貧困ビジネスとは?

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貧困ビジネス

読み方:ひんこんビジネス

貧困ビジネスとは

貧困ビジネスとは、経済的困窮しがちな者(経済的弱者)を食い物にして儲け業態ビジネスモデルによって事業を営む企業のこと。要するに、相手貧困かこつけ商売である。

「貧困ビジネス」は特定の業種指定する概念ではなく金融人材派遣住宅賃貸など、さまざまな分野において「貧困ビジネス」に該当し得る業態散見される表向き救済者あるいはセーフティネットあるかのようだが、実態困窮者から富を搾取しており、貧困からの脱出妨げている(貧困固定化再生産助長する)、しかもビジネスモデル貧困者からの搾取前提している、といった点が「貧困ビジネス」の特徴とされる

ひんこん‐ビジネス【貧困ビジネス】

経済的困窮した人の弱みに付け込んで利益をあげる悪質事業行為一部家賃保証会社による違法家賃取り立て囲い屋による生活保護費詐取など。貧困ビジネスを行う業者は、社会的企業標榜しながら実際には生活に困窮した状態から抜け出せないようにして不当利潤得ている場合も多い。


貧困ビジネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/24 23:16 UTC 版)

貧困ビジネス(ひんこんビジネス)とは、「貧困層をターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス[1]


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