貧困ビジネス
貧困ビジネスとは
貧困ビジネスとは、経済的に困窮しがちな者(経済的弱者)を食い物にして儲ける業態・ビジネスモデルによって事業を営む企業のこと。要するに、相手の貧困にかこつけた商売である。「貧困ビジネス」は特定の業種を指定する概念ではなく、金融、人材派遣、住宅賃貸など、さまざまな分野において「貧困ビジネス」に該当し得る業態が散見される。表向きは救済者あるいはセーフティネットであるかのようだが、実態は困窮者から富を搾取しており、貧困からの脱出を妨げている(貧困の固定化・再生産を助長する)、しかもビジネスモデルが貧困者からの搾取を前提している、といった点が「貧困ビジネス」の特徴とされる。
ひんこん‐ビジネス【貧困ビジネス】
貧困ビジネス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/26 07:18 UTC 版)
貧困ビジネス(ひんこんビジネス、英: Poverty business)、通称・弱者ビジネスは、困窮している人の弱み、または支援側の善意に付け込んで利益を得る悪質なビジネス。前者は囲い屋などによる生活保護ビジネスなど社会的組織であると表向きに標榜しながら、本質は貧困層をターゲットにした貧困脱却に貢献することなく、実際には困窮した状態から抜け出せないように固定化しながら不当に利潤を得るビジネス。後者は、生活保護受給者が医療費無料を悪用し、薬の不正入手や転売で利益を得ている問題など被支援側の不正ビジネスを意味する[1][2][3][4]。
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