作業指示の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 23:38 UTC 版)
作業指示は、他の意味に取られるような言葉では行わないようにしなければならない。 無電圧にするときに「電源を切れ。」と指示したところ、ペンチで電圧のかかった電線を切断し電気事故になったことがあったため、電力関係の保安操作指示では「開放」・「開く」・「Off」などが用いられる。(通電する際は、「投入」・「入れる」・「On」などと表現する) さらに、かつては短絡接地器具を付ける際に「接地をとる」と言われていたことがあった。しかし、“とる”という表現は、“付ける”のか“外す”のかあいまいであるため、用いてはならない。あくまでも接地は「付ける」か「外す」と表現すべきである。 また、左から何番目などでは無く、機器の正確な名称・番号等で指示し、銘板を指差喚呼してから操作させるべきである。 開閉器、遮断器等の操作時には、指揮監督者の指示を受けたのちに声を出してカウントするよう規定されている事業者もある。(例:○○番投入します。サン・ニー・イチ・投入!など)
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