際に発生した熱で架線が溶断されたため、須磨駅 - 灘駅間で停電が発生した。このため、西明石駅 - 大阪駅間の上り外側線で運転を見合わせた。また、塩屋駅 - 須磨駅間でも、上り新快速電車(上郡駅6時20分発野洲行き)と上り快速電車(網干駅6時33分発大阪行き)が停車し、乗客の降車及び架線復旧の為、9時10分から姫路駅 - 芦屋駅間で運転を見合わせた。その後、12時15分に運転を再開した。この影響で、150本の列車に運休・遅れが発生し、乗客約15万人に影響が出た(7時35分に住吉駅で発生した人身事故を含む)。 運転士がエアセクションの停止禁止区域外に停車しているものと勘違いしたために起きた事故である。 「エアセクション#エアセクションでの事故・トラブル」も参照
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