電気事業

デジタル大辞泉

でんき‐じぎょう〔‐ジゲフ〕【電気事業】

読み方：でんきじぎょう

電気を生産・送電し販売を行う産業。

[補説] 公共性が高く、また、巨額の設備投資により規模の経済性が働くと考えられ、地域的な独占が認められてきたが、電力需要の拡大や技術の進歩に伴い、競争原理が機能すると考えられるようになり、平成28年（2016）に全面自由化された。

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電気事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/20 00:59 UTC 版)

電気事業（でんきじぎょう）とは、 電気を生産し（発電）、搬送し（送電）、販売・供給する事業（産業）のこと。「電力産業」ともいう。小売電気事業、一般送配電事業、送電事業、配電事業、特定送配電事業、発電事業、特定卸供給事業をいう（電気事業法）。

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電気事業（廃止）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/05 05:53 UTC 版)

「小湊鐵道」の記事における「電気事業（廃止）」の解説

かつては電気事業を経営していた。1923年に自家発電の認可を受け、上総鶴舞駅構内に鶴舞（つるまい）発電所を建設、1925年3月2日に完成した。75kWのディーゼル発電機2台（1台を予備）を備え駅舎の電灯や信号用に使用していた。 やがて沿線住民からの要望により1925年に申請をして1926年に認可がおり、1927年9月より市原郡市原、市西、海上、養老、戸田、内田の6村（全て現在の市原市）に送電を開始した。続いて同年11月に高滝、富山、里見、白鳥の4村（全て現在の市原市）に送電を開始し、合計2200戸、3300灯の電気を供給した。1933年に鶴舞発電所を廃止して東京電灯からの買電に切り替え、1942年11月には電気事業を関東配電に統合し、小湊鉄道の電気事業は廃止された。 上総鶴舞駅構内の鶴舞発電所の建物は保存され、登録有形文化財（建造物）に指定されている。

電気事業（廃止）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/08/07 02:21 UTC 版)

「岡山電気軌道」の記事における「電気事業（廃止）」の解説

岡山市内の電気事業は1894年の岡山電燈を嚆矢とし、電気事業を独占していたが供給量が不足かつ高料金であるという問題があった。岡山電気軌道は会社設立後電燈電力供給事業の兼営を申請し、1913年11月兼営許可書が下付されると。1914年8月より営業を開始した。この事業は拡大し一時は電車運輸収入を上回るほどであった。しかし備作電気と岡山水力電気が設立されることになり、過当競争による値下げ合戦をしいられることになった。このため岡山電気軌道は電車事業が好調であったことから電燈電力供給事業を譲渡することに決定し1926年7月に中国合同電気に譲渡されることになった。

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「電気事業」の例文・使い方・用例・文例

• 電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律
• 大規模停電を避けるため，電気事業法に基づいて法令が発動された。
• 関西電力の新入社員の入社式で，八(や)木(ぎ)誠(まこと)社長は，「電気事業は厳しい状況に直面している。我々は力を合わせてこの危機を切り抜けなければならない。」と語った。