小田急小田原線相模大野駅構内車両脱線事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「小田急小田原線相模大野駅構内車両脱線事故」の解説
2014年(平成26年)6月19日 18時09分頃(車両脱線、その他の電気事故、輸送障害) 小田急電鉄小田原線の相模大野駅構内にて、隣接する大野総合車両所より出庫して駅ホームへ走行中であった回送電車(小田急1000形ワイドドア車1754F・6両編成)のうち、3・4・6両目の計3両が出庫線と本線が合流する分岐器付近で脱線した。乗客はおらず、乗務員を含め人的被害はなかったものの、パンタグラフが架線を切断し停電が発生、一時小田急全線で運転を見合わせた。その後も事故被災車両の移動や破損した分岐器の復旧に時間を要したことから、小田原線新百合ヶ丘駅 - 相武台前駅間および江ノ島線相模大野駅 - 大和駅間は終日運休となった。 この事故の影響により、19日終電までに上下列車計288本が運休し、事故発生時刻が夕刻ラッシュ時間帯と重なったこともあり約15万人の利用客が影響を受けた。また、特急ロマンスカーおよび地下鉄千代田線への直通列車が翌20日にかけて全面運休となった。
※この「小田急小田原線相模大野駅構内車両脱線事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
「小田急小田原線相模大野駅構内車両脱線事故」を含む「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事については、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の概要を参照ください。
- 小田急小田原線相模大野駅構内車両脱線事故のページへのリンク