小田急小田原線沿線火災による車両火災事故とは? わかりやすく解説

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小田急小田原線沿線火災による車両火災事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「小田急小田原線沿線火災による車両火災事故」の解説

映像外部リンク 小田急線乗客300線路歩いて避難沿線火災YouTube時事通信映像センター2017年9月10日アップ 映像外部リンク 小田急燃えた車両公開今後安全な運行目指すYouTube共同通信社2017年9月11日アップ 2017年平成29年9月10日16時5分頃(列車火災事故小田急小田原線参宮橋駅 - 代々木八幡駅間沿いのボクシングジムが入る建物東京都渋谷区)から出火し、これにより緊急停止した本厚木新宿行き各駅停車小田急3000形電車 (2代)3651F)に飛び火し7号車(前から2両目)の屋根が約15平米焼けた電車引火後小移動し再び止まった乗客300人は全員車外降ろした上で参宮橋駅まで避難誘導実施16時45分頃に避難完了し怪我人はいなかった。小田原線同日16時20分頃から新宿 - 経堂の上下線で運転を見合わせ2133分に運転を再開した。この火災事故影響により小田急線東京メトロ千代田線相互直通運転見合わせる等、運行ダイヤ乱れ生じ、約71千人乗客影響出た緊急停止経緯は、16時11分頃に消防隊から「消火活動をする為電車止めて欲しい」との依頼受けた代々木警察署員が踏切支障報知装置ボタン押し自動列車停止装置ATS)が作動し電車自動停止したものである。運転士確認したところ、火災気付き早急に電車安全な場所に移動させようとしたが、司令所からの承諾に約8分掛かりこの間飛び火した承諾後、新宿方面動かし始めたが、消防士飛び火知らされ、約120m動いたところで再び止めた承諾時間に約8分掛かったことについて小田急電鉄は「安全の確認も必要であり、この度合い時間は必要」としている。なお、沿線火災場合現場手前での停止間に合わない場合通過するのが通例である。 本件火災の原因関し出火場所ボクシングジム関係者が「建物三階タバコ吸った」と語っていることから、代々木警察署出火原因についてタバコ不始末による失火疑い調査をしている。 小田急事故翌日9月11日東京都世田谷区位置する喜多見検車区当該編成報道陣公開屋根延焼について、屋根一部絶縁体であるポリウレタン覆われていて、難燃剤混合しているが延焼することもあると説明した車内公開され7号車化学性の刺激臭があった以外は通常の室内維持されていたことも明らかになった。小田急広報部は「沿線火災による鉄道車両への影響前例がなく、これを教訓とし、どのような対応ができるのか検証する」と話している。なお、該当車両製造元ある日本車輌で修理され2019年4月25日より運用復帰している。 9月12日石井啓一国土交通大臣定例記者会見に於いて国土交通省事務方に対して鉄道線路間近火災発生した場合の、列車の運行消防による消防活動」のあり方等について検証するよう指示すると共に小田急電鉄に対しても「電車運転及び火災対応や避難誘導適切に行われたかどうか関し小田急社内検証するよう」指示したことを明らかにしている。

※この「小田急小田原線沿線火災による車両火災事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
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