鉄道車両への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 02:51 UTC 版)
「空気浮上式鉄道」および「エアロトレイン」も参照 煙突の両側面の除煙板による上昇気流で排煙を客車から遠ざける配慮がある。鉄道車両は重量が大きい為走行に与える空力の効果は表れにくい。 1930年代に世界的に流線型が流行り、日本でも国鉄52系電車、国鉄C55形蒸気機関車、国鉄EF55形電気機関車、国鉄C53形蒸気機関車、国鉄キハ43000形気動車に流線型が採用された。しかし、最高速度が95Km/hに制限されていた当時では、実用上効果がほとんどなく、カバーに覆われているため整備点検が困難等の理由で整備の現場からは嫌われ、カバー付きの車両はカバーを外されることになる。本格的に空力学的効果があったのは、新幹線0系電車以降の新幹線電車のみである。
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