電気事故
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電気事故(でんきじこ、英: electrical accident)とは、電気設備や電気機器の故障や不備、整備不良、または誤った使用や設計によって生じる事故である。雷によって直接的に生じた火災や死亡事故は自然災害として取り扱う。雷によって電気設備が故障した結果生じた事故は、雷対策の不備と解釈し電気事故として扱う。
注釈
出典
- ^ 電気関係報告規則(昭和40年6月15日通商産業省令第54号)最終改正:令和3年3月10日 e-GOV法令検索
- ^ 取り扱いの詳細については、経済産業省から令和3年3月31日付で『電気関係報告規則第3条及び第3条の2の運用について(内規)(20210319保局第1号)』が定められ公布されている。
- ^ 経済産業省ホーム > 政策について > 政策一覧 > 安全・安心 > 産業保安 > 電力の安全 > 電気設備の安全 > 事故・防災情報 > 電気保安統計
- ^ “報告先(METI/経済産業省)”. www.meti.go.jp. 2021年9月20日閲覧。
- ^ 原子力安全・保安院電力安全課 2002年 事故事例 関東東北産業保安監督部 >電力安全課 >電気事故報告
電気事故
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1926年(大正15年)4月30日 - 千葉県四街道町(現・四街道市)で電気会社の作業員8人が、風に煽られて高圧電線と接触・感電。 1929年(昭和4年)10月24日 - 東京市京橋区(現・東京都中央区)で工員2人が感電し1人死亡、一帯が40分間停電した。 1950年(昭和25年)8月4日 - 千葉県富里村(現・富里市)で漏電していた電柱に犬を繋いだ中学生が感電、救助しようとした家族3人も巻き込まれ父親が死亡。 1999年(平成11年)11月22日 - 埼玉県狭山市で航空自衛隊の航空機が墜落、高圧送電線を切断。首都圏約80万世帯が停電。 2006年(平成18年)8月14日 - 2006年8月14日首都圏停電。東京都と千葉県の間を流れる旧江戸川で、クレーン船が東京電力の高圧送電線に接触し損傷。東京都心部など139万軒以上が停電。 2008年(平成20年)8月1日 - 茨城県高萩市にある常磐線高萩駅構内で、16歳の少年が特急電車の屋根に登り感電、重症。 2014年(平成26年)7月25日 - 熊本県芦北町にある肥薩おれんじ鉄道線たのうら御立岬公園駅で、海水浴帰りの高校生男女8名のうち、男子高校生1名が持っていた長さ約5メートルのカーボン製の釣り竿を振り回して遊んでいるうちに誤って架線に接触させ感電、両手両足に重い火傷を負い重傷。 2014年(平成26年)11月15日 - 東海道新幹線新横浜駅に停車中の新幹線電車に25歳の無職男性がよじ登り、架線に触れて感電し火傷を負うなどして死亡。 2015年(平成27年)7月19日 - 静岡県西伊豆町で漏電した電気柵に7人が感電し2人死亡。 2017年(平成29年)4月21日 - ナイジェリア南部の都市カラバルで、人々が衛星放送でサッカーヨーロッパリーグを観戦していた建物に高圧線が落下し、少なくとも7人が死亡、11人が負傷して病院に搬送された。
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